EXILE THE SECONDロングツアーが幕張で終幕、サプライズゲストはEXILE

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EXILE THE SECONDの全国ツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 "ROUTE 6・6"」のファイナル公演が、昨日5月24日に千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催された。

EXILE THE SECOND

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「ROUTE 6・6」は昨年10月から33公演にわたって行われてきたロングツアー。最終日のこの日は約2万5000人のファンが会場に集結し、ツアーの成功を祝った。

センターステージを覆うように設置された円柱状の大型LEDビジョンにオープニングムービーが流れ、ビジョンがゆっくりと上がっていくとメンバー6人が姿を現した。1曲目は「ROUTE 66」。NESMITHとSHOKICHIはステージ上部から吊るされたマイクに向かって熱唱し、観客のテンションを急上昇させる。その後も「ASOBO! feat. Far East Movement」「Break It Down」「WILD WILD WILD」とアッパーチューンが次々と繰り出された。

オリエンタルな衣装に身を包んだ橘ケンチが華麗に舞ったソロコーナーでは、TETSUYAも加わってタップダンスを披露。「SUPER FLY」や「WON'T BE LONG」ではメンバーが女性ダンサーと組んだペアの振り付けでファンを沸かせた。ミディアムバラードの「Body」で会場の空気が変化したあとは、SHOKICHIがピアノを弾きながら歌う「Shelly」へ。ここではAKIRAが女性ダンサーと組み、情感豊かなダンスで楽曲の世界を彩った。

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中盤ではEXILE USA、Dream Shizukaが登場しDANCE EARTH PARTYのコーナーへ。TETSUYAと共に賑やかに「PREMIUM TEQUILA」を披露し、さらに「Anuenue」で会場の一体感を高めた。続いてステージにはSHOKICHIが現れ、前日5月23日にリリースしたばかりのソロ曲「Underdog」をパフォーマンス。ロックとヒップホップを融合したサウンドで観客を圧倒した直後、このツアーでコーラスを務めてきたDEEPと共に「The One」を歌う。アカペラの美しいハーモニーから始まるこの曲で、SHOKICHIのさまざまな魅力をアピールした。

NESMITHのソロコーナーでは、DEEPと同じくこのツアーのコーラスメンバーでもあるLeolaを迎えて「Make It Last Forever」を披露。2人の熱く美しい歌声に、ファンはじっくりと耳を傾けていた。黒木啓司のソロプロジェクト、THE NINE WORLDSのコーナーにはJESSE(RIZE、The BONEZ)、CHOZEN LEE(FIRE BALL)、SATOSHI&KOJIMA(山嵐)、JP THE WAVYがスペシャルゲストとして参加し、黒木や橘、TETSUYA、AKIRAのダンスと圧巻のラップのコラボレーションで会場を熱く盛り上げた。

ライブ本編は終盤へ。「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」で再び熱気を高めると「Summer Lover」「Step into my party」「CLAP YOUR HANDS」「Going Crazy」といったナンバーを惜しげもなく連発していった。最後の曲に入る前、NESMITHは秋から始まったロングツアーを終える心境を「始まる頃には『Summer Lover』って冬なのに大丈夫かな、とか言ってたんですけど(笑)」と振り返りつつ「ほかのグループと違った武器を持ったグループとしてEXILE TRIBEを盛り上げていきたい」と、EXILE THE SECONDとしての今後のさらなる活躍を誓った。SHOKICHIは今回のツアータイトルについて「6人と、6人の道をこのツアーで表現できるように、それぞれのプロジェクトを盛り上げていく狼煙になれば、と思って付けました」と語り、「今日でツアーは終わってしまうけど、ここからもっと最高の思い出を一緒に作っていきましょう」とファンに呼びかけた。

そんな彼らが本編最後に披露したのは、このツアーのために作られた「Last Goodbye」。SHOKICHIの奏でるピアノに乗せてメンバーそれぞれは力強い歌声とダンスで、ファンへの感謝を表現した。

アンコールに登場したEXILE。

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アンコールの最初にはSHOKICHIのドラムとNESMITHのギターによるセッションが繰り広げられる。そのまま始まったのは「HEAD BANGIN'」。豪快なサウンドとダンスで観客を大いに沸かせたあと、LEDビジョンで映像が流れ始めた。ビジョンに映し出されたロゴマーク、そしてEXILEのメンバー15人の姿にオーディエンスは大興奮。さらにEXILEのニューアルバム「STAR OF WISH」が7月25日に発売されること、ドームツアーが9月からスタートすることも告知され、さらなる歓声が場内に響いた。

ビジョンが上昇し、中から姿を現したのはEXILEのメンバー15人。彼らはすさまじい悲鳴と熱狂に包まれながら、約2年半ぶりのライブパフォーマンスとして「Rising Sun」を披露した。歌い終えたATSUSHIは「お待たせしてしまいましたが、この時間はグループにとっても個人にとっても必要な時間でした。そんな中、一番EXILEの思いをつないでいてくれたのは、全員がEXILEメンバーのSECONDだったと思います。感謝してもしきれないです」と声を詰まらせながら語る。TAKAHIROも「SECONDがステージに立ち続けてくれて、今日僕らをここに立たせてくれました」と感謝の言葉を送った。その後EXILEは「PARTY ALL NIGHT」「Heads or Tails」と新曲を連続でパフォーマンス。新生EXILEの姿を観客に印象づけた。

EXILEのサプライズパフォーマンスが終わると、アンコール最後の曲が始まった。最後に披露された曲は「RAY」。ここではパフォーマーたちもマイクを握り、ファンへのメッセージを送った。橘は「自分たちの生き様的なものを表現したツアーでした。その先にはみんなが待っててくれて、EXILEメンバーが待っててくれました」、黒木は「HIROさんから(グループ名に)EXILEの名前をいただいて、EXILEの光を消すことなく、勢いを消すことなく、復活させることができたのかなと」と語る。TETSUYAは「今まで『for EXILE』というテーマを掲げてきたけど、今日からは『from EXILE』としてパフォーマンスを届けていきたい」、AKIRAは「もっと楽しんでもらえるよう、EXILEの底力を見せたい」と、今後への意気込みを明かし、ロングツアーを締めくくった。

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「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 "ROUTE 6・6"」2018年5月24日 幕張メッセ国際展示場 セットリスト

01. ROUTE 66
02. ASOBO! feat. Far East Movement
03. Break It Down
04. WILD WILD WILD
05. KENCHI SOLO
06. SUPER FLY
07. 24/7 Cruisin' feat. LL BROTHERS
08. EXILE HIP HOP
09. WON'T BE LONG
10. Choo Choo TRAIN
11. Interlude(Sex Me Up feat. DEEP)
12. Body
13. Shelly
14. PREMIUM TEQUILA
15. Anuenue
16. Underdog
17. The One
18. Make It Last Forever
19. THE NINE WORLDS ダンストラック
20. YEAH!! YEAH!! YEAH!!
21. Summer Lover
22. Step into my party
23. CLAP YOUR HANDS
24. Going Crazy
25. Last Goodbye
<アンコール〉
26. HEAD BANGIN'
27. Rising Sun
28. PARTY ALL NIGHT
29. Heads or Tails
30. RAY

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pakira_su @pakira_su

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