THE BAWDIES、歓喜に満ちたR&Rパーティ大成功

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THE BAWDIESの全国ワンマンツアーのファイナル公演が、12月4日にLIQUIDROOM ebisuで行われた。

2010年もTHE BAWDIESはレコーディングにツアーにと大忙し。1月には「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2010」、3月にはLOCKSLEYとのツーマンツアーが予定されている(Photo by 森琢磨)。

2010年もTHE BAWDIESはレコーディングにツアーにと大忙し。1月には「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2010」、3月にはLOCKSLEYとのツーマンツアーが予定されている(Photo by 森琢磨)。

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JIM(写真右)は公演中、「俺は今日、全部(ステージに)置いていくんで!」と発言。ライブ中は激しいアクションと攻撃的なギタープレイで観客を沸かせた(Photo by 森琢磨)。

JIM(写真右)は公演中、「俺は今日、全部(ステージに)置いていくんで!」と発言。ライブ中は激しいアクションと攻撃的なギタープレイで観客を沸かせた(Photo by 森琢磨)。

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近日中にmixi公認アカウントにて、マイミク限定クリスマス企画としてTHE BAWDIESスペシャル待ち受けFLASHをプレゼント。詳細については、12月11日にメンバーがmixi日記にてマイミクのみに発表する(Photo by 森琢磨)。

近日中にmixi公認アカウントにて、マイミク限定クリスマス企画としてTHE BAWDIESスペシャル待ち受けFLASHをプレゼント。詳細については、12月11日にメンバーがmixi日記にてマイミクのみに発表する(Photo by 森琢磨)。

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ニューシングル「IT'S TOO LATE」のリリースを記念して全国7都市で行われたこのツアーは、全公演ソールドアウトを記録。現在のバンドの勢いを物語るかのような、熱いパフォーマンスが各地で繰り広げられてきた。

熱気に満ちた会場が暗転すると、おなじみのオープニングSE「Soul Man」(SAM & DAVE)が流れ始めメンバーがステージに登場。ROY(Vo,B)が「今日はもう、ただ楽しんじゃっていいですかーっ!」と叫び、「EMOTION POTION」からライブをスタートさせた。1曲目からクライマックスかと思えるほどの盛り上がりを見せる観客を前に、バンドのメンバー4人はテンションの高い演奏を披露。20代男性とは思えないほどの渋みを持つROYの歌声と、TAXMAN(G,Vo)のキレのよいギタープレイ、よりセクシーさを増したJIM(G)のスライドギター、ときに軽やかに、ときにヘヴィに刻まれるMARCY(Dr)のビート。この4人による鉄壁のコンビネーションは、今春のメジャーデビュー以降着実に成長を遂げており、この日のライブ中もハッとさせられる場面が何度もあった。

「仲良く踊るっていうのはどうでしょうか?」とROYが観客に問いかけると、バンドはそのままソウルフルな「I'M IN LOVE WITH YOU」を演奏。スウィングするリズムに乗せて、観客は思い思いの方法で楽しげに踊る。これこそTHE BAWDIES流パーティと言える雰囲気の中、バンドは次々に最高のロックンロールナンバーを繰り出していった。

今回のツアーでは、今後のバンドの方向を占うであろう新曲2曲も披露。これまでのTHE BAWDIESにありそうでなかったタイプの楽曲は、初めて聴くファンも多い中好意的に受け入れられ、演奏後にはあたたかい拍手がバンドに贈られた。

ライブ中盤では、ROYが観客に「やっぱり愛が足りないから、ここに集まったんじゃないですか?」と呼びかけ、バンドはスウィートなラブソング「BABY SUE」をプレゼント。ファンがリズムに合わせて体を左右に揺らす様もいつも以上に一体感があり、バンドもフロアも最高の状態でこの日のライブを楽しんでいるようだった。

モッズスタイルにアレンジされたSEX PISTOLS「PRETTY VACANT」を経て、ライブ直前にものもらいにかかってしまったTAXMANが「MY LITTLE JOE」「SO LONG SO LONG」でリードボーカルを披露。そして最新シングル「IT'S TOO LATE」とグルーヴィな「YOU GOTTA DANCE」の2連発でライブ本編が終了した。

アンコールでは、ROYの「ワンマンツアーということで、こんなにたくさんの人たちと出会えてうれしいです」の感謝の言葉に続いて、バンドはソフトなミディアムチューン「TINY JAMES」をプレイ。会場が良いムードになったところで、「このツアーをみんなで踊って締めませんか?」というROYの叫びとともにレイ・チャールズのカバー「WHAT'D I SAY」がスタートする。もはやお約束となったROYと観客とのコールアンドレスポンスもかつてないほどに盛り上がり、ROYの「俺が欲しいのは、アンタらのソウルだーっ!」というシャウトを経て、最高のクライマックスを迎えた。

2度目のアンコールに応えてステージに戻ったROYは、「毎度毎度、パワー残さないでって言ったじゃないですか。まだまだロックンロールが足りないんですかーっ!」とうれしそうに笑う。そして、ワンマンツアーの最後を締めくくる「SHAKE YOUR HIPS」ではフロアがダンス天国と化し、熱気と笑顔でいっぱいのワンマンツアーファイナルは大成功のうちに幕を閉じた。

THE BAWDIES “ONE MAN TOUR 2009” 12月4日セットリスト

01. EMOTION POTION
02. I'M IN LOVE WITH YOU
03. KEEP ON ROCKIN'
04. IT'S A CRAZY FEELIN'
05. EVERYDAY'S A NEW DAY
06. 新曲
07. BABY SUE
08. NOBODY KNOWS MY SORROW
09. PRETTY VACANT
10. FORGIVE ME
11. MY LITTLE JOE
12. 新曲
13. I BEG YOU
14. LEAVE YOUR TROUBLES
15. SO LONG SO LONG
16. IT'S TOO LATE
17. YOU GOTTA DANCE
--ENCORE--
E1. TINY JAMES
E2. WHAT'D I SAY
--ENCORE--
E3. SHAKE YOUR HIPS

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音楽ナタリー @natalie_mu

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