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PELICAN FANCLUB、「OK BALLADE」完全再現した大雪の夜

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「PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -OK BALLADE-」の様子。(Photo by Hikaru hagiwara)

「PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -OK BALLADE-」の様子。(Photo by Hikaru hagiwara)

PELICAN FANCLUBが1月22日に東京・下北沢GARAGEにて、ワンマンライブ「PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -OK BALLADE-」を開催した。

「SPACE OPERA」は前編と後編の2部制で行われるワンマンライブシリーズ。前編ではこれまでにPELICAN FANCLUBがリリースしてきたミニアルバムを再現、後編では1stフルアルバム「Home Electronics」の収録曲と新曲を織り交ぜたセットリストでライブが展開される。1月19日の大阪・CONPASS公演では2015年1月発売の「ANALOG」が、20日の愛知・CLUB ROCK'N'ROLL公演では2015年8月発売の「PELICAN FANCLUB」が再現された。2016年6月発売の「OK BALLADE」を再現する下北沢GARAGE公演は、4年ぶりの大雪に見舞われたが会場には大勢のファンが集結。交通機関の乱れなどにより来場できなかった人に向けて会場の様子が生配信され、多くのファンがこの日のライブを目撃した。

ステージに登場したエンドウアンリ(Vo, G)、カミヤマリョウタツ(B)、クルマダヤスフミ(G)、シミズヒロフミ(Dr)は一斉に音を鳴らし、エンドウの力強いギターストロークを合図に「OK BALLADE」の1曲目「記憶について」でライブをスタート。「for elite」でダイナミックなバンドサウンドで観客を熱狂させたあと、エンドウは「大変な天候の中、来てくれてありがとう」と手短に挨拶し、バンドは時間を惜しむように次々と楽曲を披露していった。抑制の効いたサウンドとミニマルなビートが印象的な「M.U.T.E」でフロアを踊らせたかと思えば、「説明」では迫力のある演奏とエンドウのシャウトで観客を圧倒。そしてPELICAN FANCLUBらしい美しいメロディが際立つ「youth」を経て、アルバムのラストを飾る「今歌うこの声が」で繊細なコーラスワークを披露し、「OK BALLADE」の再現ライブを終えた。

第2部は「Home Electronics」のリード曲「Night Diver」で幕を開ける。エンドウが「歌おうぜ!」と煽ると、フロアから「ラララ」というシンガロングが。観客とバンドメンバーの歌声に乗せて、エンドウは力強い歌声を響かせた。4人は「Black Beauty」と「許されない冗談」でアグレッシブなパフォーマンスを見せたあと、爽快感のある「ダダガー・ダンダント」を披露。昨年11月に配信リリースした「Shadow Play」では温かみのあるサウンドを丁寧に紡いだ。「深呼吸」で始まった第2部の後半戦では「Luna Lunatic」や「SF Fiction」といったロックチューンが続く。4人の熱量の高い演奏にオーディエンスは手を挙げて応え、フロアには熱気が渦巻いた。エンドウは「帰したくないよ。でもそうは行かないから……最高でした。ありがとう」とつぶやき、本編を「朝の次へ」で締めくくる。大合唱が巻き起こり、会場が1つになったところで本編は幕引きとなった。

鳴り止まない拍手を受けて行われたアンコールでメンバーは東名阪で実施してきたミニアルバムの再現ライブを振り返る。エンドウは髪型や衣装まで当時の姿を再現したというライブへのこだわりを語ったあと、「どの曲もみんな反応して、歌って、手を挙げてくれて、ちゃんと伝わってるんだと思えました。ありがとう。2018年もPELICAN FANCLUBについてきて!」とうれしそうに話した。新曲を届けたあと、バンドは名残惜しそうにラストチューン「Esper」を披露し、「PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -OK BALLADE-」を終了させた。

次回の「PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA"」は2月4日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催される。“FUTURE”と銘打たれた、PELICAN FANCLUB初のホール公演でどのような楽曲が披露されるのか気になるところだ。さらにPELICAN FANCLUBは3月13日に初の大阪での自主企画「PELICAN FANCLUB 2MAN SHOW 2018 "versus"」を実施。ゲストにyonigeを迎える。3月末にはTeenager Kick Assと共に東北2県を回るツアーも予定している。

※記事初出時、カメラマンクレジットに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -OK BALLADE- 2018年1月22日 下北沢GARAGE セットリスト

第1部

01. 記憶について
02. アンナとバーネット
03. for elite
04. Ophelia
05. M.U.T.E
06. 説明
07. youth
08. 今歌うこの声が

第2部

01. Night Diver
02. Black Beauty
03. 許されない冗談
04. ダダガー・ダンダント
05. Trash Trace
06. Shadow Play
07. 新曲1
08. 花束
09. 深呼吸
10. Luna Lunatic
11. SF Fiction
12. 朝の次へ
<アンコール>
13. 新曲
14. Esper

PELICAN FANCLUB ONEMAN LIVE "SPACE OPERA" -FUTURE-

2018年2月4日(日)東京都 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

PELICAN FANCLUB 2MAN SHOW 2018 "versus"

2018年3月13日(火)大阪府 Music Club JANUS
<出演者>
PELICAN FANCLUB / yonige

PELICAN FANCLUB TOHOKU TOUR "versus"

2018年3月30日(金)岩手県 the five morioka
<出演者>
PELICAN FANCLUB / Teenager Kick Ass / and more

2018年3月31日(土)青森県 八戸ROXX
<出演者>
PELICAN FANCLUB / Teenager Kick Ass / Japanese Cocker Spaniel / Sand Line / KZN UNITED

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