向井太一の初ワンマンツアー「"BLUE" TOUR 2018」の東京公演が、昨日1月19日に東京・WWWにて開催された。
今回のツアーは昨年11月リリースの1stフルアルバム「BLUE」のレコ発ツアー。東京公演のチケットは即日ソールドアウトし、会場には開演前から超満員の観客の熱気が充満した。
サポートメンバーのGeorge(Manipulator / Mop of Head)、Satoshi Yamashita(Dr / Mop of Head)、田口恵人(B /
クールなAメロからサビへ向けて徐々に熱量を増していった「Lost & Found」、心地よいビートにあわせて向井が笑顔でフロアを煽った「Can't Wait Anymore」が終わると、向井はオーディエンスに「最後まで飛ばしますので、お楽しみに!」と挨拶。「楽園」「眠らない街」を真摯に歌い上げたあと、自在な展開を見せる「Conditional」では歌詞に描かれたストレートな思いをぶつけるように激しく歌った。
「18歳で上京してきて、バンドを組んでいたときから大切に歌っている曲です」と紹介したのは「君にキスして」。穏やかで丁寧な歌声がフロアを包む。「THINKING ABOUT YOU」を壮大に披露すると、続く「TOUCH」ではバンドメンバーの熱いプレイと向井のパワフルなボーカルが会場の空気をサイケデリックに染めていった。MCで向井は「アーティストになってよかったと思うのは、常に誰かを感じていられること。制作するのもリリースするのもライブをするのも誰かが必要です。そして今日もたくさんの人が来てくれて、すごくうれしいです」と超満員のフロアを見渡しながら、ファンへの感謝を述べた。
その彼の思いを反映するように届けられたアルバムタイトル曲「Blue」、さらにピアノを中心としたシンプルなサウンドに支えられたバラード「ONE」が終わると、ライブは終盤戦へ。「YELLOW」のダンサブルなビートでフロアを大いに揺らし、「Great Yard」では華やかなアンサンブルが響き渡る。「空 feat.
アンコールの1曲目で「FLY」を歌ったあと、向井はアルバムリリース後の反響を「たくさんの人に知っていただいて、いいスタートになりました」と振り返る。そして「もっと大きい場所に連れていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とさらなる活躍を誓い、観客から大きな拍手を浴びていた。最後は「新しい旅立ちと感謝の気持ち、全部が詰まった曲です」と語って「RISE」を披露。初のワンマンツアーのエンディングを圧巻のパフォーマンスで飾った。
向井太一「"BLUE" TOUR 2018」2018年1月19日 WWW セットリスト
01. FREER
02. Lost & Found
03. Can't Wait Anymore
04. 楽園
05. 眠らない街
06. Conditional
07. Teenage
08. 君にキスして
09. THINKING ABOUT YOU
10. TOUCH
11. Blue
12. ONE
13. YELLOW
14. Great Yard
15. 空 feat.
16. SLOW DOWN
<アンコール>
17. FLY
18. RISE
リンク
- MUKAI TAICHI
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ホタテ ギターズ @hotate_guitars
【ライブレポート】向井太一、初ワンマンツアーでさらなる活躍誓う「もっと大きい場所に」(写真18枚) - 音楽ナタリー https://t.co/0sGdhOODkC