[ROVO] 京大西部講堂DVD＆CD一般発売

2007年6月11日 21:35 音楽ナタリー編集部

ROVOがこれまでライブ会場でのみ販売していた「ROVOオフィシャル・ブートレッグ・シリーズ」の第3弾「ROVO LIVE at 京大西部講堂 DVD」と、第4弾「ROVO LIVE at 京大西部講堂 CD」が、7月18日に一般流通で同時発売されることが決定した。

ROVOとは？

BOREDOMSや想い出波止場、羅針盤など多くのバンドで活躍する山本精一と、Bondage Fruitほかさまざまなセッションに参加するバイオリニスト勝井祐二を中心に、益子樹や芳垣安洋らとともに90年代半ばに結成。1997年2月21日に恵比寿みるくにて初ライブを行なう。以降、打ち込みに頼らないスペーシーな人力トランスミュージックが大きな支持を集め、多くの野外フェスティバルに出演。イベント「MAN DRIVE TRANCE」のオーガナイザーとしても活躍し、クラブシーンにアピールするライブアクトとして常に熱い注目を受けている。

ROVOは今後、6月17日の「ラフォーレサウンドミュージアム」や、7月16日渋谷O-EASTのDJ BAKU主催イベント「KAIKOO」、そして「FUJI ROCK FESTIVAL」「METAMORPHOSE」といったフェスへの出演が決定している。

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今回リリースされる2作品には、発売日からちょうど3年前の2004年7月18日に京大西部講堂で行なわれたイベント「P-hour02」でのライブの模様が収録される。このDVDは、ROVOの映像作品としては「LIVE at 日比谷野音」に続く2作目。オフィシャル・ブートレッグ・シリーズとしては始めての映像作品となる。

空調設備のない西部講堂に超満員の観客がひしめき合ったこの日のライブ。室内温度50℃、湿度100%という極限状態の中で、神がかった集中力と緊迫感がアグレッシブで強烈な熱量のセッションを生み出した。このステージを振り返って勝井祐二は「温度、湿度、薄い空気で意識が朦朧としてくる。しかし演奏が進むにつれてかえって集中力が研ぎすまされていくのを感じていた。奇跡、と言っても良いだろう」とコメントしている。

この日に演奏されたのは、同年11月発売のアルバム「Mon」に収録されることになる当時の新曲が中心となっている。キーボード中西宏司在籍時のハイライトとなる最高のパフォーマンスが収録されたこのライブDVD＆CDはファン必携。まだ手に入れていないファンはこれを機に購入しておこう。なお、DVDにはボーナストラックとしてベルギーMAGASIN4での「CISCO」が追加収録されている。

商品情報

ROVO「ROVO LIVE at 京大西部講堂 DVD」

RVLN-5　3465円　DVD
2007年7月18日発売
rovolone/WONDERGROUND
＜収録曲＞
1. URMA
2. LOQUIX
3. HAOMA
4. REOM
5. SUKHNA
6. NA-X
7. CISCO (from LIVE at MAGASIN4) (bonus track)