CKB上映会ライブで「イイネ！」ぐっさん乱入タイガー＆ドラゴン

横山剣（クレイジーケンバンド）が本人役で主演を務める映画「イイネ！ イイネ！ イイネ！」の公開を記念した“フライングスペシャル上映会”が、本日6月15日に東京・羽田空港国際線ターミナル内のTIAT SKY HALLで開催された。

「イイネ！ イイネ！ イイネ！」は横山が演じるケン、伊原剛志扮するドブオ、中野英雄が演じるトニーという横浜・本牧育ちの幼なじみ3人の友情を描いた作品。劇中にはクレイジーケンバンドのメンバーも全員登場し、バンドの演奏シーンはもちろん、演技にも挑戦している。CKBファンクラブ会員などを招いて行われた本日のフライングスペシャル上映会には横山のみならず、CKBメンバーもシークレットで全員集合。イベント冒頭から、劇中で歌われる「漢江ツイスト」と「生きる。」を生演奏で披露し、会場のファンを喜ばせた。

2曲の演奏が終わったあとは舞台挨拶へ。ドブオ役の伊原とトニー役の中野、そして門馬直人監督と脚本を担当した一雫ライオンも登壇し、撮影時のエピソードを語った。横山の演技について聞かれた伊原は「歌手としては何十年もやってるけど、役者としては本当にフレッシュ。新鮮でしたね。ぶどうのようなフレッシュさで。僕らも基本に立ち返ってフレッシュにいきたいですね」とひたすらフレッシュを連呼。同じ場面での出演が多い中野は「（横山は）セリフをおっしゃったあと、すぐ僕を見るんですよ。保護者みたいに」と、やはり横山のフレッシュな演技について楽しそうに話した。またCKBメンバーの中で1人、本人役に加えて外国人役にも挑戦している洞口信也（B）は、「自分はロバート・デ・ニーロのファンでして、佇まいを『ディア・ハンター』のデニーロみたいにさせてもらって、いい思い出になりました」と照れ笑い。また小野瀬雅生（G）は劇中に登場する入浴シーンに自身のアイデアが採用されたことを明かした。

舞台挨拶のあとはCKBが再びバンドセットに陣取り、映画の舞台である横浜にゆかりのある曲をと「不良倶楽部」をパフォーマンス。さらに観客からのリクエストを受け「☆☆☆☆☆」「逆輸入ツイスト」の2曲を歌った。CKBはさらにフォトセションのあとにもライブを行い、「スージー・ウォンの世界」と「タイガー＆ドラゴン」を披露。「タイガー＆ドラゴン」では映画にDJロッキーとして登場する山口智充がスペシャルゲストとして合流し、横山と山口の2人でこぶしを回して熱唱した。

映画「イイネ！ イイネ！ イイネ！」は6月24日より全国公開。CKBは8月2日にバンド結成20周年記念ベストアルバム「CRAZY KEN BAND ALL TIME BEST 愛の世界」を発表し、9月2日には神奈川・横浜赤レンガパーク 野外特設ステージで結成20周年スペシャルライブ「CRAZY KEN BAND 20TH ATTACK! CKB[攻]」を行う。