超特急“2年ぶり停車”のラゾーナを熱狂空間に!進化印象付けた晴天フリーライブ

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超特急が本日9月30日に神奈川・ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージにてフリーライブ「超特急フリーライブ “THE END FOR BEGINNING -Step 1-”First Step? Last Step?」を行った。

超特急(撮影:米山三郎[SignaL])

超特急(撮影:米山三郎[SignaL])

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「ラゾーナ大好きー!」と笑顔を浮かべるタクヤ。(撮影:米山三郎[SignaL])

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このイベントは、2016年12月に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催のクリスマスライブの模様を収録したBlu-ray「BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land」のリリース記念に行われたもの。超特急が野外でフリーライブを行うのは約2年ぶりのことで、会場にはたくさんの8号車(超特急ファンの呼称)が集まってステージ前の広場や施設各階のバルコニーを埋め尽くした。

ライブスタートの14:00になると、会場には「超ネバギバDANCE」のイントロが大音量で鳴り響く。すると超特急の7人はこの曲のミュージックビデオで見せた“電車ごっこ”をしながらステージに上がり、それぞれのポジションについた。大歓声の中で1曲目にドロップされたのは、彼らの自己紹介ソング「Superstar」。ソロ回しのパートでタクヤが「ラゾーナ大好きー!」と叫べば、ユーキは「楽しんでいきましょう!」と言って鮮やかなバック転を決めてみせる。川崎が地元のユースケは「僕、あそこの映画館でよく映画観てます!!」と109シネマズ川崎を指差して観客のざわめきを誘った。

「POLICEMEN」を披露する超特急。(撮影:米山三郎[SignaL])

「POLICEMEN」を披露する超特急。(撮影:米山三郎[SignaL])[拡大]

冒頭からそれぞれがハイテンションに思いを爆発させると、2曲目には「POLICEMEN」が届けられた。この曲は8月まで行われていた全国ツアーのメドレーに入っていた楽曲だが、フルサイズでのパフォーマンスは久々で、予想外の選曲にファンは熱狂。7人はドラムマーチに合わせての一糸乱れぬダンスや警棒を使った力強いパフォーマンスで盛り上がりに拍車をかけていく。

最初のMCではリーダーのリョウガが「久しぶりのフリーライブでございます。無料最高ー!」と叫んで笑いを誘う。またカイが「女子ー! 男子ー!」と会場に呼びかけると、男性ファンからも大きな反応が。これを聞いたカイはうれしそうに表情をほころばせ「ここにいる皆さんで最高のライブにしていこうと思うので、盛り上がっていきましょう!」と思いを伝えた。

「超えてアバンチュール」の様子。(撮影:米山三郎[SignaL])

「超えてアバンチュール」の様子。(撮影:米山三郎[SignaL])[拡大]

ここからは、2016年リリースのアルバム「Dramatic Seven」収録曲がメドレー形式で披露され、メンバーそれぞれの個性が際立つ目まぐるしいステージ展開が観衆の目を楽しませた。ユーキが妖艶な身のこなしで躍動する彼のセンター曲「Beasty Spider」で7人がセクシーに楽曲を表現すれば、続く「Clap Our Hands!」では一転、ステージの前方に躍り出たセンターのタクヤが「一緒にクラップしてください!」とさわやかに呼びかけて会場をひとつにまとめ上げていく。コーイチが遊び心にあふれたボーカルで「ライオンライフ」を歌うと、メドレーのラストを飾るリョウガのモチーフ曲「超えてアバンチュール」へ。しゃがんだコーイチの背中を飛び越えてステージのセンターに立ったリョウガは鮮やかな白目をむいたり、上層階のバルコニーをビシッと指差したりとサービス精神旺盛なパフォーマンスでファンを引き付けていた。

力の限りに叫ぶユースケ。(撮影:米山三郎[SignaL])

力の限りに叫ぶユースケ。(撮影:米山三郎[SignaL])[拡大]

また、ユーキが手を滑らせて「POLICEMEN」の警棒を落とした際にタクヤがそれを拾ってすぐにユーキに手渡したり、コーイチが落としたタオルをユースケが動きの中で拾い上げてコーイチにパスしたり、激しい動きで靴紐がほどけたリョウガが靴紐を結ぶ動きを振付に取り入れてしまったりと、抜群のチームワークと臨機応変な対応力で7人がステージを楽しむ姿もライブ中には幾度となく見られた。「さあ、最後の曲となりました!」というユースケの声とともに届けられたのは彼らのキラーチューン「バッタマン」。いつもはユースケの頭に手を乗せるシーンで、カイはユースケをハグするアドリブを見せて8号車の歓声を誘う。カイに抱き寄せられたユースケは照れ笑いを浮かべたのちに渾身のダンスでメンバーを牽引し、「代々木を超えろー!!」と何度も絶叫。昨年のクリスマスライブの「バッタマン」で生まれた熱狂の空間をここで凌駕すべく、熱い思いを込めた咆哮を青空の下に響かせた。タカシも「弱えのは強えぞ!」というパートを「ラゾーナは強えぞ!」と歌い替え、会場の盛り上がりは最高潮に。大きな一体感を生んだライブを終えると、ユースケは言葉にならない興奮を発散するように「だーっ!!」と叫び声を上げた。

超特急(撮影:米山三郎[SignaL])

超特急(撮影:米山三郎[SignaL])[拡大]

大きなアンコールに応えてステージに戻ったメンバーは「超ネバギバDANCE」でパフォーマンスを締めくくる。しかしリョウガは「ここで“もう1曲”ラストに皆さんで歌おうと思います」とひと言。すると会場には「Happy birthday to you」が流れ、ユーキはバースデーケーキをステージに運び入れる。これを理解した8号車は、23日に誕生日を迎えたタカシと27日に誕生日を迎えたカイを祝福した。2人はサプライズに驚きながらも笑顔。ユーキから抱負を言うように促されると、タカシは「今年は21歳と、節目でもなんでもない年だけど、自分たちの力で“なんでもある”、意味のある年にしたいと思います」とコメント。カイは「大人の色気のある人間になります。僕含め、超特急も楽しんでいくので、皆さんも一緒に楽しんでいきましょう」と8号車に語りかけた。祝福ムードにあふれる中、およそ1時間というボリュームでファンを楽しませた超特急の2年ぶりの野外フリーライブは終幕。コーイチが「せっかくだし、最後も回っていくか!」とメンバーに声をかけると、7人は再び電車ごっこで“連結”し、ステージをぐるりと大きく回りながら舞台袖へと姿を消した。

超特急「超特急フリーライブ “THE END FOR BEGINNING -Step 1-”First Step? Last Step?」
2017年9月30日 ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージ セットリスト

SE. 超ネバギバDANCE
01. Superstar
02. POLICEMEN
03. Beasty Spider~Clap Our Hands!~ライオンライフ~超えてアバンチュール
04. 浮つきWAVES
05. バッタマン
<アンコール>
06. 超ネバギバDANCE

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しゅう🌈 ❄🤍𓈒𓏸 @xiahtan

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