山口俊樹(G)、鴇沢直(Key)、菊嶋亮一(Dr)、北川淳人(B)の4人からなる南端バンド、略して“バタバン”を引き連れてステージに登場した南端はまず、3月27日に発売されたデビューミニアルバム「Clarity」から「センチメートル」「言えなかったサンキュー」「Cherry moon」を披露。「遠足の前の日の小学生」のように前日からライブを楽しみにしていたという南端は、同じくこの日を楽しみに待っていたファンに向け満面の笑顔で手を振った。
次のブロックでは「雰囲気が似ていると言われてうれしかった」という原田知世の楽曲から2曲をカバー。大ヒット曲「時をかける少女」は本家と同じあどけなさの残る歌声で、1990年のアルバム曲「Tears of Joy」ではピアノとアコースティックギターの音色を軸としたシンプルなアレンジで大人びた表情を見せた。オリジナル曲「Reach the sky」まで3曲続けて歌った南端は、ここでライブを支えるバタバンのメンバーを1人ずつ紹介。そして、ここまで座って鑑賞していた観客に「立っていいんですよ? 立ってください!」と呼びかけ、seven oopsのカバー「フォーリン・ラブ」でライブ後半に弾みを付ける。同じくseven oopsのカバー「FLY」ではタンバリンを鳴らし、観客もハンドクラップでリズムを刻んだ。
16ビートのナンバー「Always the sun」をさわやかに歌った南端は、「『Clarity』ができあがってサンプルをいただいたときも、リリースイベントでお店に『Clarity』が並んでいるのを見たときも、すごくすごくうれしくて。今日はこうして初めてバンドメンバーさんを迎えて、大きな会場で1stワンマンができました。まだ皆さんが知らない南端まいなをもっともっと見せていけるように、もっともっとがんばっていきたいと思います。ここからまた新しいこと、挑戦したいこと、皆さんと一緒に見たい景色がまだまだたくさんあります。いっぱいいっぱいがんばりますので、最後まで南端まいなを見ていてください」と所信表明。そして「私自身の皆さんへの思いを込めて、しっかり伝えていけたらと思います」と、ここで新曲「君のピュアネス」を初披露した。最後は「Clarity」のラストナンバー「青い風」でフィニッシュ。さらにアンコールでもう一度「Always the sun」を歌い、南端は元気にジャンプして令和元年初ライブを締めくくった。
また南端はアンコールで2つの最新情報を報告した。1つはtvkで放送中の番組「関内デビル」へのレギュラー出演。5月10日(金)の放送より隔週でレギュラーコーナーを持つという。そしてもう1つは、本日初披露された新曲「君のピュアネス」のリリース情報。7月3日に配信シングルとしてリリースされるとのことなので、ファンは楽しみにしておこう。
なお昨日4月30日には、デビュー作「Clarity」収録曲「Reach the sky」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
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南端まいなワンマンライブ ~Firsts~
2019年5月1日 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE 昼公演セットリスト
01. センチメートル
02. 言えなかったサンキュー
03. Cherry moon
04. 時をかける少女(オリジナル:原田知世)
05. Tears of Joy(オリジナル:原田知世)
06. Reach the sky
07. フォーリン・ラブ(オリジナル:seven oops)
08. FLY(オリジナル:seven oops)
09. Always the sun
10. 君のピュアネス
11. 青い風
<アンコール>
14. Always the sun
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