KANA-BOONが地元・堺市の親善アーティスト就任、目標は地元ソング

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KANA-BOONが地元の大阪・堺市の「堺親善アーティスト」に就任。昨日9月29日に堺市役所にて就任式が行われた。

KANA-BOONとは?

高校の同級生だった谷口鮪(Vo, G)、古賀隼斗(G, Cho)、小泉貴裕(Dr)を中心に結成され、地元大阪を中心に活動を開始。2012年に参加した「キューン20イヤーズオーディション」で4000組の中から見事優勝を射止める。2013年4月には活動の拠点を東京に移し、同年9月にシングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビューを果たす。2018年にはメジャーデビュー5周年企画として、新作のリリースやライブイベントの開催を5シーズンにわたり展開するプロジェクト「KANA-BOONのGO!GO!5周年!」を展開した。2021年10月にシングル「Re:Pray」をリリースし、全国ツアー「KANA-BOON Re:PLAY TOUR 2021-2022」を開催。2022年3月にアルバム「Honey & Darling」を発表し、4月に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)と大阪・NHK大阪ホールでワンマンライブ「KANA-BOON presents『Honey & Darling』-Tokyo Honey, Osaka Darling-」を行った。4月に新メンバーとして遠藤昌巳(B)が加入。5月より19都市20公演におよぶ新体制初の全国ツアー「KANA-BOON LIVE TOUR 2022 Honey & Darling」を開催した。2023年6月、テレビアニメ「山田くんとLv999の恋をする」のオープニングテーマ「ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ」を含むラブソング縛りのコンセプトアルバム「恋愛至上主義」を発表。同月から8月にかけて対バン形式のライブツアー「KANA-BOON Jack in tour 2023」を行う。

「堺親善アーティスト」就任式の様子。(写真提供:堺市)

「堺親善アーティスト」就任式の様子。(写真提供:堺市)

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堺市が若いアーティストの力で堺の魅力を全国に発信していくことを目的に新設した「堺親善アーティスト」。第1号に選ばれたKANA-BOONは堺市のファン200名が見守る中、堺市の伝統産業である注染手法で染められたシャツを着用して登壇した。

「堺親善アーティスト」就任式の様子。(写真提供:堺市)

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メンバーは就任式でバンドを結成した高校生時代からの思い出を語り、おすすめの観光スポットを挙げるなどして堺の魅力をアピールする。「具体的には何をしてくれますか?」という質問には「最終的にはライブをやりたいです」、「aikoさんには『三国駅』という歌がありますが、KANA-BOONさんも堺の歌を作ってください」という声には「では我々は『三国ヶ丘駅』という曲をいつか作りたいと思います」と答えていた。

最後に谷口鮪(Vo, G)は「久しぶりに堺に戻ってきて、ライブで繋がっていた堺の人たちと会ったりすると、すごいあったかかったんやなって感じます。今の僕たちがあるのはその人たちのおかげやなと思います」と地元への感謝を述べる。そして「僕たちはミュージシャンなので、音楽を通じて堺に貢献できたらいいなと思っています。今後も気を引き締めて、あそこに見える仁徳天皇陵古墳のような大きな人間になれるよう、日本で一番のバンドになれるように頑張っていきます!」と、地元にある日本最大の前方後円墳を例に上げて意気込みをアピールした。

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柳原鉄太郎 @tettchan

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