「オタクィーーーンイングリッシュ!」は、3年後の東京五輪を視野に入れ、「アイドル」「プロレス」「盆栽」など外国人が興味を持つ文化を題材に、楽しく英語や日本語が学べる教養バラエティ番組。各ジャンルでよく使われるフレーズなどを用い、日本人は英語を、外国人は日本語を学ぶ。
番組プロデューサーのテレ玉報道制作局次長・田中秀一氏は「2020年の東京オリンピックに向け、外国の方と接する機会が増えていく中で、ちょっとでもヒントになれば」と番組を立ち上げた経緯を説明し、「エビ中の中でも若い2人に、海外でも受けそうな日本のブームを発信していただきたい」とエビ中の“カホリコ”コンビへの期待を語った。「まずは番組名のインパクトにワクワクした」という小林は「私は英語が苦手で、学校の授業でもなかなか手が上げられないので、番組を通して英語の点数を上げたいです。みんなで観て学べるような番組にしたいです」とコメント。以前占い師に「海外進出をする」と占われたという中山は、今回の出演オファーを受けて「あの占いは当たってたんじゃないか」と張り切りつつも「私は日本語でもうまく伝えることが苦手なので(笑)、英語の前に日本語をちゃんとしろと言われるかもしれない」と不安を覗かせた。
「番組を通してどんな英語を学びたいか」という質問に対し、中山は「名言を言えるようになりたいです。例えば……『いつやるの? 今でしょ!』とか」と回答。小林は「エビ中はアイドルなので、やっぱりアイドル文化についての英語を学びたいです」と意気込んだ。また「番組で学んだ英語を何に生かしたいか」という質問に、小林は「オリンピックのときに海外の人の手助けをしたいです」と答えたうえで、以前新宿で外国人に道を尋ねられたがうまく答えられず「そもそも新宿がわからないので、案内するのに1時間以上かかりました」と半年ほど前に起こったエピソードを告白。中山は「私はオリンピックの前に海外進出する予定なので、海外に行く機会があったら歌穂ちゃんと私でみんなをリードしたい」と語り、「カナダでオーロラの下でライブ」という具体的な目標を掲げた。
最後にファンへのメッセージを求められ、小林は「カホリココンビということで不安に思ってる方もいらっしゃると思うんですけど、不安にさせないように堂々とがんばりたいと思います」とコメント。中山は「英語でメッセージを」という無茶ぶりに対して「言われると思って勉強してきました」と用意周到ぶりを見せ、たどたどしい発音で「I will do my best to speak」と宣言した。
番組は4月11日(火)よりKBS京都でも放送されるほか、4月12日(水)10:00よりテレ玉オンデマンドでも配信され、海外向けサイトREAL-Qでも番組関連動画が英語で配信される。Twitter公式アカウントは日本版と海外版の2つがあり、先にオープンした日本版アカウント(@otaqueeen_jp)ではすでに「こんなの英語にしたら、こんな日本語 外国人に教えたら面白いのでは」というテーマで、番組内で取り上げてほしいフレーズを募集している。なお4月9日(水)の初回放送「エピソード0」は番組の概要紹介となり、カホリコは2人そろって登場。翌週4月16日(日)からは小林と中山のいずれかが登場する予定で、エピソード1~4では中山が「アイドル」をテーマにした英語を学ぶ。
テレ玉 / KBS京都「オタクィーーーンイングリッシュ!」
テレ玉2017年4月9日(日)24:30~25:00
KBS京都 2017年4月11日(火)24:00~24:30
<出演者>
小林歌穂 / 中山莉子(
先生:アラウコ・サイラ(ペルー出身、岡山育ち)
生徒:リアザノフ・セルゲイ(ロシア出身、アイドル好き)
テレ玉:毎週日曜24:30~25:00放送
KBS京都:毎週火曜24:00~24:30放送
テレ玉オンデマンド:2017年4月12日(水)10:00よりエピソード0配信開始
※記事初出時、出演者名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
リンク
- オタクィーーーンイングリッシュ! (@otaqueeen_jp) | Twitter
- テレ玉/地デジ3ch
- テレ玉オンデマンド - テレ玉モバイル
- KBS京都
- REAL-Q Official web site
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エビ中カホリコ、英語を学ぶ新番組に意欲見せるも「英語の前に日本語を……」 - 音楽ナタリー https://t.co/wSWOlkq2I2