梅雨の晴れ間に届けた歌声、風男塾「君色々移り」イベントツアーお台場で終幕

風男塾が6月17日に東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にてニューシングル「君色々移り」のリリース記念イベントを実施した。

「君色々移り」は6月13日にリリースされた彼らの最新作。広場に設けられた特設ステージに姿を見せた6人は横1列に並ぶと、「男装レボリューション」でパワフルにライブをスタートさせた。

そのまま「君色々移り」のカップリング曲「Welcome to my familia」へつなぎ、威勢のいいセリフ回しや挑発するような目つきで踊るダンスで盛り上げた彼らはこの曲を終えると自己紹介。そして愛刃健水は「雨の予報もあったけど、皆さんのお陰で晴れました！ 今日はイベント最終日です」と梅雨の晴れ間に感謝する。そして新曲に話題を移すと、彼は「みんなもう聴きましたよね？ いい歌ですよね。キュンキュンする新しい夏ソングになっています」と説明し、次の楽曲「君色々移り」のタイトルコールをした。

6人は切なさを帯びたボーカルで「君色々移り」を歌い上げ、衣装の振袖を印象的に揺らしながら舞台の上で舞う。瀬斗光黄の「次の曲はメンバーカラーの6色で、みんなのことを染め上げたいと思います！」という呼びかけで始まったラストナンバーは「雨ときどき晴れのち虹」。曲の途中には薄い雲の切れ間から日差しが強く照り付けるシーンもあり、6人は好天の下晴れやかな笑顔でこの曲をファンに届けた。

またこのライブのあとに行われた2回目のステージでは、彼らは1回目とがらりとセットリストを変えてパフォーマンスを実施。そして10月10日にニューアルバムをリリースすることを集まった約800人のファンに報告した。

彼らは7月1日より、全国18カ所31公演を行う10周年の締めくくりの全国ツアー「FUDAN10KU LIVE 10th ANNIVERSARY TOUR Vol.3～31の風思議な魔法～」を開催。加えて7月21日には大阪・服部緑地野外音楽堂にて、大阪では初となる野外ワンマン公演を行う。