東方神起、日産スタジアムに再び立つ!「言葉で表せないくらいうれしい」3DAYS完遂

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東方神起が6月8日から本日6月10日までの3日間、神奈川・日産スタジアムにてワンマンライブ「東方神起 LIVE TOUR ~Begin Again~ Special Edition in NISSAN STADIUM」を開催した。

東方神起

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この3DAYS公演は、彼らの3度目の5大ドームツアー「東方神起 LIVE TOUR 2017 ~Begin Again~」のファイナル公演として行われた。会場の日産スタジアムは、2人が2013年に海外アーティストとして初めてライブを行った思い出の会場。5年の時を経て同地に戻ってきた彼らの姿を目に焼き付けようと、客席は満員のファンで埋め尽くされた。3日間の公演のうち、この記事では初日の6月8日の公演の模様をレポートする。

東方神起

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開演時刻を少し過ぎた頃、ビジョンには彫刻の中からよみがえったユンホとチャンミンが双頭のフェニックスに姿を変えて飛び立つVTRが映し出される。メインステージの両サイドに出現した透明なボックスの中から2人が姿を現すと満員のスタジアムからは大きな歓声が上がり、2人は「Reboot」でパワフルにライブの幕を切って落とした。

真紅のジャケットに身を包んだ2人はムービングステージでアリーナ後方のステージまで移動して合流。2曲目の「ANDROID」で早くも大きなシンガロングを巻き起こす。最初のMCではユンホが「ついに、僕たち東方神起が日産スタジアムに戻ってきました! 5年ぶりの日産スタジアム……すごいね!」と感慨深げに笑みを浮かべ、チャンミンは「やっぱり日産スタジアム、皆さんの迫力ハンパないですよね!」と2人を囲む客席をぐるりと見回した。

「One More Thing」では曲終わり、腕を伸ばし親指と人差し指でハートマークを作る2人の姿に黄色い歓声が上がる。すると2人は続けてキラーチューン「Superstar」をドロップ。ファンが息の合ったコールを飛ばすこの曲で客席をヒートアップさせ、それぞれがパワフルなボーカルを聴かせた。

東方神起

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2人がモノトーンのミリタリールックに衣装替えしたパートでは「B.U.T(BE-AU-TY)」でダイナミックなワイヤーフライングが披露され、観客の驚きを誘う。ユンホとチャンミンは花火の爆発音を合図に宙へ飛び出すと、アリーナを埋め尽くす観客の頭上を飛んでメインステージから会場最後方のエンドステージまでを一気に移動してみせた。会場の大きさを生かしたスケール感のある演出を披露する一方、「One and Only One」といったミドルバラードでは2人の歌唱力にスポットが当てられる。ハンドマイクを手にした2人は暮れなずむ空に切なさを帯びた歌声を響かせていた。

ユンホ

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ライブ中盤には「シアワセ色の花」「Bolero」といったドラマチックなナンバーが届けられる。バックバンドの情熱的な演奏に彩られた「Bolero」ではお互いのほうを向き合う彼らの息の合った掛け合いと、ユンホの主旋律にチャンミンのハイトーンが交わる美しいハーモニーに、オーディエンスは静かに耳を傾けていた。そして、ここで改めて日産スタジアムに再び立った今の思いをファンに伝えた2人。ユンホは「言葉で表せないくらいうれしい。皆さんとの思い出の場所ですから、懐かしさもあるんじゃないかな」と言い、チャンミンは「ここにいる皆さんも僕らと同じじゃないかな」と続ける。またこのMCで2人は男性ファンと50代以上のファンをターゲットにした声出しでファンを楽しませる。それぞれから大きな声が返ってくると、ユンホは「老若男女誰でも楽しめるステージを作っていきますので最後までよろしくお願いします!」と笑顔を弾けさせ、チャンミンは「“老若男女”っていう言葉、すごいですね!」とユンホの語彙力に純粋に驚いていた。チャンミンの「(東京)ドームからパワーアップしたところを見せたいので、次はすごく懐かしい曲を。皆さんも大きな声で歌ったことのある曲だと思います」という紹介からスタートしたパートでは「Rat Tat Tat」「Duet」といったナンバーが披露される。2人がワイヤーに吊るされたゴンドラに乗って歌った「逢いたくて逢いたくてたまらない」では、“空中散歩”をしながらアリーナを移動する彼らに向かって観客が「逢いたくて 逢いたくて」と声を合わせて大きな一体感を生み出していた。

チャンミン

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空が暗くなりファンが手にする赤いペンライトの光が会場を彩り始めた頃にスタートしたのは2人のソロコーナー。ナポレオンジャケットを身にまとい登場したユンホはソロ曲「Drop」でイントロから悲鳴のような大歓声を誘うと、大勢のバックダンサーを率いて勇ましいパフォーマンスを見せつけた。一方のチャンミンは1人でセンターステージに現れ、X JAPAN「Forever Love」のカバーを披露する。彼の横に伸びる花道には噴水の演出が施され、チャンミンは確かな歌唱力でエモーショナルにこの曲を歌い上げてみせた。

2人がバックダンサーと共に一糸乱れぬダンスを踊った「DIRT」でライブはクライマックスへ。ダンサーたちがフラッグを手にすると会場には荘厳なマーチングドラムの音が響き、ユンホとチャンミンは静かに前を見据えながらトロッコでセンターステージからメインステージへと移動する。クールなソロパフォーマンスののち、2人がガッチリと右手を重ねるとラストナンバーの「Why?[Keep Your Head Down]」に突入。ステージサイドで炎の柱が何度も上がる中、2人は力を出し切るようにワイルドな歌とダンスを見せ、舞台奥へと姿を消した。

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アンコールのステージを「Rising Sun」でスタートさせた2人は、ここでこの日のライブを振り返る。チャンミンは「懐かしい曲を歌ったりしてね。あとユンホの『Drop』!」と興奮気味に語り、ユンホは「チャンミンの『Forever Love』もね」と返す。するとチャンミンは「言ったじゃないですか、パワーアップしたって!」と笑みを浮かべた。充実感のにじんだMCのあとに届けられたのはこの日が初披露となった新曲「Road」で、チャンミンはこの曲のことを「大切な人がいるからこそ次のステップに踏み出せて、その一歩一歩が道になっていくという曲です」と説明。ユンホは「僕たちにとっても皆さんにとっても素敵な応援ソングになっていると思います」と続いた。「Road」はミュージックビデオ撮影のため2人が訪れたという北海道・帯広の美しい景色とともに届けられ、さわやかな歌声を聴かせた2人はそのままトロッコへと乗り込む。ここからは「ウィーアー!」「OCEAN」といったアップチューンがメドレーで披露され、彼らはボールやフリスビーを客席に投げ込みながら、くまなく花道を回って「もっと楽しむ準備はOK?」と呼びかけながらファンと笑顔を交わしていた。

2人がセンターステージに戻ると、彼らの眼前のスタンドに「BEGIN AGAIN TOHOSHINKI」という光の文字が浮かび上がった。このメッセージを優しい眼差しで見つめた彼らは「Begin~Again Version~」を温かな歌声で歌い上げる。そして、この日のラストを飾ったのは「Somebody To Love」。冒頭、しっかりと目を合わせて声を合わせた2人は再び花道へと歩みを進める。ユンホが「We are?」という問いかけると、オーディエンスは「T!」とコール。最後に大きな一体感が生まれると、チャンミンの「日産!」という叫びに合わせて鮮やかな花火が打ち上がり、夜空を彩っていた。

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東方神起「東方神起 LIVE TOUR ~Begin Again~ Special Edition in NISSAN STADIUM」2018年6月8日 日産スタジアム セットリスト

01. Reboot
02. ANDROID
03. Humanoids
04. One More Thing
05. Superstar
06. B.U.T(BE-AU-TY)
07. Spinning
08. Survivor
09. One and Only One
10. シアワセ色の花
11. Bolero
12. Rat Tat Tat
13. Duet
14. 逢いたくて逢いたくてたまらない
15. Drop / ユンホ
16. Forever Love(X JAPAN) / チャンミン
17. DIRT
18. Purple Line
19. Why?[Keep Your Head Down]
<アンコール>
20. Rising Sun
21. Road
22. ウィーアー!~OCEAN~Sky~Summer Dream
23. Begin~Again Version~
24. Somebody To Love

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ひな10105 @hinatori318

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