LEO今井がワンマンで最古曲から最新曲まで披露、前野健太とのツーマンも決定

LEO今井が昨日10月19日にワンマンツアー「TOKYO LIGHTS 17」の東京・WWW公演を開催した。

この日のライブは岡村夏彦（G）、シゲクニ（B）、白根賢一（Dr / GREAT3）を従えた“LEO IMAI”編成で、2部構成で行われた。「火の気のない部屋を残す我ら」から始まった1部は、アダルティな「Venom」やゆったりとしたミディアムチューン「Lemon Moon」といった楽曲が、幻想的なムードの中で次々と披露される。「CCTV」や「Tabula Rasa」では今井とシゲクニがリズムパッドでリズムを刻んで盛り上げるなど、4人は息の合ったアンサンブルで観客を魅了していった。9曲を連投したのち、4人はLEO今井にとって“最古の曲“である「Tokyo Lights」、反対に最新曲である「On Videotape」を届けて1部を締めくくった。

2部では、今井が「遊ぶ」と話していた通り、言葉少なめに進行した1部と打って変わって、メンバーは冗談を飛ばしながらライブを進める。また選曲もユニークで、「Softly-Softly」の“アダルティバージョン”を含むセッションや、シゲクニが所属しているバンド・koboseの楽曲「Mr.aventure」、今井と白根がパートを入れ替えて演奏したGREAT3の「穴と月」などが届けられる。さらに岡村がアコースティックギターに持ち替え、今井、岡村、シゲクニの3人でしっとりと「Made From Nothing」をプレイ。同曲を終えるとシゲクニがステージから去り、今井と岡村の2人が残る。岡村がさまざまな楽曲のイントロをギターで弾き始め、今井がモノマネしたり、岡村が歌ってみたりと笑いに満ちた時間が生まれ、最終的に2人はOasisの「Wonderwall」をカバーすることに。今井はリアム・ギャラガーよろしくサングラスをかけて、体を大きく揺らしながら気持ちよさそうに歌唱。後半には拡声器を持ったシゲクニと、タンバリンを持った白根も登場しにぎやかなアクトとなった。同曲が終わると、今井が1人ステージに残り、静かに「I Will Know Your Name」を歌い上げてライブの幕を下ろした。

なお公演中に今井が、主催ライブイベント「大都会 3 -Dimanche Bloody Dimanche-」を2018年1月28日に東京・新代田FEVERにて開催することを発表した。このイベントは彼らが不定期で実施しているツーマンライブイベント。3回目となるこの日はゲストに前野健太を迎えて行われる。チケットは明日10月21日に各プレイガイドおよび新代田FEVER店頭にて発売される。