RYUTist×ハコムス、ツーマン「ともだち！新潟編」で仲よくコラボさん

1月21日に新潟・Live House 新潟SHOW!CASE!!にてRYUTistとハコイリ▽ムスメによるツーマンライブ「柳▽箱のともだち！新潟編」が開催された。

音楽ライターの南波一海が主宰するタワーレコード内のレーベル・PENGUIN DISCに所属するRYUTistとハコムスは、コラボユニット・柳▽箱（RYUTistとハコイリ▽ムスメ）として1月23日にシングル「ともだち」をリリース。昨年末にハコムスのホームである東京・AKIBAカルチャーズ劇場にてツーマンライブ「柳▽箱のともだち！東京編」を行った彼女たちは、今回RYUTistの地元・新潟の古町で再びコラボレーションを含むパフォーマンスを繰り広げた。

先攻を務めたRYUTistは「柳の都」が流れる中ステージに登場し、「ともだち」のカップリング曲であるアイスクリームを題材にした楽曲「アイスクリームマジック」を最初に披露。自己紹介を経て、天馬ルミ子「教えてください、神様」、立花理佐「キミはどんとくらい」、岡田有希子「リトル プリンセス」といったカバー曲を続けてパフォーマンスした。MCでは「ともだち」のミュージックビデオの撮影時のエピソードが話題に上がり、「友恵さん、（吉田）万葉ちゃんとの距離近いよ」「RYUTistメンバーでもそんな近くに行ったことないよね？」と宇野友恵がメンバーからツッコまれていると、横山実郁は「実郁は何回も試みてる。でも『気持ち悪い』って拒否される」と明かして観客の笑いを誘った。撮影を通してハコムスメンバーとの距離が縮まったことを笑顔で報告した彼女たちは、「太陽のシルエット」「神話」「涙のイエスタデイ」で情感豊かな歌声を会場に響かせてファンを魅了。最後に定番曲「ラリリレル」を届けてハコムスにバトンをつないだ。

2番手のハコムスは「ともだち」に収録されているオリジナル曲「星降る夜の招待状」を1曲目にパフォーマンス。新潟に来た感想を語り合ったMCでは、塩野虹が「さっき雹が降っていて。それが今年初の観測でした」と無垢な表情で話して観客を和ませた。その後は我妻桃実が「新春にぴったりな曲」と紹介した渡辺満里奈「ホワイトラビットからのメッセージ」「ジェリービーンズのロマンス」、渡辺美奈代「Winterスプリング、Summerフォール」を届けた彼女たちは、河合その子 with おニャン子クラブ「恋のチャプターA to Z」、フリフリアイドリング!!!「犯人はあなたです▽」といったメルヘンチックな雰囲気の楽曲を歌唱。続けて塩野が次に披露するナンバーの曲振りをミスなく言い終えると、会場からは拍手と歓声が沸き起こる。全身で喜びを表現する塩野を見た我妻が「甘やかさないでそんなに！」と客席に呼びかけたあと、メンバーは三浦理恵子「約束のポニーテール」、2016年に初の全国流通盤として発表したシングルの表題曲「ハコいっぱいのプレゼント」を披露した。

両グループによるそれぞれのライブ後には、ハコムスが観客と共にRYUTistをステージに呼び込み、柳▽箱としてコラボパフォーマンスを展開。まず2組はハコムスのスローテンポなウィンターソング「さよならのプリエール」を、我妻の考案したフォーメーションで披露した。佐藤乃々子は「ハコムスさんとハモりができてうれしかった」と心境を述べ、我妻は「次に柳▽箱で新しい曲を出すときは、こういう大人っぽい曲もあったらいいな」と声を弾ませる。さらに柳▽箱は計10本ものマイクスタンドをステージに並べ、RYUTistのナンバー「恋してマーマレード」で場内をさわやかな空気で満たしていく。そして彼女たちはハコムスレパートリーである上田愛美「なかよし」の曲中に“エア大縄跳び”を繰り広げてから、2組の友情を描いたコラボシングルの表題曲「ともだち」を歌唱。手を振りながら「ラリリレル、ばはははーい！」というRYUTistのお決まりの挨拶を届け、「柳▽箱のともだち！新潟編」を締めくくった。

なお柳▽箱は1月27日に東京・タワーレコード新宿店と神奈川・タワーレコード川崎店、28日に東京・タワーレコード錦糸町店で「ともだち」のリリース記念イベントを行う。