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ドレスコーズ新作は志磨遼平が歌う「三文オペラ」

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志磨遼平ドレスコーズ)が音楽監督を手がける舞台「三文オペラ」が、本日1月23日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールで開幕。これを記念した音源作品「ドレスコーズの《三文オペラ》」が5月9日にCDとアナログで発売される。

「三文オペラ」は作をベルトルト・ブレヒト、音楽をクルト・ヴァイルが手がけた音楽劇。今回の舞台は演出・上演台本を谷賢一が、劇伴の演奏をドレスコーズが担当している。

劇中では志磨が手がけた日本語詞の楽曲をキャストたちが歌っているが、「ドレスコーズの《三文オペラ》」には志磨が歌唱した音源を収録。志磨は本作について「クルト・ヴァイルによって90年前に書かれたスコアをリメイクした本作は、私のキャリアにおける初のカヴァー・アルバムであると同時に、前作『平凡』の続編でもあります」とコメントしている。

CD、アナログ共に数量限定販売となり、本日1月23日よりKING e-SHOPにて予約を受け付けている。なおアナログ盤には音源のダウンロードコードが付属する。

志磨遼平 コメント

本日、ついに初日を迎えた音楽劇《三文オペラ》。同い年の天才・谷賢一(演出 / 上演台本)と半年にわたって全身全霊で取り組んできた作品の幕が、ついに切って落とされました。

ドイツの劇作家、ベルトルト・ブレヒトと作曲家のクルト・ヴァイルが生んだ本作は「20世紀演劇の聖典」であり、世界中で数えきれないほどの演劇人や音楽家が取り上げてきた名作中の名作であります。

私と谷賢一は、本作の舞台を<資本主義社会が崩壊した近未来の日本>に移し、より作品の本質へと迫ることに尽力しました。この《三文オペラ》が描いた当時(1928年)のヨーロッパの混乱は、現代社会の不穏な空気とあまりに酷似しています。これが今《三文オペラ》を上演する意義であり、私が昨年発表したオリジナル・アルバム「平凡」との共時性です(偶然にも台本に書かれていた設定は「平凡」と驚くほど似通ったものでした)。

クルト・ヴァイルによって90年前に書かれたスコアをリメイクした本作は、私のキャリアにおける初のカヴァー・アルバムであると同時に、前作「平凡」の続編でもあります。

なお、劇中で素晴らしいキャストたちによって歌われる日本語詞は、ブレヒトの原詞から私が“超訳”したもので、今回発表されるレコーディング盤では私が歌唱いたします。

ドレスコーズの《三文オペラ》。全21曲の新作にどうかご期待ください。

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