NARASAKI新レーベル発足、HOT TOASTERSデビュー作リマスター盤＆新作リリース

NARASAKI（COALTAR OF THE DEEPERS、特撮）による新レーベル「U-desper Records」（ウデスパーレコーズ）が始動。同レーベルから1月17日にHOT TOASTERSの1993年発表のメジャーデビューアルバム「Creek Dust」リマスター盤と、ニューアルバム「felucca」が2作同時リリースされる。

「Creek Dust」はオリジナルが廃盤となっている彼らのメジャーデビューアルバム。今回はNARASAKIによるリマスタリングが施され、復刻される。また新作の「felucca」はNARASAKIがプロデュースを手がけている。Vinyl Junkie Recordingsのオフィシャルサイトでは、「Creek Dust -Remastered-」から「fish+doctor」「Indian Summer」、「felucca」より「Jelly Fish」「夏の王国」の試聴音源を公開中。

HOT TOASTERSは大学の軽音楽部の先輩と後輩だった千田雅彦（Vo, G）と藤高慶（G）によって1987年頃に結成。1992年に櫻井敦司（BUCK-TICK）、KRUSH POSSE、THE MAD CAPSULE MARKETSらの楽曲を収めたオムニバスアルバム「DANCE 2 NOISE 002」に「Who is to Take Blame?」で参加し、1993年にメジャーデビューアルバム「Creek Dust」、アメリカ・シカゴの名門インディーズレーベルDRAG CITYからCD「fish＋doctor」を発表した。ライブ活動とレコーディングを並行して続けていたが、2002年に千田が子育てを理由に帰郷したため、活動が途切れた状態になっていた。しかし盟友NARASAKIの「素晴らしい作品を形にしたい」という思いから、デビュー作のリマスター盤と新作が2作同時リリースされる運びとなった。

なお彼らは1月21日に東京・Mardi Gras（マルディグラ）で復活ライブを行う。