植田真梨恵、レーザー飛び交いリキッドアートが彩った5周年記念ライブ

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植田真梨恵が昨日11月1日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」を開催した。

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)

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デビュー5周年となる2019年に入り、5作品を立て続けにリリースしたり、恒例のライブツアー「Live of Lazward Piano」を実施したりと精力的に活動してきた植田真梨恵。昨日のライブはそんなアニバーサリーイヤーの締めくくりとして行われた。

自身で作ったという繭から登場した植田真梨恵。(撮影:山口渚)

自身で作ったという繭から登場した植田真梨恵。(撮影:山口渚)[拡大]

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)

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定刻を少し過ぎた頃、不穏なSEに乗せて怪しく光るマスクを被ったバンドメンバーのKEI(G)、岩井勇一郎(G)、麻井寛史(B)、車谷啓介(Dr)、西村広文(Key)が、人が入れるサイズの木箱をゆっくり運びながらステージに登場。木箱をステージ中央に置き、植田不在のまま1曲目の「旋回呪文」の演奏をスタートさせる。2016年に東京・赤坂BLITZで行われたライブ「PALPABLE! BUBBLE! LIVE!」を思い出させるような展開の中でライブが始まり、当時と同じく姿は見えずとも植田の歌声が聞こえてくる。すると彼女は木箱ではなく、開演前からステージ上に置かれていた白い繭のオブジェから這い出てくるという、意表を突く形でオープニングを飾って観客の歓声をさらった。

植田真梨恵(撮影:山口渚)

植田真梨恵(撮影:山口渚)[拡大]

ツインギター編成ということもあり、この日のライブはロック色の強い内容に。「流れ星」や「RRRRR」では要所要所でギターリフが楽曲を引っ張り、「泣いてない」は各メンバーのソロパートが観客を盛り上げる。また「壊して」はデジロック風に大胆にアレンジされ、緑や青のレーザービームが場内を飛び交う中で植田は新たな一面をファンに提示してみせた。その後「大切な歌たちを大切に歌っていきます」とファンに語りかけた植田は、テンポチェンジが激しい変速チューン「メリーゴーランド」や切迫感のあるロックナンバー「心と体」、ライブで披露するのは珍しいバラード「kitsch」などインディーズ時代の楽曲を届けていった。

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)[拡大]

懐かしい楽曲を連投したあと、植田は今年発表した「FAR」「Bloomin'」をさわやかに歌唱。「Bloomin'」ではステージ後方のスクリーンにリキッドアートが投影され、視覚的にもファンを楽しませていた。衣装チェンジを挟んで彼女は10月に発表したばかりの「Stranger」を歌い、さらに新曲「WHAT's」もファンにプレゼントした。

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)

「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山口渚)[拡大]

「まだまだいけますか!」とフロアを煽った植田は、「REVOLVER」で会場のテンションを一気に引き上げ、「わかんないのはいやだ」「ふれたら消えてしまう」「夢のパレード」といったキラーチューンを畳み掛ける。「I JUST WANNA BE A STAR」では銀テープが発射され、場内が興奮で包まれた。そして「5年前にこの歌から始まりました」という切り出しから始まったのは、彼女のメジャーデビュー曲である「彼に守ってほしい10のこと」。彼女はステージを端から端まで移動してファン1人ひとりに視線を投げるようにしながら笑顔で歌唱し、本編を締めくくった。

アンコールは「中華街へ行きましょう」でにぎやかにスタート。続くMCで植田は「ワクワクを詰め込んだライブ」がこの日のテーマだったこと、2020年1、2月に東阪ライブ「植田真梨恵 LIVE of LAZWARD PIANO "Academic!"」を開催することを報告した。そして「LIVE of LAZWARD PIANO」の予告編とばかりに西村と2人で「僕の夢」を披露。最後は力強く「変革の気、蜂蜜の夕陽」を届け、5周年記念ライブにピリオドを打った。

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「植田真梨恵 SPECIAL LIVE "PALPABLE! MARBLE! LIVE! -ANNIVERSARY 2019-"」2019年11月1日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. 旋回呪文
02. 流れ星
03. 壊して
04. RRRRR
05. 泣いてない
06. ミルキー
07. ナビゲーション
08. メリーゴーランド
09. 心と体
10. kitsch
11. FAR
12. Bloomin'
13. Stranger
14. WHAT's
15. REVOLVER
16. S・O・S
17. わかんないのはいやだ
18. ふれたら消えてしまう
19. 夢のパレード
20. I JUST WANNA BE A STAR
21. 彼に守ってほしい10のこと
<アンコール>
22. 中華街へ行きましょう
23. 僕の夢
24. 変革の気、蜂蜜の夕陽

植田真梨恵 LIVE of LAZWARD PIANO "Academic!"

2020年1月26日(日)大阪府 ホテルメルパルク大阪 メルパルクホール
2020年2月9日(日)東京都 ヒューリックホール東京

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ゆりっぱ/ゆりポラ @yuripora5052

【ライブレポート】植田真梨恵、レーザー飛び交いリキッドアートが彩った5周年記念ライブ(動画あり / 写真10枚) https://t.co/wm3tbDGC0v

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