EBiDANの全国の研究生を対象とした選抜プロジェクト・BATTLE BOYSが7月7日にライブイベント「BATTLE BOYS LIVE 2019 ~DREAMS COME TRUE~」を開催した。
バトルボーイズサポーター(ファンの呼称)の“応援システム”によって全国のBATTLE BOYSの中から選ばれたBATTLE BOYS 3rd STAGEの全国選抜がメインアクトを務めたこのイベント。全国選抜10人のほか、全国各地のBATTLE BOYSメンバー、BATTLE KiDS、AMEZARI -RED STARS-、オープニングアクトのDAN→JYO、さらにはゲストとして先輩グループの
この日のライブはオープニングアクトの男女混合ユニット・DAN→JYOによるフレッシュなパフォーマンスで幕を開けた。本編がスタートし、学校を舞台にした「With you With me」のミュージックビデオを生で再現するような制服姿のBATTLE BOYS全国選抜メンバーが姿を見せるとフロアからは大きな歓声が上がる。揺れるペンライトの光を見つめた選抜メンバーたちは挨拶をしつつ「With you With me」のコールを使った声出しで会場を盛り上げた。
彼らがイベントタイトルをコールすると、まずはBATTLE KiDSが登場。オリジナルソング「天然Boy!ドジッ子Girl!」など2曲を元気いっぱいに歌い届け、トップバッターの役目を務め上げた。ここからはエリア別のBATTLE BOYSが次々にステージへ上がる形で楽曲をリレーしていく。「Grab a chance」でライブをスタートさせたBATTLE BOYS TOKYOは「Love me up」「my soul」とスタイリッシュな持ち曲を並べ、クールなダンスで魅力を発揮。続くBATTLE BOYS FUKUOKAは4人で「1000km」を歌ったのち、BATTLE BOYS OKINAWAとのコラボで「Sexy Thing」を披露した。OKINAWAが三線の音色を取り入れたハイブリッドなダンスナンバー「チュラパラ」を歌えば、黄色を基調とした衣装で勢いよくステージに現れたBATTLE BOYS NAGOYAは「Don't Let Me Down」をエネルギッシュに歌い踊る。小泉光咲によるアカペラパートや息の合ったハーモニーなど、歌声でも観客を魅了したBATTLE BOYS SENDAIからバトンを受け取りアンカーを務めたのは、BATTLE BOYS OSAKA。登場するなり「盛り上がっていくぞ!」と観客を鼓舞した7人は応援団風の手振りをサビに取り入れたアッパーチューン「Are you?」でパワーみなぎる力強いステージを見せ、しっかりと会場の熱気を高めていた。
怒涛のようなパフォーマンスリレーを終えたのも束の間、「もっともっと盛り上がっていきましょう!」とステージ上段から姿を見せたのはAMEZARI -RED STARS-のメンバー。ダイナミックなアクロバットを盛り込んだ「デイジーワールド」でオーディエンスを惹き付けると、続く「AMEZARI最強No.1伝説」では全員が拳を突き上げてコールを誘う。フロアがチームカラーの赤い光に染まった中で全3曲をつないだノンストップのステージを展開すると、メンバーは笑顔でステージをあとにした。
聴きなじみのあるSUPER★DRAGON「Pendulum Beat!」に乗せてBATTLE BOYSメンバーが舞台上に集結すると、ここで始まったのはBATTLE BOYSによるスパドラのカバーメドレー。思わぬ演出に場内が盛り上がる中、彼らは「The Survivor」を続け、スパドラの持ち味を踏襲するような力強いパフォーマンスを見せる。ファイヤードラゴン「MIKAZUKI」では弓木大和、武藤潤、小泉、長野凌大が切ないボーカルを響かせ、サンダードラゴンの人気曲「リマカブロ」ではおなじみとなっているバイクの陣形のコピーも観客を沸かせた。そして「Untouchable MAX」のパフォーマンス後半、ステージ上段から本家のスパドラがゆっくり登場し、BATTLE BOYSメンバーと共にこの曲を踊るとファンの熱狂は最高潮に達した。
BATTLE BOYSメンバーがステージを去ったのち、真っ白な衣装に身を包んだスパドラの9人は「BAD BOY」をドロップ。ジャン海渡のリードでフロアに「BAD BOY」コールを発生させ、一気に場内をまとめあげていく。野性的なリズムに身体を弾ませる「Ooh! Ooh!」を披露したのち、コミカルな表情や振りを織り交ぜたライブの定番曲「PAYAPAYA」では9人がステージいっぱいに広がってオーディエンスとコミュニケーションを取って楽しげな雰囲気を作り上げた。この曲のクライマックスにはBATTLE BOYSメンバー55人も登場し、サビのダンスをスパドラメンバーと一緒に踊る。圧巻のステージで後輩の晴れ舞台に華を添えたスパドラを代表し、古川毅は「先輩面して出てきましたけど(笑)、このあとも楽しんでください!」とひと言。9人は深く礼をして舞台袖へと姿を消した。
先輩のあとを受けステージに登場したのはSDRとHMVによるプロジェクトで結成された7人組のBATTLE STREET。「COUNTDOWN」で口火を切った彼らは、全身に気合いをみなぎらせながら息の合ったダンスを踊り、メンバーのソロダンスをフィーチャーした「Burn Burn Bomb」まで3曲を駆け抜ける。そしてここで、長野が「大切なお知らせがあります」と告げると、武藤は「本日のライブをもって、僕らはBATTLE BOYSを卒業します」とファンに伝えた。この発表ににわかにどよめく観客の反応を受け止めつつ、彼は「これからはこの7人で、正式なユニットとして活動していくことになります。応援してくれる皆さんと、この先に待つもっと大きなステージに駆け上がっていきたいと思います!」と涙声で誓う。あふれ出るそれぞれの思いを表情ににじませた7人は、最後に「Macanas.」を思い切りパフォーマンス。節目のステージを終え、長野は「これからも僕らは全力でがんばっていくので、応援よろしくお願いします!」と思い切り叫んだ。
BATTLE STREETによるサプライズ発表にざわめきの残る会場に穏やかなムードを運んだのは、ゲスト2組目のさくらしめじ。柔らかなギターの音色と共にスタートした「さんきゅう」では、高田彪我のリードボーカルに田中雅功が優しいコーラスを重ね、2人のハーモニーがじんわりと会場を包み込んでいく。続くポップなアップチューン「てぃーけーじー」では雰囲気を一変させ、BATTLE KiDSのメンバーをステージに招き入れて「一緒に踊りましょうー!」と観客に呼びかけた彪我は、「今はきのこりあん(さくらしめじファンの呼称)と呼ばせてください!」と観客に呼びかけて“てぃーけーじーダンス”で大いに会場を盛り上げる。ラストに2人が届けたのは彪我のスラップギターからなだれ込み、雅功が気だるげなボーカルを聞かせる「でぃすとーしょん」。2人思い切りギターをかき鳴らしながらこの曲を届け、雅功は「引き続きライブ楽しんでいってください!」と呼びかけた。
ライブのトリを務めたのはBATTLE BOYS 3rdの全国選抜メンバー。東日本選抜、西日本選抜の順でステージに現れた10人は、BATTLE BOYS 1stの楽曲「ebidence」でパフォーマンスの口火を切り、目一杯の歌声を豊洲PITに響かせる。続けて「Sha na na」を披露すると、長野は「僕たちBATTLE BOYSが“ebidenceシリーズ”の集大成としてこの大きな豊洲PITに立てていること、歴史の1ページに刻まれました。これからはそれぞれの夢に向かって、1人ひとりがんばっていきます。こんな大きなステージに立てている僕らは世界で一番幸せです!」とBATTLE BOYSを代表して挨拶した。そして弓木は「本日の終演後から、新しいステージがスタートします!」と、これからBATTLE BOYSの4thステージが始まることを報告。「潤! 最後の東西対決行っちゃいますか?」と武藤に語りかけ、10人は最後にBATTLE BOYSの3rdステージのシングル曲「With you With me」をパフォーマンスした。
最後はBATTLE BOYS全員がステージに勢ぞろいし、ラストナンバーとして「LOVE MUSIC」を届けた。客席にテープキャノンが放たれる華やかなムードの中でイベントは大団円。このフィナーレでは、DAN→JYOのDANメンバーである高松アロハ、岡田結都、大橋龍馬、桐山陽向、石田亮太がBATTLE BOYSを卒業してDAN→JYOの活動に専念すること、BATTLE BOYS大阪選抜の東阪でのライブが決定したことがアナウンスされた。出演者たちを見送り舞台上に残った3rdステージ全国選抜メンバーの10人は、武藤の「あれやりませんか?」という提案から、全員で手をつなぐ。観客にも手をつなぐよう呼びかけたところで小泉は「僕たちはBATTLE BOYS全国選抜メンバーでした。ありがとうございました!」と大きく叫び、メンバーは深く一礼して節目のライブを締めくくった。
「BATTLE BOYS LIVE 2019 ~DREAMS COME TRUE~」2019年7月7日 チームスマイル・豊洲PIT セットリスト
01. 独DANJYO / DAN→JYO
02. BOYS&GIRLS / DAN→JYO
03. With you With me / BATTLE BOYS全国選抜
04. Tomorrow / BATTLE KiDS
05. 天然Boy!ドジッ子Girl! / BATTLE KiDS
06. Grab a chance / BATTLE BOYS TOKYO
07. Love me up / BATTLE BOYS TOKYO
08. my soul / BATTLE BOYS TOKYO
09. 1000km / BATTLE BOYS FUKUOKA
10. Sexy Thing / BATTLE BOYS FUKUOKA & OKINAWA
11. チュラパラ / BATTLE BOYS OKINAWA
12. Don't Let Me Down / BATTLE BOYS NAGOYA
13. 真っ白な恋 / BATTLE BOYS SENDAI
14. KIZUNA / BATTLE BOYS SENDAI
15. JUMP / BATTLE BOYS SENDAI
16. Are you? / BATTLE BOYS OSAKA
17. Gera・Gera / BATTLE BOYS OSAKA
18. デイジーワールド / AMEZARI -RED STARS-
19. AMEZARI最強No.1伝説 / AMEZARI -RED STARS-
20. 100億の言葉をキミに / AMEZARI -RED STARS-
21. Pendulum Beat! / BATTLE BOYS
22. The Survivor / BATTLE BOYS
23. MIKAZUKI / BATTLE BOYS
24. リマカブロ / BATTLE BOYS
25. Untouchable MAX / BATTLE BOYS、
26. BAD BOY / SUPER★DRAGON
27. Ooh! Ooh! / SUPER★DRAGON
28. PAYAPAYA / SUPER★DRAGON
29. COUNTDOWN / BATTLE STREET
30. Show Time!! / BATTLE STREET
31. Burn Burn Bomb / BATTLE STREET
32. Macanas. / BATTLE STREET
33. さんきゅう / さくらしめじ
34. てぃーけーじー / さくらしめじ、BATTLE KiDS
35. でぃすとーしょん / さくらしめじ
36. ebidence / BATTLE BOYS全国選抜
37. Sha na na / BATTLE BOYS全国選抜
38. With you With me / BATTLE BOYS全国選抜
39. LOVE MUSIC / BATTLE BOYS
※高田彪我、高松アロハの高ははしごだかが正式表記。
※DAN→JYOの矢印は右矢印左矢印が正式表記。
関連商品
SUPER★DRAGON「3rd Identity(WIZY盤)」
[CD] 2019年8月14日発売 / SDR / ZXRC-2051
リンク
- BATTLE BOYS/バトルボーイズ 公式サイト
- BATTLE STREET 公式サイト
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