心のパンティ破り捨ててやろうか!THE BAWDIES、初の日比谷野音ワンマン大成功

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THE BAWDIESが7月2日に東京・日比谷野外大音楽堂でワンマンライブ「SHOUT OUT LOUD!」を開催した。

THE BAWDIES「SHOUT OUT LOUD!」東京・日比谷野外大音楽堂公演の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])

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THE BAWDIES「SHOUT OUT LOUD!」東京・日比谷野外大音楽堂公演の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])

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「SHOUT OUT LOUD!」はTHE BAWDIESにとって初の単独野外ライブで、彼らは6月にも大阪・大阪城音楽堂でこの公演を行った。東京公演でバンドはROY(Vo, B)の「THE BAWDIESの夏祭り始まりますよー! 声出していこうか!」という言葉を合図にMARCY(Dr, Cho)の力強いドラミングが響く「KICKS!」でライブをスタート。ROYは観客に向けて「合言葉は? 心のパンティ……?」と合言葉の確認をするも、突然の出来事に場内からはざわめきが。そんなオーディエンスに対しROYは「心のパンティ『破り捨ててやろうかー!!』でしょ!?」とユーモアたっぷりに叫び、その合言葉でコール&レスポンスを実施する。「心を丸裸にしていきましょう!」というROYの呼びかけから、4人は「1-2-3」で高まる感情を爆発させるように激しいパフォーマンスを繰り出した。

THE BAWDIES「SHOUT OUT LOUD!」東京・日比谷野外大音楽堂公演の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])

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梅雨の時期にも関わらず晴天に恵まれたこの日の公演について、ROYは「ここ何年か我々野外フェスも晴らしてますからね。SUNSHINEボーイズ……てるてるボーイズとでも呼んでください。最高ですね!」と喜びをあらわにする。バンドは7月20日発売のgo!go!vanillasとのスプリットシングル「Rockin' Zombies」収録の新曲「45s」を骨太なサウンドで投下。そのままの勢いで披露された「EMOTION POTION」ではJIM(G, Cho)とTAXMAN(G, Vo)がステージ前方に飛び出しオーディエンスのテンションをさらに引き上げる。日が徐々に落ち、涼しげな風が野音に吹き始める頃、THE BAWDIESは「THE SEVEN SEAS」「LEMONADE」で軽やかなアンサンブルを鳴らしフロアを揺らした。

THE BAWDIES「SHOUT OUT LOUD!」東京・日比谷野外大音楽堂公演の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])

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ROYはスプリットシングルでコラボしているバニラズについて「かわいい弟分だと思っている」と言及。しかし牧達弥(Vo, G / go!go!vanillas)がインタビューでTHE BAWDIESの存在について問われた際に「先輩っすね」と話していたことや、TwitterでBLUE ENCOUNTに対し「ブルエン兄さん」とツイートしていたことを落ち込んだ様子で明かすと、場内には笑いが起こる。バンドはこの日「45s」以外にも新曲「THE NEW WAR」やTAXMANがリードボーカルをとる新曲(タイトル未定)を披露しファンを喜ばせた。ライブ終盤で4人はキラーチューン「HOT DOG」や、「YOU GOTTA DANCE」「YEAH」「LEAVE YOUR TROUBLES」のメドレーを届けて観客を大いに沸かせていく。本編最後のナンバーとして披露された「NO WAY」ではROYの「飛べー!」という煽りによりファンは大きくジャンプ。メンバーも負けじと熱いプレイを見せたのち、深々と頭を下げてステージを降りた。

“ワッショイ”でライブを締めくくったTHE BAWDIES。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])

“ワッショイ”でライブを締めくくったTHE BAWDIES。(Photo by RUI HASHIMOTO[SOUND SHOOTER])[拡大]

アンコールで「せっかく初の野外だからキャンプみたいな雰囲気でお届けしたい」と思いを伝えたメンバーは、ステージ前方に座りゆるいMCを織り交ぜながらアコースティック編成でライブを進行していった。バンドはROYがリードボーカルをとる新曲(タイトル未定)や、坂本九「SUKIYAKI」のカバーを温かなサウンドで披露。ミラーボールが輝く中届けられた「SUNSHINE」では、メンバーの美しいコーラスワークが夜の野音に響きわたった。TAXMANが音頭をとる恒例の“ワッショイ”で彼は、ROYの「“アコースティックワッショイ”で締めてください」という無茶振りに応え、アコースティックギターをゆったりと弾きながら観客と「ワッショイ」のシンガロングを実施し場内を和やかなムードに。その後仕切り直したTAXMANはメンバーおよびオーディエンスと共にいつも通り「ワッショイ!」と盛大にコールしライブを締めくくった。

なおTHE BAWDIESとバニラズによるスプリットシングルより、この日披露された新曲「45s」とバニラズの新曲「ヒンキーディンキーパーティークルー」がauの音楽配信サービス・うたパスにて現在先行配信中。2組はシングルの発売を記念し、CDのリリース日となる7月20日に東京・代々木公園イベント広場野外ステージにてフリーライブを開催する。

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THE BAWDIES「SHOUT OUT LOUD!」
7月2日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト

01. KICKS!
02. 1-2-3
03. SING YOUR SONG
04. B.P.B
05. I'M IN LOVE WITH YOU
06. EVERYDAY'S A NEW DAY
07. 45s
08. EMOTION POTION
09. THE SEVEN SEAS
10. LEMONADE
11. ROCK ME BABY
12. KEEP ON ROCKIN'
13. THE NEW WAR
14. IT'S TOO LATE
15. 新曲(タイトル未定)
16. SAD SONG
17. HOT DOG
18. JUST BE COOL
19. メドレー(YOU GOTTA DANCE~YEAH~LEAVE YOUR TROUBLES~YOU GOTTA DANCE)
20. NO WAY
<アンコール>
21. 新曲(タイトル未定)
22. SUKIYAKI(坂本九カバー)
23. SUNSHINE

THE BAWDIES × go!go!vanillas Free Live "Rockin' Zombies" supported by au

2016年7月20日(水)東京都 代々木公園イベント広場野外ステージ
OPEN 16:30 / START 17:30
※雨天決行(荒天中止)

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THE BAWDIES @THE_BAWDIES

すっきりと晴れて最高の初野外ワンマンになりました!!!
THE BAWDIES、初の日比谷野音ワンマン大成功 - 音楽ナタリー https://t.co/lBez5BtCoc

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