人間椅子と怖くて楽しい異次元への旅行

11

697

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 111 190
  • 396 シェア

人間椅子が10月4日にニューアルバム「異次元からの咆哮」をリリースする。

人間椅子

人間椅子

大きなサイズで見る

「異次元からの咆哮」は通算20枚目となる新作アルバム。和嶋慎治(G, Vo)は今作のコンセプトについて、「世界が、我々に見えているものだけでないとしたらどうでしょうか」という書き出しでコメントを発表しており、「今回のアルバムでは、様々の異次元の住人が登場します。あるいは、異世界の精神を持って現実で暴れまわる男も出て来ます」「さあ、人間椅子と一緒に、怖くて楽しい異次元への旅行に出掛けましょう」などと述べている。また初回限定盤にはDVDが付属。このDVDには3月に東京・赤坂BLITZで行われたワンマンツアー「威風堂々」の最終公演のライブ映像が収録される。

なお新作リリースを記念したワンマンツアーの開催も決定。10月31日より全国9都市で行われ、ツアーファイナルは11月19日、人間椅子にとって初の東京・Zepp DiverCity TOKYOとなる。

和嶋慎治(人間椅子)コメント

 世界が、我々に見えているものだけでないとしたらどうでしょうか。
動植物は、どうも人間みたいな生活苦を抱えているようには思われ
ませんから、彼らはもしかしたら、極彩色のエネルギーのめくるめく
空間に暮らしているのかもしれません。人間はがんじがらめに条件付け
されているゆえ、こう、としか現実を把握できないところがあります。
それがため、さらに世界は単調で苦しみに満ちた景色に見えてきます。
 多次元、異次元、という考え方があります。世界は単一のものではなく、
無限に折り重なり、そこには多様の存在がひしめいている──想像した
だけで、何かわくわくしてきます。ときに、音楽とは目に見えないものです。
我々が音楽を聴いて感動するのは、それが目に見えない、異世界への扉を
開いてくれるからではないでしょうか。
 今回のアルバムでは、様々の異次元の住人が登場します。あるいは、異世界
の精神を持って現実で暴れまわる男も出て来ます。まるで世界の閉塞感を、
退屈さを嘲笑うかのように。未知なるものへの対峙は恐怖を伴うものですが、
それは自己の変容を促すものでもあります。さあ、人間椅子と一緒に、怖くて
楽しい異次元への旅行に出掛けましょう。
和嶋慎治 / 人間椅子

この記事の画像(全1件)

人間椅子 ワンマンツアー

2017年10月31日(火)宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX
2017年11月2日(木)青森県 Mag-Net
2017年11月4日(土)北海道 cube garden
2017年11月8日(水)兵庫県 チキンジョージ
2017年11月10日(金)香川県 高松オリーブホール
2017年11月12日(日)大阪府 umeda TRAD
2017年11月14日(火)福岡県 DRUM Be-1
2017年11月16日(木)愛知県 ElectricLadyLand
2017年11月19日(日)東京都 Zepp DiverCity TOKYO

全文を表示

読者の反応

徳間ジャパン @tokuma_japan

【#人間椅子】人間椅子と怖くて楽しい異次元への旅行 - 音楽ナタリー https://t.co/XB4XTwqIvF

@ningenisu

コメントを読む(11件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 人間椅子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。