劇場版アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」の初日舞台挨拶が、本日1月21日に東京・新宿バルト9にて開催され、セバスチャン・ミカエリス役の
小野は「黒執事」の魅力について「ゴシック、ロリータという確立された分野を突き詰めて表現しているだけではなく、アクション、コメディ、サスペンス、今回の劇場版ではホラーであったりと、いろんなエンタテインメントが詰め込まれた欲張りな作品だなと思っています」とコメント。するとそれを聞いていた諏訪部に「宝石箱、宝石箱」と小声で振られ、一瞬戸惑った表情を浮かべながらも、「……まるで宝石箱や!」と言い切り、観客の笑いを誘った。一方諏訪部は「黒執事」について「ビジュアル的な美しさはもちろんですが、それとは対極的に人間の業や情念といったドロドロとしたものも描かれている」と述べ、「キレイなだけではなく精神的な深みも感じる物語も多く、そこも『黒執事』の魅力」と語った。
原作の「豪華客船編」を読んだときから「これをやりたい!」と思っていたという小野は、「もしかしたら劇場版用に取っておいたのかもしれないと思うくらい、スクリーン映えする作品」と発言する。また「セバスチャンは自分の熱量を秘めているので、(演技に)乗せられないので足し算ではなくずっと引き算をしている感じ。だけど今回は阿部(記之)監督と枢(やな)先生から『存分にやってください』とお墨付きをいただいたので、存分にやらせていただきました」と意気込みを感じさせた。
坂本は劇場版の制作決定を聞いて「うれしかったです。第1期のときは苦悩していたけれど、やればやるほど楽しさを感じてシエルへの理解も深まっていたので、またチャンスをいただける喜びがありました」と思い返す。また同作について「『黒執事』を知っている人が観ても『えっ!?』と思う話が描かれているし、あのキャラもこのキャラも出ている作品なので、初めての人もこの1本を観れば『黒執事』がわかる、すべてを兼ね備えたエピソード」と劇場版にふさわしい作品であることを述べた。
最後に小野は、同作を「『黒執事』の集大成とも呼べる劇場版」と語りながら、「集大成ではあるけれど、(原作は)連載10周年を迎えて、次の10周年へと進んでいきたい。進んでいってほしいなと思っております。それには執事と主人の関係のように、応援してくれる皆さんの熱量が必要不可欠」と観客へメッセージを贈る。そして「必ずや皆さんを楽しませる極上のエンターテイメントが詰まっております」と続けると、「皆様を楽しませることができなくてどうします?」とセバスチャンのセリフにちなんだメッセージで締めくくった。
劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」は、死者蘇生の秘密を巡り豪華客船・カンパニア号にて巻き起こる騒動を描く。主題歌の「硝子の瞳」は
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