楠田は5月4日に発表した2ndアルバム「Next Brilliant Wave」を携えて、国内では福岡、大阪、北海道、東京の4都市で、海外では台湾でライブを実施。東京公演は2ステージが行われ、2公演で合計2500人の観客を動員した。この記事では1stステージの模様を紹介する。
“くっすんサポーター”こと楠田のファンが主役の登場を今か今かと待ち構える中、場内に楠田本人による影アナが流れ出す。続いてフラッグを手にした楠田が登場すると会場の温度は急上昇。楠田が「みんな! いっくよー!」と叫ぶと、サポーターたちはフラッグを力強く振りながら、野太いコールをステージに送った。
この日楠田は「Infinite Memories」を皮切りに、「Next Brilliant Wave」の楽曲を中心にしたセットリストでパフォーマンスを展開。サポーターたちは楽曲ごとに手に持つペンライトの色を変え、盛大なコールで彼女の熱演を盛り上げる。楠田はサポーターたちの期待に応えるように「今日はもっともっともっと盛り上がっていけますか?」と挑発的なMCを行い、ハイテンションなデジタルチューン「硝子のバタフライ」や、ロックモード全開の「Nameless mind」など最新アルバムのナンバーを次々と披露していった。
中盤では振り付けをサポーターたちに丁寧にレクチャーしてから「ラブリージーニアス」を披露したり、パフォーマンスの合間にカメラに向かってキュートなポーズを決めたりとサービス精神旺盛な一面を見せた楠田。「夢のつぼみ」で大きなシンガロングが起きると満面の笑みを浮かべ、直後のMCでは「みんな、歌上手だねえ。素敵な歌をありがとうございます」と丁寧に感謝の言葉を伝えた。そして「楽しいね! でも楽しい時間は……」と楠田が口にした瞬間、ライブが終盤に差し掛かったことを察したサポーターたちは「えーっ!」と残念そうな声を上げる。すると楠田は「楽しい時間はあっちゅうまだよ! まだまだみんな力が余っているようなので、力の限り盛り上がってください!」と叫び、フロアに巨大な風船が飛び交う中で「POWER FOR LIFE」を力強く歌い上げた。
楠田がステージをあとにした直後に「くっすんコール」が巻き起こり、間を置かずに「First Sweet Wave」でアンコールがスタート。パワフルな歌声に会場の空気は再び熱を帯びていった。楠田はサポーターたちの弾けるような笑顔を前に、「こうして皆さんに会えて、みんなの笑顔を見てたくさん元気をもらってます。ちょっとつらいことがあるときは、みんなの笑顔を思い出してます。みんなにとっても私がそんな存在になれたらいいなと心から思います」としみじみと口にする。その後の「My yesterdays」で感極まったのか歌えなくなってしまうハプニングが発生したが、「オーマイダーリン」では再び元気いっぱいのパフォーマンスを披露した楠田。曲のクライマックスではサポーターたちと共に高くジャンプし、Zepp Tokyoを激しく揺らした。そして彼女は最後に「さんくっすん!」というお礼の言葉を口にして東京公演の1stステージを終えた。
楠田亜衣奈「楠田亜衣奈 1st Live Tour『Next Brilliant Wave』」
2016年5月28日 Zepp Tokyo 1stステージ セットリスト
01. Infinite Memories
02. 恋愛対象Countdown
03. 内気なバービー
04. 硝子のバタフライ
05. Nameless mind
06. ラブリージーニアス
07. トドケ ミライ!
08. 群青シネマ
09. 進化系HEROINE
10. magic
11. HO▽HOLIDAY(※▽は白抜きハート)
12. Heart's cry
13. 夢のつぼみ
14. POWER FOR LIFE
<アンコール>
15. First Sweet Wave
16. My yesterdays
17. オーマイダーリン
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- 楠田亜衣奈OFFICIAL WEBSITE『くすくすくっすん』
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