歌もの新世代、長谷川健一の新作を山本精一ら13人が激賞

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京都出身のシンガーソングライター、長谷川健一が6月16日にニューアルバム「震える牙、震える水」をリリースする。

アルバム「震える牙、震える水」ジャケット。

アルバム「震える牙、震える水」ジャケット。

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2007年に船戸博史(ふちがみとふなと)プロデュースのアルバム2枚を同時リリースし、官能的かつ優しくも切ない世界観で、歌ものシーンの新世代として多くのアーティストや音楽ファンから注目を集めた長谷川健一。今回のアルバムには山本達久(Dr)、石橋英子(Pf、Cho)、船戸博史(Cb)がレコーディングメンバーとして参加し、長谷川の繊細な歌声を静かに穏やかに盛り上げている。

すでに制作段階から多くの賛辞が寄せられていた「震える牙、震える水」。この作品のリリースを祝すべく、数々のアーティストから激賞のコメントが続々と到着している。

山本精一コメント

ウラとオモテを見せながら舞うコトバ、光と闇を映しながらたたずむ風景、それらを、ただ、そこに居て、見たり、触ったり、聴いたりしながら、そのありのままを長谷川健一は歌うのだが、彼の心象風景を通って出てくるコトバや風景は、もはや以前の色とは明らかに違った色、カタチを見せながら、不思議なやさしさと強さを持つうたに結実する。彼は間違いなく天性の詩人(うたい手)である。

石橋正二郎(F.M.N.SoundFactory)コメント

音の生まれる瞬間の喜びと消え去る時の愛おしさをあわせ持つ、倍音豊かな声は相変わらずの素晴らしさだが、この新作で全く当たらしい地平に立ったハセケンがいる。心の奥深くに染みこむような静かで深い音は変わらない。しかし今作では聴いていると今とは全く違う場所に連れて行かれる。恐れと喜びに満ちた場所に、未知の処へ。

pocopen(sakana)コメント

ゆっくりと形を変えていく夜明けの雲のような和音に、はりさけるような気持を静かに美しく歌う声に、愛を感じます。土や風や、あとは何だろう?自分に会いにやってきてくれたその香りは、悲しいようで清々しく、不思議な気持にさせられます。息をするのも忘れそうなくらい、すてきなアルバムです。心からの敬意と感謝をこめて。

西脇一弘(sakana)コメント

長谷川さんは少し離れたところから、自分にむかって歌っているみたいに思う。語るつもりなどなかったことが、河のように溶け出して、きっとたくさんの人の心に触れる。

渕上純子コメント

聴いてしまうのに、部屋の中を勝手に流れていってくれるような。入ってくるのに、自分のことはそっとしておいてくれるような。この素晴らしい音楽が、流行歌としていろんな人の日々を彩りますように。

見汐麻衣(埋火)コメント

十年前の今日、昨日の午後。どれか一日でもかけていたら、「今」はないんだな。ハセケンさんの歌を聴いていると、なんでもなかった歩みの重さも、悲しみも、しあわせだったと思うことも、その都度に吐き捨て続けてきた言葉の残骸全てが形を成し「今」になり、「明日」を想い描ける。音楽は、誰かに所有されるようなものではないからこそ、色んな人々の人生の「ある時」に偶然か必然か、この歌達が出会った時、その人々の心を耕していけるものなんだと、ハセケンさんの音楽を聴いていたら改めてそう思いました。また、ライブにも行きます! ハセケンさんの歌は、今を生きてる人への「たまもの」だと思う。

ゆーきゃんコメント

ハセケンの歌を、10年前から聴いています。いつも夜の向こう側からそっと呼びかけてくる、やさしい影のようだったハセケンの歌。それが、いま朝日を浴びながら、こちらへ歩いてくる。あゆみのひとつひとつが、声になり、ことばになり、メロディになって、やがてはついに、わたしの前で立ち止まる。

その姿は、まぎれもなく「人間」そのものでした。生まれたての、まっすぐなまなざしをもって、力強く大地を踏みしめる「人間」そのものでした。生きているあいだに、こんなにもまぶしい歌と出会えて、しあわせです。ありがとう。

竹久圏(KIRIHITO、GROUP、umi no yeah!!、younGSounds)コメント

なんて美しい描写なのだろう。声、言葉、世界観、それをとりまく音色たち。すべてが生きるために伴う葛藤に直結している。こういった音楽に僕等は救われるべきなのだ。どうか皆さん、存分に聴いてください。何度でも 何度でも。

内橋和久コメント

正直言って、数年前に彼の歌声を初めて聴いたときはピンとこなかった。でも、それから数年後2度目に聞いた時は、彼だってすぐわかった。それ以来彼の歌声はいつも僕のそばで温かく響いている。

細馬宏通(かえる目)コメント

歌に地面がある。ピアノを得たハセケンが、足に土をつけたまま、どしどし歩いて行く。きいたことのない危うさをまといながら。さては。これは(きいているわたしも)まだ行ったことのない何処か。

浜田真理子コメント

揺れる水面のような声にのって、そのままどこまでも流されてみたい気がします。

麓健一コメント

涙を流そうなんて思わないで。私たちの半分は水で出来ているんだよ。水がこの歌たちに共鳴して 震えているんだよ。歌うのは 乱れ、崩れ落ちるため? 乱れて 崩れ落ちた場所から 戻ってくるため? 荒野を見てしまう僕らの目よ。これはあなたに歌いたかった歌。あなたに捧げたかった歌。

佐々木敦コメント

震える声、震える歌、震える僕たちの日常を、震える私たちの世界を、長谷川健一は美しく儚い震えとともに、語り、描く。 音楽がいちばん天上に近くなる瞬間、音楽がいちばん深い何処かに至る瞬間を、彼の「震え」は教えてくれる。

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