彼らがファンクラブ限定イベントを行うのは2016年7月に行われた沖縄でのイベント以来、およそ2年ぶり。今回のクルージングイベントは乗船人数が限られており、当日は運よく入場権を手に入れたファン約120名が参加し、吉田山田との交流を楽しんでいた。なお本稿では1日2回行われたうち、第2部の模様をレポートする。
船が出港し、展望ダイニングで参加者に食事が振る舞われると、さっそく吉田山田の2人がドリンクを手に登場。吉田結威(G, Vo)は自身の“夏嫌い”にちなんだオリジナルカクテル「吉田 夏キライブルー」を、山田義孝(Vo)はイベント当日が母親の誕生日であることを受けて名付けられたカクテル「山田和子レッド」を手に、グラスを傾けて乾杯の音頭を取った。その後、吉田山田は甲板に移動してファンとの記念撮影を実施。快晴の下で潮風が吹くロケーションで、2人はファンとの会話を楽しみながら撮影に臨んでいた。
イベント参加者全員との撮影を終えたあとには、メインダイニングにて抽選会が行われた。この抽選会では事前に山田が購入したアイテムがプレゼントされたほか、吉田と山田がそれぞれ持ち寄った私物を出品。吉田が愛用の香水や撮影で使用したTシャツなどを持ってきたのに対し、山田は自身がプレイしたデータが入った「スーパーマリオブラザーズ3」のカセットや、鳥取県の“ご当地キャラクター”であるネギマンの自由帳といった“珍品”を持ち寄り、ファンから微妙な反応をされるひと幕も。無事、すべてのアイテムの抽選が終わったところで、吉田山田のライブが実施された。
吉田が10月31日発売予定のアルバム「欲望」から「もし」と「虹の砂」どちらを披露するかリクエストを募ったところ山田からのリクエストもあり、2人は「もし」をパフォーマンス。西日が海面をキラキラ照らす景色を眺めながら、ファンは体を揺らして彼らのライブを楽しんでいた。吉田が「もう1曲新曲いっちゃおうかな」と話して歌い始めたのは、加山雄三の「君といつまでも」。このアドリブに山田はとっさに乗っかり、「幸せだなあ」で始まる台詞のパートでしっかりとファンへの感謝の気持ちを伝えた。またこの日のイベントでは吉田が作曲した未発表の楽曲「泣き笑い」を演奏。計3曲を歌い終えたところで船が船着き場へと到着し、クルージングイベントはお開きとなった。
イベントの最後には吉田山田の2人がお見送りを実施。彼らはイベント参加者1人ひとりとしっかりと握手を交わし、ファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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