城南海、故郷・奄美大島が舞台の「西郷どん」新章の挿入歌担当

2018年5月6日 20:45 2338 12 音楽ナタリー編集部

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城南海の新曲「愛、奏でて」がNHK大河ドラマ「西郷どん」の挿入歌に決定した。

城南海

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「西郷どん」は明治維新の立役者となった西郷隆盛の生涯を描くドラマで、鈴木亮平が主演を務めている。5月13日（日）放送回からの舞台は奄美大島。西郷は藩命により奄美大島に潜居し、島での妻・愛加那と約3年の時を過ごす。城が奄美大島出身であることから、今回の挿入歌アーティストに起用された。愛加那の名前をタイトルにも取り入れた挿入歌の「愛、奏でて」は、彼女が月夜の下で紬を織りながら旅立った西郷への思いを歌う歌詞となっている。

また番組エンディングでドラマの舞台となった各地を紹介する「西郷どん紀行」にも城の楽曲「西郷どん紀行～奄美大島・沖永良部島編～」が使用される。この曲は城が作詞を、ドラマの音楽担当の富貴晴美が作曲を、ジャズピアニストの山下洋輔が演奏を手がけた楽曲。両曲の作詞にあたり、西郷の歴史や愛加那の奄美大島でのルーツを学んだという城は「共に暮らした3年間に人生の全てを捧げた強く美しい愛加那の姿、想いが、歌を通して少しでも伝わると嬉しいです」とコメントしている。

なお「愛、奏でて」と「西郷どん紀行～奄美大島・沖永良部島編～」を収録した城のニューシングルが6月にリリースされることも決定した。6月30日からは自身最大規模の全国ツアー「ウタアシビ2018夏」がスタートする。

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城南海コメント

大河ドラマ「西郷どん」で歌わせて頂き、本当に光栄で幸せです。
今回は島の物語で、故郷である奄美大島や沖永良部が舞台ということで、方言での作詞にも挑戦し、私にとって新たな一歩となる作品になりました。「西郷どん紀行～奄美大島・沖永良部島編～」「愛、奏でて」の2曲は、西郷さんの2番目の妻、愛加那さんの気持ちを歌っています。愛加那さんがどんな人だったのか、西郷さんとどんな暮らしをしていたのか…島の方にお話を伺っていく中で、彼女の西郷さんへの愛を強く感じました。共に暮らした3年間に人生の全てを捧げた強く美しい愛加那の姿、想いが、歌を通して少しでも伝わると嬉しいです。
また、島の魅力がたっぷり詰まった音楽を作って下さった富貴晴美さん、そして夢のようなコラボレーションをさせて頂いた山下洋輔さん、温かく迎え入れて下さった西郷どんスタッフの皆さんに心から感謝しています。
携わらせて頂いた1人として、西郷どんを盛り上げていけるよう、精一杯頑張ります！

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※記事初出時、見出しおよび本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。