[小沢健二] 社会臨床学会の学習会に出席

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小沢健二が、7月に行われる日本社会臨床学会の学習会に出席。ひさびさに公の場に姿を見せることが明らかになった。

小沢健二の音楽家としての最新作は、2006年3月発売のアルバム「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」。ジャケットのデザインや曲名などから、連載フィクション「うさぎ!」のサントラ的位置付けの作品では?との予想がささやかれている。

小沢健二の音楽家としての最新作は、2006年3月発売のアルバム「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」。ジャケットのデザインや曲名などから、連載フィクション「うさぎ!」のサントラ的位置付けの作品では?との予想がささやかれている。

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これは7月15日に東京・江東区豊洲文化センターで行われる学習会でのこと。当日はエリザベス・コール作の映画「おばさんたちが案内する未来の世界 Old Ladies' Guide to the Future」が上映され、エリザベス・コールと小沢健二がゲストとして出演。主にラテンアメリカ諸国の現状について話しつつ、企業的な社会、セラピー的な社会について考える会になるとのことだ。会場の江東区豊洲文化センターは椅子席での定員は300名。入場はハガキによる抽選となる。

小沢は現在アメリカ合衆国に生活の拠点を置きながら南米ほかの各地を訪れ、体験と思索を重ねているという。2007年3月に発行された「社会臨床雑誌第14巻第3号」には「企業的な社会、セラピー的な社会」というテーマで論文を寄稿。このテキストは小沢による連載フィクション「うさぎ!」番外編ともいえる物語風の文章で綴られており、グローバル経済や、社会と個人のあり方に対する彼の考えが伺えるものになっている。

なお、学習会を主催する社会臨床学会の小沢牧子さんは小沢健二の母親。「うさぎ!」を掲載する季刊誌「子どもと昔話」は小沢健二の父、口承文芸学者の小澤俊夫さんの手によるものだ。

小沢健二は、2002年2月のアルバム「Eclectic」リリース時に「ぴあ」「bounce」「東京ウォーカー」3誌の取材を受け、J-WAVEのラジオ番組に出演しているが、その後2003年12月の「刹那」、2006年3月の「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」リリース時にはライブおよび本人稼働のプロモーション活動を一切行っていない。彼が公式な形でファンの前に登場したのは、1998年1月1日放送のタモリ司会の番組「タモリの昨日は去年だったスペシャル」出演時、「春にして君を想う」の演奏が今のところ最後となっている。

公演情報

社会臨床学会学習会
おばさんたちが案内する未来の世界
Old Ladies' Guide to the Future

  • 日時:2007年7月15日(日)13:30~16:30
    会場:江東区豊洲文化センター
    参加費:1000円
  • 参加希望の方はハガキで下記まで申し込んでください。会場の都合で入場は抽選となります。当選した方にはハガキでお知らせが届きますので、当日はその葉書をご持参ください。申し込みしめ切りは6月10日です。
  • 応募先:日本社会臨床学会(〒310-8512 水戸市文京2-1-1 茨城大学教育学部情報文化教室林研究室)

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音楽ナタリー @natalie_mu

小沢健二が、7月に行われる日本社会臨床学会の学習会に出席。ひさびさに公の場に姿を見せることが明らかになった。 http://natalie.mu/news/show/id/1926

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