ILLIT初の日本公演でサプライズ連発!「♡桃色片想い♡」やE-Girlsカバー、乃紫コラボまで

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2024年3月にデビューしたILLITの初の日本単独公演「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」の神奈川公演が8月10、11日に神奈川・ぴあアリーナMM公演にて行われた。ILLITは韓国出身メンバーYUNAH(ユナ)、MINJU(ミンジュ)、WONHEE(ウォンヒ)と日本出身メンバーMOKA(モカ)、IROHA(イロハ)からなる、HYBE傘下レーベル・BELIFT LAB所属のガールグループ。デビューからおよそ1年半の期間を経て、このたび待望の日本公演が実現した。

ILLIT (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ILLIT (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

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「GLITTER DAY」は6月に韓国で実施され、およそ2カ月後に日本公演が開幕。本日11日の神奈川公演をもって前半日程が終了し、9月3、4日には大阪・大阪城ホール公演を控えている。

韓国公演が行われてから日本公演が開催されるまでの2カ月間、ILLITは3rdミニアルバム「bomb」をリリースし、9月の日本デビューも発表。日本公演では、そんな「bomb」の収録曲や日本デビューシングルの収録曲などが加わった、ソウル公演から刷新した全12曲のセットリストでライブが展開された。なお公演タイトル「GLITTER DAY」には、「ILLITとGLLIT(ILLITファンの呼称)が出会い、きらきら輝く一日を過ごす」という意味が込められており、冒頭のMCでは、MOKAが「このタイトルの通り、皆さんの目がキラキラしていてすごくうれしいです!」と瞳を輝かせながら感激する場面もあった。

「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」の様子。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」の様子。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

本稿では、日本公演の初日となった8月10日のライブの模様をレポート。一部ネタバレが含まれるため、9月の大阪公演に参加予定の人は注意してほしい。

ILLITにやっと会えた

ILLIT (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

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MINJU (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

MINJU (P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

オープニング映像を経て、暗闇の中でも彼女たちがステージに上った気配が察せられると、GLLITからは期待に満ちた大歓声が上がる。しばらくすると会場の照明がパッと点灯し、ピンクのセーラー風の衣装に身を包むメンバーが明るく照らされた。ILLITと会うことを今か今かと心待ちにしていたGLLITは、その思いを爆発させるように、いっそう大きな歓声で彼女たちを歓迎した。

オープニングを飾ったのは、「bomb」のリード曲「Billyeoon Goyangi(Do the Dance)」。セットリストが韓国公演と同じなのか、はたまたこのミニアルバムの収録曲が披露されるのか、GLLITからは期待の声が上がっていたこともあり、韓国公演では披露されなかったこの曲でライブが始まると、観客は凄まじい熱気で掛け声を送る。メンバーはそのまま、中毒性の高さとILLITらしいリリカルさを併せ持つ「Tick-Tack」をシームレスに披露し、会場の熱気をいっそう引き上げた。

まさかの乃紫登場&歌唱

ILLITと乃紫。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ILLITと乃紫。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

公演では、日本デビューシングルの収録曲「Topping」、TWICEの名曲「What is Love?」のカバーが披露されるサプライズが。「Topping」のパフォーマンス時にはこの曲の制作に携わった乃紫がサプライズで登場し、メンバーと一緒にパフォーマンス。乃紫はこの曲のみならず、「正面で見ても横から見ても下から見てもいい女で困っちゃう」という歌詞に合わせ、さまざまな角度から顔面を撮影するTikTokチャレンジが大流行した「全方向美少女」も披露し、GLLITのみならずILLITも沸かせた。なお乃紫は、自身も、ILLIT結成のきっかけとなったサバイバル番組「R U Next?」時代からメンバーの姿を見届けてきたGLLITであると明かし、「一緒にリハーサルをしたんですけど、みんなすごく仲がよくてかわいくて。顔を直視できないです」と早口で述べ、GLLITの共感を誘っていた。

HANAからE-Girls、あややまで

IROHA (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

IROHA (P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

ステージの合間には、ILLITとGLLITが同じ学校に通うというコンセプトで行われた「ILLIT CLASS」と題したコーナーを実施。モニタに映し出された絵文字の羅列をヒントに曲を当てるゲームでは、音楽に合わせてIROHAがSEVENTEEN「THUNDER」、IROHAとYUNAHがMEOVV「HANDS UP」、WONHEEがHANA「ROSE」、MOKAがj-hope「Killin' It Girl」のポイントダンスを披露した。さらにGLLITから届いたお便りを読み上げるパートでは、「GLLITを元気づける」べく、YUNAHがあいみょん「君はロックを聴かない」、IROHAがE-Girls「DANCE WITH ME NOW!」、WONHEEが松浦亜弥「♡桃色片想い♡」を披露。それぞれの強みである歌唱力、ダンススキル、アイドル性を日本公演ならではの選曲で存分に発揮して、会場のボルテージを最高潮まで高めた。

私たちの永遠の秘密の友達

WONHEE (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

WONHEE (P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

YUNAH (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

YUNAH (P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

MOKA (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

MOKA (P)&(C) BELIFT LAB Inc.[拡大]

ファンの間で根強い人気を誇るデビュー作の収録曲「Lucky Girl Syndrome」や、WONHEEの「GLLITの悩みは私たちが食べちゃいます!」という力強い呼びかけでスタートした「little monster」など、さまざまなステージを経て、本編は「jellyous」で締めくくられた。アンコール前のVTRでは、メンバーそれぞれがつづった手紙が上映され、その中でYUNAHはGLLITを「私たちの永遠の秘密の友達」と表現していた。

アンコールの最後の挨拶では、MOKAは「正直昨日から本当に緊張していて。リハーサルをしたときも、4階まであるこんなに広い会場に(観客が)全員入るって聞いて『ドッキリかな?』って信じられなかったんですけど……。私たちの初めての単独公演をこんなにたくさんの人が見に来てくれて、私は幸せ者だなと心から思いました」と胸の内を率直に語る。最年少のIROHAは「ILLITだけの公演をしたことがあまりなかったのでたくさん緊張しましたし、そのぶんがんばって準備をしてきたんですが、一緒に楽しんでいただけて、ILLITとGLLITがひとつになって……最高のステージを作れた気がします」とこの日のステージを満足気に総括した。

YUNAHが「日本語があまり上手じゃなくてごめんなさい。今日、私の拙い日本語にも一生懸命歓声を送ってくれたGLLITの皆さん、本当にありがとうございました!」とコメントすると、「そんなことない!」と言わんばかりに観客は一段と大きな歓声を返した。WONHEEやMINJUも日本語の上達に向けた意欲を見せていたが、公演中の韓国出身メンバーたちの日本語はすでに流暢で、初の日本公演とは思えない自然なMCでGLLITを何度も感嘆させていた。

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(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

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WONHEE THAILAND @LEEWONHEE_TH

(📸) 110825 — @natalie_mu

ภาพถ่ายของ #WONHEE จากงานแฟนคอนเสิร์ต 2025 ILLIT GLLITER DAY IN JAPAN ที่ผ่านมาค่ะ🩵✨️

🔗: https://t.co/XVkGdqJbS9

#원희 #ILLIT
@ILLIT_official
@ILLIT_twt #아일릿 https://t.co/7d0u9zbIXb

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