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真心ブラザーズが「バン・バン・バン」で恩人・ムッシュを追悼「ありがとう!」

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YO-KING(撮影:eri shibata)

YO-KING(撮影:eri shibata)

真心ブラザーズが東京と大阪でワンマンライブ「東西たっぷり真心届けます!2017」を開催。その東京公演が3月4日に東京・中野サンプラザで行われた。

このライブはYO-KINGと桜井秀俊に、ベース、ドラム、キーボード、コーラス、ホーンセクションを加えた10人編成バンド、MB'sとしてパフォーマンスを実施。序盤のMCでYO-KINGは「普段やらないような曲をたくさんやるライブです」と説明し、この言葉を受けて桜井は「初めて(真心のライブに)来た人はつらいかも」と笑みを浮かべながら観客を気遣った。

そして彼らは、1991年にシングルとして発売されアルバム未収録の「同級生」や、2001年にシングルとして発売された「流れ星」「橋の上で」「この愛は始まってもいない」の“別れの歌3部作”など、宣言通りレアな選曲でライブを進行。感情豊かな歌声とタイトな演奏でオーディエンスを盛り上げ、ライブ終盤の「STONE」「ENDLESS SUMMER NUDE」「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」では彼らのエンタテインメント性を強く感じさせるパフォーマンスとなった。

アンコールの1曲目に披露されたのは、当初は予定になかったザ・スパイダースのカバー「バン・バン・バン」。ライブの3日前である3月1日に亡くなったムッシュかまやつを、2人は明るい演奏で追悼した。真心ブラザーズがデビューのきっかけをつかんだのは、大学時代にテレビ番組「パラダイスGoGo!!」の企画コーナー「勝ち抜きフォーク合戦」に出演したことだったが、そのときに審査員だったのがムッシュ。そのためYO-KINGは彼を「大恩人」と話し、桜井は大声で「ありがとう、ムッシュ!」と叫んだ。

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