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セプテンバーミー、ツアー終幕と共にココナッツ先輩脱退「7年間を誇りに思う」

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セプテンバーミー(撮影:ハブ)

セプテンバーミー(撮影:ハブ)

セプテンバーミーが全国ツアー「CRセプテンバーミー ~にゅーわーるどおーだー~」のツアーファイナルを、11月25日に東京・新代田FEVERにて開催した。

「絶対的未来奇譚」のレコ発として行われたツアーの最終日であり、ココナッツ先輩(B, Cho)の脱退前ラストライブとなったこの日、メンバーは開演を告げる電子音が鳴り響く中ステージに登場。定位置に着いた岸波藍(Dr, Cho)が電子音にあわせてビートを刻み、演奏をスタートさせた。

ライブ序盤にドイヒロト(Vo, G)が「今日という日が来てほしかったような、来てほしくなかったような。そんなみんなの気持ちも全部受け止めにきました」とファンに思いを伝える場面もありつつ、「妖怪ダンス」などを力強いパフォーマンスで届けていく。タナカ・ターナ(G, Cho)がマイクを使わずに「今日はお前らのおかげで最高に楽しんでるよ、ありがとう! お前ら全力で楽しむ準備はできてるか!」とフロアを煽り、彼らはココナッツ先輩がパチンコやスロットにお金を費やして大損をしたという実体験を基にしたアップチューン「CRシュレディンガーの猫」を熱演。さらに「自分プログラム」「9020」「テレキャスターマジック」と新旧織り交ぜた楽曲を披露したあと、「ハローグッデイ」のイントロでドイが演奏を止めた。

「ちょっと待って! 俺たちカッコつけすぎてる!」とドイは笑って話し、ココナッツ先輩に「いつものやってよ!」と語りかける。そしてココナッツ先輩が脈絡もなく突然「ウオー!」と咆哮し、会場が静まり返るというシュールなやり取りを経て、ドイは「いつも通りのアホな俺たちでいくから、お前らも楽しんでくれますか? 最後まで笑顔でいきましょう!」とステージとフロアにどことなく漂っていた緊張感をやわらげ、軽やかに「ハローグッデイ」を歌い上げた。その後も彼らはキレのあるパフォーマンスを繰り出し、ラストに高速アッパーチューン「逆回転するハッピーエンド」を投下してステージをあとにした。

アンコールで再びステージに姿を見せたメンバーは、まずそれぞれがツアーやこれまでの思い出を回想。ココナッツ先輩は「このバンドで7年間やってきたことは本当に誇りに思っているし、皮肉にも脱退することを発表して、こんなにも愛されていることを感じました。これからもセプテンバーミーを応援していてください。最後まで本当にありがとう」と声を詰まらせながらも感謝の気持ちを述べた。その言葉を聞いたドイは涙を流しながら「俺たちの過ごした7年間を、誰にも笑う権利はないんです。紛れもなくこの7年間は真実だと思うし、俺はこの夜を一生忘れない。俺はしゅんちゃん(ココナッツ先輩)とバンドを一緒にやれて本当によかった」と心情を吐露。さらに「明日から新しい形になっちゃうかもしれないけど、絶対に変わらないもの、変えられないものがあるから。信じてついてきてください!」と叫び、最後に「君と宇宙でスリーアウトチェンジ」を届けて笑顔でライブを締めくくった。

なおこの日の公演でセプテンバーミーは2017年春に新作CDをリリースすることを発表した。新作の内容や今後の活動に注目しておこう。

セプテンバーミー ミニアルバム「絶対的未来奇譚」リリースツアー CRセプテンバーミー ~にゅーわーるどおーだー~
2016年11月25日 新代田FEVER セットリスト

01. LOVE DIVER
02. 妖怪ダンス
03. 27club
04. CRシュレディンガーの猫
05. 自分プログラム
06. 9020
07. テレキャスターマジック
08. ハローグッデイ
09. トケナイヨル、マジラナイヨル
10. 夕闇とサイレン
11. ロックスターに憧れて
12. 僕らのイノセンス
13. 幽霊ダイブ
14. 彼女inワンダーランド
15. 逆回転するハッピーエンド
<アンコール>
16. 君と宇宙でスリーアウトチェンジ

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