劇場版「黒執事」本日公開、小野大輔&坂本真綾が初日舞台挨拶で感慨語る

65

2342

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 999 1327
  • 16 シェア

劇場版アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」の初日舞台挨拶が、本日1月21日に東京・新宿バルト9にて開催され、セバスチャン・ミカエリス役の小野大輔、シエル・ファントムハイヴ役の坂本真綾、葬儀屋役の諏訪部順一が登壇した。

劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」初日舞台挨拶の様子。

劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」初日舞台挨拶の様子。

大きなサイズで見る(全13件)

左から小野大輔、坂本真綾、諏訪部順一。

左から小野大輔、坂本真綾、諏訪部順一。

大きなサイズで見る(全13件)

劇場アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」メインビジュアル

劇場アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」メインビジュアル

大きなサイズで見る(全13件)

小野は「黒執事」の魅力について「ゴシック、ロリータという確立された分野を突き詰めて表現しているだけではなく、アクション、コメディ、サスペンス、今回の劇場版ではホラーであったりと、いろんなエンタテインメントが詰め込まれた欲張りな作品だなと思っています」とコメント。するとそれを聞いていた諏訪部に「宝石箱、宝石箱」と小声で振られ、一瞬戸惑った表情を浮かべながらも、「……まるで宝石箱や!」と言い切り、観客の笑いを誘った。一方諏訪部は「黒執事」について「ビジュアル的な美しさはもちろんですが、それとは対極的に人間の業や情念といったドロドロとしたものも描かれている」と述べ、「キレイなだけではなく精神的な深みも感じる物語も多く、そこも『黒執事』の魅力」と語った。

原作の「豪華客船編」を読んだときから「これをやりたい!」と思っていたという小野は、「もしかしたら劇場版用に取っておいたのかもしれないと思うくらい、スクリーン映えする作品」と発言する。また「セバスチャンは自分の熱量を秘めているので、(演技に)乗せられないので足し算ではなくずっと引き算をしている感じ。だけど今回は阿部(記之)監督と枢(やな)先生から『存分にやってください』とお墨付きをいただいたので、存分にやらせていただきました」と意気込みを感じさせた。

坂本は劇場版の制作決定を聞いて「うれしかったです。第1期のときは苦悩していたけれど、やればやるほど楽しさを感じてシエルへの理解も深まっていたので、またチャンスをいただける喜びがありました」と思い返す。また同作について「『黒執事』を知っている人が観ても『えっ!?』と思う話が描かれているし、あのキャラもこのキャラも出ている作品なので、初めての人もこの1本を観れば『黒執事』がわかる、すべてを兼ね備えたエピソード」と劇場版にふさわしい作品であることを述べた。

最後に小野は、同作を「『黒執事』の集大成とも呼べる劇場版」と語りながら、「集大成ではあるけれど、(原作は)連載10周年を迎えて、次の10周年へと進んでいきたい。進んでいってほしいなと思っております。それには執事と主人の関係のように、応援してくれる皆さんの熱量が必要不可欠」と観客へメッセージを贈る。そして「必ずや皆さんを楽しませる極上のエンターテイメントが詰まっております」と続けると、「皆様を楽しませることができなくてどうします?」とセバスチャンのセリフにちなんだメッセージで締めくくった。

劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」は、死者蘇生の秘密を巡り豪華客船・カンパニア号にて巻き起こる騒動を描く。主題歌の「硝子の瞳」はシドが書き下ろした。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全13件)

(c)Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Atlantic

読者の反応

大田区議会議員_おぎの稔_メタバース・議員系Vtuber連絡・区政相談はお気軽にDMで @ogino_otaku

劇場版「黒執事」本日公開、小野大輔&坂本真綾が初日舞台挨拶で感慨語る https://t.co/cqDB7VqhX0

コメントを読む(65件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 小野大輔 / 坂本真綾 / シド / 諏訪部順一 / 枢やな の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。