このライブはアルバム「PUMP IT UP!」のリリースを記念して行われたもの。会場には約1年5ヶ月ぶりのオリジナルアルバムのリリースを祝う大勢のファンが集まった。場内が暗転すると、THE イナズマ戦隊メンバーが登場し、上中丈弥(Vo)の「行こうぜ!!」の掛け声を合図に「PUMP IT UP!」の1曲目「That's so great!!」でライブがスタート。アクセル全開の熱いパフォーマンスで会場を盛り上げた。
その後もイナ戦はニューアルバムの収録曲を中心に構成したセットリストでライブを展開。「PUMP IT UP!!」と題されたコーナーでは、久保裕行(Dr)のソロドラムパフォーマンスから山田武郎(G)、中田俊哉(B)へとリレーするセッションでオーディエンスをヒートアップさせた。8曲目の「すすきのエレジー」までアッパーチューンを連射し続けたイナ戦だったが、9曲目に披露された「君に捧げよう」では上中がアコースティックギターを手に取り、しっとりとした歌声を響かせる。そして上中は「(バンドを)20年やってきて、やっと1つ目の階段、日比谷野音に足がかかってます。その野音のことを考えて、作った歌をやっていいかい!」と話し、「PUMP IT UP!」のリード曲「そして夜空に浮かぶ月のように」を披露した。
途中のMCで久保は「(上中)丈弥が20年で1200本くらいライブをやってきたと言ってましたが、東京でのライブの数を数えたら、今日で143本目でした。なので、野音は144本目。今まで(東京で)月1のペースでやらせていただいている。これも、皆さんのおかげです。本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝える。上中は「メンバーで、『65歳まで、あと25年はやろう!』と話してます。みんな付いて来てくれるかー」と呼びかけ、初期ナンバーで構成したメドレーを披露した。
ライブの最後に上中は「平日の水曜なのに来てくれてありがとう。まだみんなに恩返しはできていないけど、まずは野音、そして武道館、そして紅白と、僕らはずっと夢に向かっていきます。最後はこの歌を聴いてください」と告げ、「応援歌」でライブを締めくくった。
イナ戦は5月26日に東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブ「俺とオマエと野音と応援歌」を開催。3月3日にチケットが各プレイガイドにて一般発売される。
THE イナズマ戦隊 New Album Release ONE-MAN「PUMP IT UP!」2018年1月24日 WWW セットリスト
01. That's so great!!
02. 突っ張り大一番
03. ジタバタダンス
04. 赤い命が燃えている
05. Ban&An~バカ万歳アホ万歳~
06. PUMP IT UP!
07. 青春時代延長戦
08. すすきのエレジー
09. 君に捧げよう
10. 各駅停車
11. そして夜空に浮かぶ月のように
12. 人生は最低で最高だ
13. オマエ・がむしゃら・はい・ジャンプ
14. メドレー(~熱血商店~~嗚呼!!されど青春ごっこ~さらば青春の日々~君のため~心臓直結系ラブソング~月に吠えろ)
15. ガムシャラの一言に尽きるぜ
16. 愛らしいじゃない
17. 応援歌
<アンコール>
18. 戦え boys & girls ~栄光のpump up~
19. 33歳
THE イナズマ戦隊「俺とオマエと野音と応援歌」
2018年5月26日(土)東京都 日比谷野外大音楽堂
リンク
- THE イナズマ戦隊
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