12012、kannivalismらが白熱ライブバトルで満員AX圧倒
2010年5月7日 13:53 1
FWDとその系列会社に所属するバンドが参加するライブイベント「EXTRA-TERRITORIAL」の東京公演が、5月5日にSHIBUYA-AXにて行われた。
このイベントは宮脇渉(
フロントアクトを務めた東京ミカエル。に続いて、トップバッターとしてDOG inTheパラレルワールドオーケストラが登場。奇抜なビジュアルでオーディエンスの視線を釘付けにする一方で、サイケデリックかつポップな楽曲を連発しフロアをにぎわせた。
続いてカラフルなファッションに身を包んだBugLugが登場。彼らはコール&レスポンスを盛り込みながら、新人らしいフレッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げた。荘厳なSEをバックに現れたのは、大佑と黒の隠者達たち。黒いフードで顔を覆った彼らは、6月2日にリリースされる1stシングル「翻弄」などを演奏。オーディエンスは、フロントマンの大祐のエモーショナルな歌声や、カリスマティックな佇まいに魅入った。続いて現れたboogiemanは、デジタルビートとバンドサウンドが融合した楽曲でオーディエンスを踊らせる。またリリースしたばかりの「キジョウノ空論」も披露してファンを喜ばせた。
後半戦に突入したところで12012が登場し、アグレッシブなパフォーマンスでオーディエンスを圧倒。MCでは宮脇が「俺の頭の中で考えて4年。みんなでいろいろ話してこのイベントをやってきて、新しい何かが今生まれてる気がします」と熱いメッセージを届ける場面もあった。トリを務める kannivalismのライブは、怜(Vo)の「みんな一緒にkannivalismしようぜ!」という掛け声からスタート。エネルギッシュなステージで、オーディエンスの笑顔を誘った。
そしてイベントの最後を飾るセッションコーナーでは、宮脇(Vo)、圭(G)、ユアナ(G/boogieman)、燕(b/ugLug)、大佑(Dr)の5人が登場。事務所の先輩であるDIR EN GREYの「CHILD PREY」を、DIR EN GREYのメンバーから借りたという機材を使って演奏し、3都市で展開したツアーを締めくくった。
出演者コメント
毎回トップバッターをやらせてもらって。やるたびにこんなに悔しくなってこんなに熱くなって、それでも楽しい。音楽って凄いなと思いました(春/DOG inTheパラレルワールドオーケストラ)
自分たちが一番アピールできる勢いを出したんですが、もっとやれましたね。アソビ足りない。先輩たちはやっぱ凄いです。それを体験したんで自分たちももっといろんなことに挑戦したいと思います(一聖/BugLug)
ぬるま湯のような音楽業界に鉄槌を喰らわしてやろうと、全国にどんよりとぶ厚い負のオーラの雲を広げ、結果的には怒りの雷が落とせたのではないかと思います(大佑/大佑と黒の隠者達)
ポジション的に自分たちは真ん中ぐらいなんで、思惑通り、いい感じでぐじゃぐじゃに引っ掻き回せたんじゃないかなと。イベント自体、刺激的で勉強にもなった(ジュンノ/boogieman)
すげー刺激になったしめっちゃ楽しかった。事務所のなかに仲間感も生まれてきて、ホントにやってよかった。このイベントの趣旨がお客さんにも伝わってて欲しいです(宮脇/12012)
バンドっていうものをミュージシャンの手に取り戻すっていう気持ちを各々がイベントを通して確認したと思うし、バンドそれぞれ自信を持って世の中に自分たちを伝えていけばいいってこともはっきりした。またやりたいですね(圭/kannivalism)
リンク
- DOGinTheパラレルワールドオーケストラ
- BugLug Official Website
- the studs official web site
- boogieman officialsite
- 12012 official site
- kannivalism OFFICIAL SITE
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音楽ナタリー @natalie_mu
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