Jesus!サマラブ!“全員ボーカル”の新曲!超特急の夏、サマステで賑やかに幕開け

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超特急が本日7月23日に東京・六本木ヒルズのSUMMER STATION LIVEアリーナで行われたライブイベント「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」に出演した。

「Jesus」を初披露した超特急。(撮影:深野輝美)

「Jesus」を初披露した超特急。(撮影:深野輝美)

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「SUMMER STATION」には3年連続3度目の出演となる超特急。開演時刻を迎えるとステージ左右に設置されたビジョンに舞台袖でスタンバイする6人の姿が映し出される。カメラに向かって顔を寄せた彼らは、ユーキの「お前ら、楽しむ準備できてんのかー!」という声を合図にステージへと飛び出し、「OVER DRIVE」でライブの幕を切って落とした。

「Summer love」でタカシ(左)をハグするユーキ(右)。(撮影:深野輝美)

「Summer love」でタカシ(左)をハグするユーキ(右)。(撮影:深野輝美)[拡大]

カイが「お前ら、声出せるかー!」と8号車(超特急ファンの呼称)に呼びかけると8号車はメンバーの動きに合わせて「オイ! オイ!」と大きな声を上げ、会場は早くも大きな一体感に包まれる。ファンの熱狂を受け止めたリョウガは「超特急の夏、始まったぞ!」と叫び、6人は2曲目に彼らの夏のキラーアンセム「Summer love」をドロップ。イントロのダンスパートではタカシとユーキが勢いよくステージセンターに躍り出て、ユーキは満面の笑みでタカシをハグした。底抜けに明るいサウンドに乗ってダンサーが舞台上に夏の情景を描き出すと、タカシはまっすぐにオーディエンスを見つめて「I love you, baby?」とつぶやいてみせる。“夏の到来”を告げる彼らのパフォーマンスに、日暮れのアリーナには割れんばかりの歓声が何度も響き渡っていた。

ユースケが「サマステー!」と叫び、タクヤは衣装のベストの片袖が脱げるまで暴れた「超えてアバンチュール」で一層の熱狂を誘った6人は、ここで8号車へ向けたサプライズを用意した。続けて披露されたのは未発表の新曲「Booster」。見慣れぬダンスフォーメーションからユーキ、カイ、リョウガが威勢のよいラップを次々に叩き付けると、会場にはどよめき混じりの歓声が広がる。この曲はダンサー5人のラップとタカシのボーカルが絡み合うパワフルなダンスチューンで、6人は体をリズミカルに弾ませるエネルギッシュなダンスを踊り歌いながら、超特急の新しい表現の形をオーディエンスに提示した。

超特急(撮影:深野輝美)

超特急(撮影:深野輝美)[拡大]

MCではリーダーのリョウガが「すごい熱気ですね! 気温にプラスして、皆さんの熱がビシビシ伝わってきます」と熱狂を受け止める。カイは日中の酷暑が残る会場の環境を気に留めて「水分、塩分しっかり摂ってくださいね!」と観客に呼びかけた。メンバーも8号車も一緒にしばしクールダウンしたブレイクタイムを経て、リョウガの「すっと落ち着くような雰囲気を楽しんでもらいたいと思います」という声と共に届けられたのは切ない別れを歌うミドルチューンの「refrain」。野外ライブでは珍しい楽曲のセレクトに会場が色めき立つ中で6人は感情豊かな表現を見せ、タカシは遊びのあるボーカルワークで楽曲の世界観を一層深めていた。

コカ・コーラを笑顔でアピールする超特急。(撮影:深野輝美)

コカ・コーラを笑顔でアピールする超特急。(撮影:深野輝美)[拡大]

続く「We Can Do It!」では艶めかしいラインダンスを踊りながら8号車に鋭い視線を投げ、「Turn Up」では無心のヘッドバンキングで熱狂を誘うなど、曲を重ねるごとに異なる顔を見せる6人は、「浮つきWAVES」で「サマステ」ならではの変化球パフォーマンスを見せる。曲中「暑すぎる! もう汗だくなんですけどー!」「喉カラカラで歌われへん!」と言うカイとタカシの悲鳴を聞いたタクヤは「……飲んじゃう?」とニヤリ。するとコカ・コーラのテントからステージ上へ、キンキンに冷えたコカ・コーラがデリバリーされた。全員がペットボトルを手にすると、リョウガは「CMがいただけるように、カッコよくアピールしてみない?」と下心をのぞかせる。彼の提案に乗ったメンバーはおいしそうにコーラを飲むと「……(一緒に)飲む?」(タクヤ)、「このひとときを一生忘れない!」(ユーキ)、「飲み合いっこしよう!?」(ユースケ)、「ハア……おいしい!」(カイ)、「コーラは僕にとって血液と同じ!」(リョウガ)と決め顔でカメラにアピール。しまいには「コーラ! コーラ!」とファンと一緒に“コーラコール”を巻き起こし、タカシは「めっちゃ大好きコカ・コーラ!」という替え歌で「CMお待ちしてます!」とトドメを刺していた。

リョウガ、ユーキ、タカシとカイ、タクヤ、ユースケの2手に分かれてステージサイドまで歩みを進め、ファンのすぐ近くで声を求めた「HOPE STEP JUMP」でライブはラストスパートへ。本編ラストの「SAY NO」ではユースケが「みんなと一緒に騒ぎたい!」と一層の声を求め、タカシも汗を光らせながら「騒げ!」とユースケに続いた。シュールかつパワフルなダンスで盛り上がるこの曲で本編を終えた6人は、右手を挙げて全身を震わせる最後のポーズを決めながら舞台袖へとハケていく。興奮冷めやらぬ会場にはすぐに「超特急!」とアンコールの声が上がり、この声を受けた6人は再びファンの前へ姿を見せた。

超特急(撮影:深野輝美)

超特急(撮影:深野輝美)[拡大]

アンコールではメンバーがライブ前に3時間特番「超特急のenjoy3時間SP!!!」の収録に臨んでいたことがユースケの口から明かされ、リョウガは「ライブの模様を含めてお届けできると思います。詳細を楽しみにしていてください」とファンの期待を煽った。さらに、カイは今週末の7月28日(土)からスタートするテレビ朝日系「土曜ナイトドラマ『ヒモメン』」の番組告知を行い「今日はこのドラマの主題歌の『Jesus』を初披露しちゃいます! 一緒に踊れるところは踊って、楽しんで行きましょう!」と呼びかける。この日最後のナンバーとして初披露された「Jesus」で、6人はクールとコミカルを瞬時に行き来する超特急らしいパフォーマンスを表情豊かに8号車へと届け、8号車もサビのキャッチーな“Venusポーズ”をメンバーと一緒に踊って盛り上がった。新曲2曲の初披露にCMキャラクター獲得を狙う“下心”満載のアピール、暑さを“熱さ”で吹き飛ばすほどの全力パフォーマンスと盛りだくさんの11曲で超特急の夏の幕開けを告げた6人。汗を光らせながら深く一礼したメンバーを代表し、リョウガは最後に「沢山汗をかいたと思います。コカ・コーラを飲んでリフレッシュして! また明日も新しい1日を楽しんでいきましょう!」とさわやかに呼びかけていた。

超特急「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」2018年7月23日 SUMMER STATION LIVEアリーナ セットリスト

01. OVER DRIVE
02. Summer love
03. 超えてアバンチュール
04. Booster
05. refrain
06. We Can Do It!
07. Turn Up
08. 浮つきWAVES
09. HOPE STEP JUMP
10. SAY NO
<アンコール>
11. Jesus

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タント・ド・シホ @vertetquatre

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