小説「ニムロッド」は、仮想通貨を採掘する新規事業を任されたIT企業社員・中本哲史を主人公として、あらゆるものが情報化した社会の生きづらさを描いた作品。受賞後の記者会見の最後に「何か言い残したことはないか」と問われた上田は「僕の好きなロックバンドのPeople In The Boxの『ニムロッド』という同名曲がすごく好きで、このタイトルでいつか小説を書きたいと思っていたので書けてよかったです」とバンドと楽曲への思いをコメントした。
People In The Boxの「ニムロッド」は、2012年1月にリリースされたミニアルバム「Citizen Soul」の収録曲。YouTubeでは同曲のミュージックビデオが公開されている。
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- 芥川龍之介賞|公益財団法人日本文学振興会
- People In The Box「ニムロッド」 - YouTube
- People In The Box Official Site
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Kikuko Usuyama @usuyama
このコメント、作家にとっては、きっと受賞したら最も言いたかったことだろうし、バンドも最高に嬉しいだろうな〜。→People In The Boxの曲名冠した上田岳弘の小説「ニムロッド」が芥川賞受賞 - 音楽ナタリー https://t.co/lAItddYMH6