フクロウをシンボライズしたバンドフラッグが高々と掲げられたステージに、SEと共にメンバーが現れると、ざわめきが歓声に変わる。N'Taichi(B, Cho)の「東京! 始めるぞ!」という声を合図にライブはスタート。彼らは冒頭から「The Lights」「Move」といった人気曲を惜しげもなく繰り出していった。「The night let us dance dance dance」の最中にN'Taichiのベースの弦が切れるというアクシデントが発生したが、N'Eita(G, Vo)が「お兄ちゃん力入り過ぎやろ(笑)」と言って間をつないだ。
彼らはその後、それまでの3曲とは雰囲気の違うポップなサウンドの「ザ・クロスレインボー」、柔らかく優しいメロディとコーラスが印象的な「夜の鼓動」、ジャスティン・ビーバーのカバー「One Time」など個性あふれる楽曲でオーディエンスを踊らせた。この日は短めのMCやコール&レスポンスなどをはさみながら、ほぼノンストップで22曲を披露。「お前らに最大の感謝を」というN'EitaのMCから本編最後に演奏された「Like a Thunder」では会場に大合唱が沸き起こった。
アンコールではN'EitaとN'Taichi兄弟の美しいハーモニーから始まる「Even If World is over」と、インディーズ時代からの代表曲「The King」を演奏。声を振り絞って「The King」を歌ったのち、「クソガキども、よー覚えとけ! 俺らが大阪のFABLED NUMBERや!」と語ってライブは終幕した。なおMCで、この日のライブの映像が6月にリリースされるメジャー1stシングル「I Bet My Life(or Death)」の初回限定盤DVDに収録されることがアナウンスされた。
FABLED NUMBER「2nd album"THUNDER"release tour 2017-2018」2018年3月20日 UNIT セットリスト
01. The Lights
02. Move
03. The night let us dance dance dance
04. ザ・クロスレインボー
05. 夜の鼓動
06. AAO
07. Sing in a night
08. Good-Bye
09. Keep on killing me
10. Ride the Sound
11. One Time
12. Encounter
13. Don't let me go
14. YES
15. I don't wanna write this story
16. Push me
17. world joke
18. Two
19. Sorry I beyond the seane
20. トワイライトシティ
21. 世界は君に鳴り響く
22. Like a Thunder
<アンコール>
23. We don't care what break my mind
24. The king
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