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SWANKY DANK「ソールドアウトよりも最高の景色」広がったO-EASTワンマン

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SWANKY DANK「Smokes TOUR」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

SWANKY DANK「Smokes TOUR」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

SWANKY DANKが1月19日に東京・TSUTAYA O-EASTにてライブツアー「Smokes TOUR」の最終公演を実施した。

このツアーは9月に発売したメジャーデビューアルバム「Smokes」を携えて10月にスタートさせたもの。ツアーファイナルとなるこの日はワンマンライブで、2017年1月に同会場にてワンマンライブを行った際にソールドアウトできなかったことから、メンバーはこの日の公演を「リベンジ」と銘打ってきた。

場内が暗転するとステージ後方の幕がゆっくりと開きスクリーンがお目見え。バンド名が大きく映し出されたあとメンバーが登場し、4人は向かい合って拳を合わせて気合を入れると「Colors」でライブの口火を切った。KOJI(Vo, B)が「待ちに待った1月19日。東京どんだけできるの?」とファンを焚きつけ、バンドはさらに「misery」「One Sided」といったアップテンポなナンバーや1stアルバムに収録されている日本語詞の「滝の如く」、サーフミュージックのような打ち込みサウンドに乗せた「The Hot Love Season」などさまざまなナンバーでオーディエンスのテンションを引き上げていった。

中盤のMCではKOJIが改めて「あけましておめでとうございます!」と挨拶し、2018年の目標として「何かで一番を取る。今年は結成11年目なので“1”にこだわりたい」と掲げた。続けてツアーを振り返り「旅っていうのは誰と行くかっていうことがすごく大事だと思ってて。このツアーでいい仲間に出会えたことが宝物」と競演者に刺激をもらったことを喜ぶ。そしてその思いを体現するかのようにバンドは「アイノコエ」をエモーショナルに届けた。

またこの日を迎えるにあたり、30日前から毎日SNSアカウントなどでさまざまな企画を実施してきたメンバー。Instagramで毎日「カウントダウン動画」を上げてきたSHUN(Dr)は、すぐ噛んでしまうことから何回も撮影をやり直していた苦労を明かし「毎日続けることで(ライブへの)思いは強くなった」と語る。同じく動画を公開してきたKO-TA(G)は大変だったと話しつつも「しばらくライブがなかったのでSNSを通して(ファンと)やりとりができてうれしかった」とコメント。曲作りの断片をカウントダウン動画として毎日アップしていたKOJIは毎日同じ洋服になってしまうことを避けるため29着を用意して、1日しか同じ服を着なかったと明かしてメンバーとファンを驚かせる。毎日TSUTAYA O-EASTに足を運び、看板の前で写真を撮影していたYUICHI(Vo, G)は、途中からその様子を真似してくれる仲間のバンドマンが現れ始めてうれしかったと笑顔を見せ、「意味ないことだと思ってたけど、意味っていうのは自分で見つけるものなんだなって思った」と語った。さらに彼は「バカにされたって何度だってスタートラインに立てるんだよ。そんな姿を2018年は見せていきたい」と続け「これからも戦い続けていくから一緒に前に進んでいきましょう!」とファンへメッセージを送り、「Start Again」でライブを再開させた。

後半はMC少なめに、次々と楽曲を畳み掛けていく4人。「Monster」ではフィーチャリングゲストのRyo(Crystal Lake)が登場し、楽曲をヘビーに彩る。「number」ではYUICHIがフロア最前列の柵まで進み、「Gentleman of Fortune」ではファンが色とりどりのタオルを掲げるなど、メンバーも観客も熱狂していった。かと思えばKOJIが「俺に音楽を教えてくれた人に捧ぐ歌」と説明してから始まった「捧ぐ歌」ではKOJIが丁寧にミディアムチューンを歌い上げ、感動的なムードを生み出した。

さらに彼らはテレビ東京系およびBSジャパン「ブラッククローバー」のエンディングテーマとしてオンエア中の新曲「Amazing Dreams」をライブ初披露。演奏前には、メンバーはかねてより「ブラッククローバー」のファンだったと言い「好きなアニメのエンディングテーマを担当できるなんて思わなくてアガりました」と口々に喜びを口にしていた。

続く「Sink Like a Stone」では演奏の途中でHiro(MY FIRST STORY)がコラボゲストとして登場し、場内を盛り上げる。Hiroがステージを去ったあとKOJIが「こうやって仲間に支えられてバンドやってます」と改めて仲間に感謝の言葉を送った。またリベンジとしてソールドアウトを掲げてきたこの日のライブについて「ソールドアウトはできなかったけど、ソールドアウトよりも最高の景色を見せてくれてありがとうございました」と満足そうに話し、「2018年はもっとスピードを上げていくから」とファンへ約束した。バンドは最後にキラーチューン「Listen to the Radio」、アルバムのラストナンバー「Make a Noise」を続ける。「Make a Noise」では演奏を始めるも、KOJIが一度演奏を止める。彼が「声が小さい!」とファンを焚きつけて演奏を再開すると、フロアからは盛大なコールが発生し、バンドは大盛り上がりのうちに本編を終えた。

アンコールでメンバーはファンから届けられた寄せ書きのフラッグをうれしそうにステージに持ってくる。彼らは「マジで愛情を感じました!」と笑顔を見せて、「Story Begins」「the answer」の2曲をパワフルに届けてライブを締めくくった。

なお「Amazing Dreams」は3月28日にシングルとしてリリースされる。また自主企画イベント「MUNCHIES vol.3」が3月24日に千葉・千葉LOOKにてにて開催されることも決定した。バンドのオフィシャルサイトでは1月28日23:59までチケットの先行予約を受付中。

SWANKY DANK「Smokes TOUR」
2018年1月19日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. Colors
02. misery
03. One Sided
04. WIMP
05. Making My Way
06. 滝の如く
07. music
08. The Hot Love Season
09. アイノコエ
10. Start Again
11. I Never Gonna Let You go
12. Monster
13. number
14. Gentleman of Fortune
15. 捧ぐ歌
16. Amazing Dreams
17. Sink Like a Stone
18. Listen to the Radio
19. Make a Noise
<アンコール>
20. Story Begins
21. the answer

MUNCHIES vol.3

2018年3月24日(土)千葉県 千葉LOOK

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