UNISON SQUARE GARDEN、沖縄ツアーファイナルで15周年への誓い新たに

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UNISON SQUARE GARDENの全国ツアー「UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2019『MODE MOOD MODE ENCORE』」の最終公演が、3月21日に沖縄・ミュージックタウン音市場にて行われた。

UNISON SQUARE GARDEN(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

UNISON SQUARE GARDEN(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

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2018年1月にアルバム「MODE MOOD MODE」をリリースし、このアルバムのレコ発ツアーを4月から11月にかけて行ったUNISON SQUARE GARDEN。今回の「MODE MOOD MODE ENCORE」はこのツアーの追加公演として、今年2月から16公演にわたって開催された。

斎藤宏介(Vo, G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

斎藤宏介(Vo, G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

開演時刻を迎えてステージにメンバーが姿を現すと、オーディエンスの大歓声と指笛がフロアに響いた。逆光に照らされた3人が最初に奏でた曲は「OwnCivilization(nano-mile met)」。鮮烈なサウンドで場内に緊張感をもたらしたあとは「場違いハミングバード」で観客のテンションを急上昇させる。斎藤宏介(Vo, G)の涼やかな歌声で幕を開けた「Invisible Sensation」では鈴木貴雄(Dr)が刻む軽快なビートがフロアを揺らし、「桜のあと(all quartets lead to the?)」ではステージ狭しと飛び回りながら演奏する田淵智也(B)の姿に観客が沸き返った。

田淵智也(B)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

田淵智也(B)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

斎藤は沖縄のファンに「UNISON SQUARE GARDENです! 沖縄の皆さんこんばんは、最後まで自由に楽しんでいってください」と挨拶し、「等身大の地球」を奏で始める。間奏では田淵のベースソロに乗せて、フロアからハンドクラップが沸き起こった。その後は華やかなイントロで始まった「アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")」、イントロのフレーズから観客が狂喜した「シュガーソングとビターステップ」といったアッパーチューンが連発された。「フィクションフリーククライシス」では赤いライトに照らされたステージで3人が緻密なアンサンブルを奏で、場内の空気を徐々に変えていった。

鈴木貴雄(Dr)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

鈴木貴雄(Dr)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

「静謐甘美秋暮抒情」のイントロはベース、ドラム、ギターが順に重なっていくアレンジで、楽曲の世界を観客にじっくりと伝える。さらに「夜が揺れている」では斎藤の哀切な歌声と重厚なバンドサウンドが絡み合い、フロアを圧倒した。「オーケストラを観にいこう」の壮大なアンサンブルにオーディエンスはうっとりと聴き入り、アウトロが終わると一瞬の静寂のあとに大きな拍手で3人の演奏を称えた。

ジャケットを被ってドラムソロを披露する鈴木貴雄(Dr)と、サポートする田淵智也(B)、斎藤宏介(Vo, G)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

ジャケットを被ってドラムソロを披露する鈴木貴雄(Dr)と、サポートする田淵智也(B)、斎藤宏介(Vo, G)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

田淵のベースソロ、斎藤のギターソロから始まった「fake town baby」で場内は再びヒートアップ。「Catch up, latency」に続く鈴木のドラムソロでは、ジャケットで目隠しをした鈴木の華麗なプレイ、さらに田淵が持つビブラスラップや斎藤が掲げたボンゴを叩く姿にオーディエンスが大いに盛り上がっていた。「MIDNIGHT JUNGLE」でフロアを狂乱状態に導いたあとは「君の瞳に恋してない」、そして本編最後の楽曲として「ガリレオのショーケース」を演奏。3人は大歓声に見送られてステージをあとにした。

アンコールの声に応えて再びステージに現れた3人はまず、この季節にぴったりな「春が来てぼくら」を演奏。柔らかなサウンドで観客を魅了した。演奏を終えた斎藤は「ツアー本編で回れなかったところがあるから、と今回の『ENCORE』をやりました。沖縄の皆さん、お待たせしました」と沖縄のファンとの再会を喜んだ。ユニゾンの沖縄公演は2016年12月のツアー「Dr.Izzy」ファイナル公演以来。斎藤は「記憶が確かなら前回『指笛を練習しとくわ』と言ったはずなんだけど、あのとき実は楽屋に戻ってやってみたら成功して……(笑)」と言いつつ、再びファンの前で指笛にトライするが今回も失敗に終わる。「俺、できるようになったよ」と豪語した鈴木も音が鳴らせず、斎藤は苦笑いで「みんなうまいよね、ほんとに」と沖縄のファンの腕前に感嘆していた。

左から斎藤宏介(Vo, G)、田淵智也(B)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

左から斎藤宏介(Vo, G)、田淵智也(B)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

その後、斎藤は結成15周年の新たな企画をツアーファイナルに集まったファンに向けて発表。シングルカップリング集の発売日や収録内容、さらに豪華アーティストが参加するトリビュートアルバムが「15年の誕生日」である7月24日にリリースされることを告知し、フロアを大いにどよめかせた。大喜びするファンに向け斎藤は「15年やってきたけど、来年もいい曲をいっぱい作って、沖縄でまたライブがやれるようがんばります」と誓いを新たにした。

アンコール2曲目の「crazy birthday」ではフロアから「happy birthday!」の声が起こり、さながら15周年の誕生日を一足先に祝うような光景が広がった。場内の照明が灯され、明るくなったフロアに最後に届けられたのは「Dizzy Trickster」。斎藤は「皆さんおつかれさまでした! またね!」と笑顔で叫び、田淵と鈴木も充実した表情で会場を見渡していた。

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2019「MODE MOOD MODE ENCORE」 2019年3月21日 ミュージックタウン音市場 セットリスト

01. OwnCivilization(nano-mile met)
02. 場違いハミングバード
03. Invisible Sensation
04. 桜のあと(all quartets lead to the?)
05. 等身大の地球
06. Silent Libre Mirage
07. アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")
08. シュガーソングとビターステップ
09. フィクションフリーククライシス
10. 静謐甘美秋暮抒情
11. 夜が揺れている
12. クローバー
13. オーケストラを観にいこう
14. fake town baby
15. Catch up, latency
16. MIDNIGHT JUNGLE
17. 君の瞳に恋してない
18. ガリレオのショーケース
<アンコール>
19. 春が来てぼくら
20. crazy birthday
21. Dizzy Trickster

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\(OAO)hiRoki(OAO)/ @hiRoki_add9

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いいなーユニゾン観たいなー10年くらい観てないなー

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