仙台貨物が“腐況”のあおりで活動休止、今後は地元で就活

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10月28日にニューアルバム「凸~デコ~」をリリースする仙台貨物が、11月5日に行う日本武道館ワンマンライブをもって活動を休止することが明らかになった。

衝撃の活動休止を知らせる号外フライヤー。

衝撃の活動休止を知らせる号外フライヤー。

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仙台貨物は9月5日、新宿駅東口のステーションスクエアで行われた新曲発表イベントで、集まった約3000人のファンに向け活動休止の事実を発表。新曲「腐況の風」「俺ら東京さ行ぐだ」を披露した直後、ボーカルの千葉が突然「仙台貨物は11月5日の日本武道館で倒産します。日本武道館が最後の晴れ舞台になります」と告げると、あまりに突然の発表に、中には泣き出すファンも。最後にヒット曲「神様もう少しだけ」を歌い上げると、会場周辺には歓声と嗚咽の入り交じったファンの声が響いた。

イベント終了後に配布された号外フライヤーには、バンド活動休止に至った原因やメンバーの今後について書かれている。中国に帰国する可能性のあるベーシスト王珍々を除く各メンバーは、地元仙台で就活を行いながらアルバイトで生計を立てていく予定とのこと。平成不況のあおりは彼らの活動にも余波を与えたようだ。

仙台貨物はアルバムリリース後、10月31日に地元・仙台イズミティ21でライブを行い、11月5日の武道館ワンマンで一旦その歴史に幕を閉じる。また、アルバム発売にあわせたイベントも検討されているという。

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