サプライズに生着替え！M!LK、2周年記念「牛乳スーパー会議」でファンに感謝

M!LKが12月11日に東京・ステラボールにてファンミーティング「牛乳スーパー会議」を開催した。

これは、彼らの結成2周年を記念して行われたファンイベント。イベントは1部の「～牛乳特売日～」と2部の「～コーヒー特売日～」の2部制で展開され、メンバーはいつものライブと一味異なる企画を披露して各回満員2100人のみ！るきーず（ファンの総称）を楽しませた。

ステージにはスーパーのバックヤードを模したセットが組まれ、M!LKの5人はエプロン姿で登場。「反抗期アバンチュール」「フレ！フレ！オレ！」をパワフルに歌い踊り、冒頭から会場を盛り上げた。佐野勇斗は「みんなに感謝の気持ちを伝えるべく、『牛乳スーパー会議』を開催しました！」とイベントの趣旨を伝え「何か変わったことをやりたいじゃん？」とメンバーに提案する。するとステージ奥の扉からお掃除のおばちゃんに扮したM!LKの担当マネージャーが登場し、“彼女”の提案で絵描き歌対決が行われることになった。5人は絵描き歌を聴きながら想像を膨らませてペンを走らせたが、完成した作品はどれも正解とは程遠い仕上がりに。その後マネージャーの独断で罰ゲームを受けるメンバーが塩崎太智に決まり、彼はカーテン越しにシルエットが映し出される生着替えに挑戦した。

塩崎はじめメンバーが衣装を着替えると、ここからは1月11日にリリースされる彼らのニューシングル「疾走ペンデュラム」の収録曲が披露されるパートへ。5人は表題曲と「Milky Snow」、初披露となった「Good Morning Mr.Misstake」を続けてパフォーマンスした。続いて板垣瑞生扮する「板モリ」が司会を務めるトークコーナー「笑ってええよ」に展開すると、このコーナーにはゲストとしてモデル・こんどうようぢが登場。「好きな食べ物は？」という板モリの質問にこんどうが「アスパラガス」と答えると、青年隊に扮した吉田仁人が即座にアスパラガスを体現する一発ギャグを披露するなど、メンバーは総出でこんどうのトークを盛り上げて会場を笑いで包んだ。

イベント後半のライブパートでは「イチニノサン」「まっしろサンライズ」といったミドルチューンが届けられ、カジュアルな衣装に着替えた5人はいつものポップなパフォーマンスとは違った大人の表情を見せる。またここで、彼らが3月より実施する全国ツアーの追加公演として4月30日に東京・東京国際フォーラム ホールCでのワンマンライブが決定したことがサプライズで発表された。壇上でこの決定を知ったメンバーはキョトンとした表情を見せながらも、「みんな国際フォーラムに来てくれるかな？」「ええよー！」というコール＆レスポンスをしてファンと喜びを分かち合う。ラストには彼らのデビュー曲「コーヒーが飲めません」が披露され、5人はスクリーンに投影されるミュージックビデオの中の初々しさとは異なる、成長した姿をみ！るきーずに提示した。パフォーマンスを終えると板垣は「今日最初に舞台に出たとき、『こんなに僕らを応援してくれる方がいるんだ』ってビックリしました。ファンミーティング、またやりたいです。3周年も4周年も、よろしくお願いします！」と観客に語り掛け、5人は笑顔で手を振りながらステージをあとにした。

イベントの2部「～コーヒー特売日～」では絵描き歌企画の代わりにカラオケコーナーが用意され、山崎悠稀が自身の十八番だというSEKAI NO OWARI「眠り姫」を歌い上げてメンバーや観客から喝さいを受ける。ライブパートでは「疾走ペンデュラム」収録曲からミドルチューンの「逢い」が初披露された。

また2部には表現者集団・GRahAMBoxがゲスト登場し、M!LKの5人は彼らとともにスーパーを舞台にしたコントを披露。コントの中には“モノボケ”対決が差し込まれ、メンバーは個性豊かなボケでみ！るきーずを笑わせた。さらに、イベント後半にはSNSにはアップできない写真をメンバーが1人ずつ披露しあう「ベスト オブ NGショット」のコーナーも。するとメンバーが用意した5枚の写真のうち3枚が吉田のカットで、この結果に吉田はがっくりとうなだれていた。

「もう一杯！」というみ！るきーずの声を受けてスタートしたアンコールでは「新学期アラカルト」がパフォーマンスされる。ファンは大きなコールを飛ばして盛り上がり、会場は一体感に包まれた。佐野は最後に「何十年先までも、僕たちのこと大好きでいてください」とオーディエンスに語り掛け、5人は手をつないで深く一礼。にぎやかに2周年を祝った「牛乳スーパー会議」を締めくくった。