22/7がデビュー1周年の日に冠番組イベント開催、念願の新キャラクター発表に号泣

22/7が昨日9月20日に東京・マイナビBLITZ赤坂にてライブイベント「22/7 計算中 Special Event」を行った。

本公演は7月よりTOKYO MX、BS11、AbemaTVで放送中の冠番組「22/7 計算中」のスペシャルイベントとして開催されたもの。この番組では22/7メンバーがモーションキャプチャスーツを着て収録に臨み、それぞれが演じるキャラクターとしてMCの三四郎とトークを繰り広げているほか、頭にカメラを装着してキャラクター視点のロケ企画にチャレンジしている。彼女たちは昨日のイベントで三四郎が進行を務める番組の企画コーナーと、8月に発表した最新シングル曲「理解者」などを披露するライブパートを満員の観客の前で繰り広げた。

最初に2ndシングル曲「シャンプーの匂いがした」を披露してイベントの幕を開けた22/7は、1人ずつ元気よく自己紹介。続く番組の企画コーナーは「22/7 計算中」ならぬ「346 計算中」と題して実施され、普段キャラクターの姿で出演しているメンバーはそのままの“リアル”な格好で、三四郎はステージ上には登場せずパネルに映し出される2人の特徴を捉えたキャラクターを演じながらトークを展開した。このコーナーでは三四郎が頭にカメラを付けて東京・原宿でのロケに挑戦し、現地で撮影してきた写真のうちどちらが“インスタ映え”するかを22/7がジャッジする「インスタ映えキング決定戦」が行われ、接戦のうえ小宮浩信が勝利。また三四郎はうさぎのぬいぐるみ、スンドゥブ、チョコレート、高級ツナ缶、オリジナルのスニーカーなど、メンバー1人ひとりに原宿のお土産をプレゼントし、からし入りのたこ焼きを贈呈された倉岡水巴は大きくリアクションを取ろうとするも、からしの量が微量だったため不発に終わっていた。

後半のライブパートは「理解者」でスタート。2曲目に「理解者」のカップリング曲であるエスニック調のナンバー「絶望の花」を届けた22/7は、担当キャラクターのいないメンバーである涼花萌、高辻麗、武田愛奈をステージに加え、「不確かな青春」「叫ぶしかない青春」といった青春ソングを11人で披露した。さらに彼女たちは疾走感あふれる楽曲「韋駄天娘」「未来があるから」をキレのあるダンスと共に熱演し、ちょうど1年前の昨年9月20日に発表したデビューシングルの表題曲「僕は存在していなかった」でライブ本編を締めくくった。

アンコールに応えて再びステージに登場した22/7は、メンバー全員で「11人が集まった理由」を歌唱。エンディングでは倉岡が演じる河野都、帆風千春が演じる佐藤麗華、海乃るりが演じる戸田ジュンのバーチャルYouTuberとしての活動がスタートすること、10月7日に徳島・徳島市のアニメイベント「マチ★アソビ」眉山山頂特設ステージで行われる「The Moving Pictures Festival」に22/7がオープニングアクトとして出演することが発表された。

その後メンバーがキャラクターではなく“リアル”の姿の三四郎を迎えてトークで盛り上がっていると、ステージ上のスクリーンに突如「新メンバー追加決定!!」という文字が。会場が騒然とする中、これまで配役のなかった涼花、高辻、武田の担当キャラクターが発表されると場内は歓喜に包まれ、悲願が叶った11人は抱き合って号泣。武田は「いつも3人だけどうすればいいかわからなくて。でもキャラクターをいただけて番組にも参加できるのがすごくうれしいです。キャラクターと共に一緒に成長していけたらいいなと思います」と意気込みを述べ、涼花はほかのメンバーが泣いて喜ぶ姿を見て「泣かないと決めていたんですけど、8人がそんなに私たちのことを思ってくれてたんだなと知ったら泣いてしまいました」と涙した。そして高辻が「本当に8人と3人に分けられていることにずっと苦しんできたんですけど、8人も同じ気持ちだったんだなと改めてわかったし、この節目の日にこれから11人でがんばっていけるという希望が湧いてきました」と語ったあと、最後にリーダーの帆風が「3人にキャラクターができたのもみんなが22/7を好きでいてくれたからだと思います」「メンバー11人、キャラクター11人で22という数を背負って、もっともっとできることが増えてくると思います。皆さんもっともっと楽しませることができると思います。これからも22/7に付いてきてくれますか!?」とファンに呼びかけてイベントを締めくくった。

なお涼花演じる神木みかみは黒星紅白が、高辻演じる東条悠希は渡辺明夫が、武田演じる柊つぼみは岸田メルがキャラクターデザインを担当する。