SPANK HAPPYの12年ぶり新曲が三越伊勢丹キャンペーンソングに決定、ボーカリストは

SPANK HAPPYの12年ぶりの新曲「夏の天才」が、5月14日から29日まで三越伊勢丹各店にて開催される「グローバル・グリーン キャンペーン」のキャンペーンソングに決定した。

SPANK HAPPYは1992年に原ミドリ（Vo）、菊地成孔（Sax）、河野伸（Key）により結成され、1998年に原の脱退を受けて活動休止。1999年に岩澤瞳と菊地のボーカルデュオとして活動を再開した。2004年に岩澤が脱退したのち新ボーカリストのドミニク・ツァイが加入するが、わずかな期間で脱退、以降は2006年10月22日の解散まで、ボーカリストを固定しない女性ボーカルユニットとして活動した。その後、2011年に相対性理論のアルバム「正しい相対性理論」にSPANK HAPPY名義で菊地がリミックスを提供。そして今年、菊地は新たなボーカリストを迎えてSPANK HAPPYを再始動することをアナウンスしていた。

「グローバル・グリーン キャンペーン」は「人と自然の、ここちよい関係を知る。」をコンセプトに、エコやサスティナブル、ウェルネスを感じる商品を三越伊勢丹各店で展開するキャンペーン。伊勢丹のYouTube公式チャンネルでは「夏の天才」を使用した15秒CMが公開されている。

なお5月5日に放送されたTBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」で菊地は新生SPANK HAPPYについて言及し、メンバーがボーカリストのO.Dと、BOSS THE N.K.こと菊地の2人組であることを説明。O.Dは作詞、作曲、編曲、打ち込みができるという。また菊地は番組で、SPANK HAPPYが年内にアルバムを発表し、フェスなどにも出演する予定であることを明かしている。

菊地成孔コメント

スパンクハッピーは、いつかまたやりたいなあと思っているうちに、光陰矢の如し、何と12年も経ってしまったので、もう諦めかけていたんですが、今回、非常に優れたパートナーと出会いまして、齢55にして三度目の再結成を決めたところ、何と偶然にも三越伊勢丹さんからお話をいただき、瓢箪から駒、といった具合で、再々デビュー曲が三越伊勢丹さんのキャンペーンソング、という僥倖に恵まれまして（新宿在住20年なので）伊勢丹新宿店さんに毎日のように通い続けている伊勢丹ラヴァ―としましては、現実感が無いほどの喜びと光栄を感じています。老舗であり、常にエッジィである日本一優れたデパートと共にテイクオフする新生スパンクハッピーの今後にご注目ください。

※動画は現在非公開です。