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みんなに愛されて幸せでした!La PomPon、六本木ワンマンで3年間の活動に幕

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La PomPon「La PomPon ライブ "The FINAL"」の様子。

La PomPon「La PomPon ライブ "The FINAL"」の様子。

La PomPonが3月24日に東京・morph-tokyoでワンマンライブ「La PomPon ライブ "The FINAL"」を開催。この公演をもって約3年間におよぶ活動に幕を下ろした。

La PomPonは2月24日にオフィシャルサイトにて解散を発表。拠点である六本木にて2部制で行われたラストライブには、彼女たちの雄姿を見届けようと大勢のLa PomTer(La PomPonファンの呼称)が集まった。この記事では夜公演の模様をレポートする。

笑顔でステージに現れた6人は、「LPP DANCE ANTHEM」で勢いよくライブを開始した。キレのあるダンスを披露するLa PomPonにフロアからは割れんばかりのコールが送られ、場内の熱気は急上昇していく。アッパーチューン「BUMP!!」を畳み掛けたあと、6人は「謎」で切ない歌声を響かせた。そして一旦ステージから去った彼女たちは、制服ふうの衣装に着替えて再登場。「会いたかったよー!」と短く挨拶し、「恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~」を歌唱した。続く「ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~」ではLa PomTerもコミカルなラジオ体操ふうの振り付けを真似し、場内に笑顔があふれた。

KARENが「ラストだけど、みんなで最高の空間作っていこうね!」、HINAが「心からありがとう!」と叫び、ライブは後半へ。さわやかなナンバー「Step by Step ~ろっぽんぎで頑張るワタシタチ~」のサビではLa PomTerが一斉に腕を振り、圧巻の光景が生まれる。「運命のルーレット廻して」で躍動的なダンスパフォーマンスを繰り広げたあと、YUKINOは声を震わせながら「最後にこの曲を聴いてください」と告げる。彼女たちが本編ラストに選んだのは「サヨナラは始まりの言葉」。6人はラストライブにふさわしいこの楽曲を、ファンへの感謝を込めるように丁寧に歌い上げた。

アッパーチューンの連続で大盛り上がりとなった本編が終了しメンバーが去ると、場内にはLa PomTerのすすり泣く声が広がる。しかし泣き声は次第に力強いアンコールへと変わり、La PomPonの6人は再び舞台に戻った。神妙な表情を浮かべた彼女たちは、1人ひとりスタンドマイクの前に立ちファンへの手紙を読み上げる。MISAKIは「とても暑かった日、風に飛ばされそうな台風の日、そして今日。目を閉じると、いつも足を運んでくれた皆さん1人ひとりの顔が浮かびます。皆さんは私の心の中にずっと存在し続けます。これからの未来、私は芸能界をやめて違う夢に向かっていこうと決めました。みんなに会えないのは本当にさみしいけど、本当にありがとうございました」、RIMAは「夢を見て沖縄から上京し、メンバーに出会い、デビューするまでたくさんのことがありました。私の今があるのは皆さんがいてくれたからです。解散にはまだ実感が湧きません。でも、いつかあのときは幸せだったと思える日が来ますように。まだ少し時間がかかるかもしれませんが、私も前を向いて進んでいきたいです。心から大好きです。みんなに出会えて本当によかったです」とそれぞれ正直な思いを述べた。

続くYUKINOは「このたびは急な発表で驚かせてしまい本当にごめんなさい。3年間、さまざまなシーンで歌って踊ることができたこと、幸せでした。一緒に戦って応援してくれたLa PomTerの方々の顔は絶対に忘れません。私は自分の人生をもう一度考えて、自信を持って突き進んでいける道を探していきます。本当にありがとうございました」、KIRIは「すべてが私にとって忘れることのできない思い出であり、かけがえのない宝物です。そのすべての瞬間を一緒に迎えて支えてくれたファンの皆さんは私ががんばれる理由であり、原動力でした。これからはLa PomPonのKIRIとしての思い出を胸に、1人の人間として新しい人生を歩もうと思います。たくさんの素敵な景色を忘れることなく、自分の人生を見つめ直して歩んでいこうと思います」とメッセージを伝えた。

HINAは「私はこのグループに出会って大きく変わりました。人見知りが治ったし、ディズニー以外の音楽も聴くようになったし、パクチーが嫌いなこともわかったし、ファッションもたくさん学びました。歌とダンスの魅力を改めて感じたし、ライブの楽しさや感動だって知ったし、ファンの皆さんの温かさや優しさも知ることができました。私はどんな形であれ、皆さんの前に戻ってきます。今日まで出会ったすべての皆さん、幸せな時間をありがとうございました」と感謝を告げる。最後にKARENは「私の青春のすべてを捧げてきたのはLa PomPonだったし、この空間が何よりの宝物でした。正直なことを言います。本当は解散したくなかった。でも今日ここでみんなに伝えたいのは、感謝の気持ちです。振り返ってみると、本当に楽しい思い出ばかりでしたね。これから私はこの経験を糧に、自分の夢に向かって未来を切り開いていきたいと思います。最後にわがままを言うようですが、La PomPonという最高なグループがいたこと、最高に愉快な6人がいたこと、そして私KARENがいたことを忘れないでください。今まで本当にありがとうございました。またどこかで会えることを楽しみにしています。今までみんなお疲れ!」と涙ながらに語った。

瞳に涙を浮かべつつ、彼女たちは「悲しいままじゃ終われません。最後に私たちの大切な曲を歌って終わりにしたいと思います」と笑顔を見せる。フロアがオレンジ色のサイリウムに染まる中、6人は最後に「ろっぽんぎのうた♪」を届け、場内にシンガロングを巻き起こした。すべてのパフォーマンスを終えた6人は「みんなに愛されて幸せでした!」「ありがとう、また会おうね!」と思い思いに感謝を告げる。そして並んで手をつないだ6人は、KARENの「みんな、またねー!」という挨拶を合図に深くお辞儀。鳴り止まない拍手と声援を受けながら、名残惜しそうに何度も手を振りラストライブを終えた。

La PomPon「La PomPon ライブ "The FINAL"」2018年3月24日 morph-tokyo セットリスト

01. LPP DANCE ANTHEM
02. BUMP!!
03. 謎
04. 恋のB・G・M ~イマハ、カタオモイ~
05. Give Me
06. ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~
07. Step by Step ~ろっぽんぎで頑張るワタシタチ~
08. 運命のルーレット廻して
09. サヨナラは始まりの言葉
<アンコール>
10. ろっぽんぎのうた♪

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