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南波志帆×堂島孝平×ONIGAWARA、ポップはじける「BE MY BABY」

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「sparkjoy hour ~city joy~」アンコールの様子。左から堂島孝平、南波志帆、斉藤伸也(ONIGAWARA)。

「sparkjoy hour ~city joy~」アンコールの様子。左から堂島孝平、南波志帆、斉藤伸也(ONIGAWARA)。

南波志帆が企画するライブイベント「sparkjoy hour」の第2弾が、4月25日に東京・TSUTAYA O-WESTにて開催された。

「sparkjoy hour」は南波がレーベルヘッドを務めるタワーレコード内レーベル「sparkjoy records」の設立記念イベントとして、3月より3カ月連続で実施されているもの。3月1日に同会場で行われたイベント第1弾「sparkjoy hour~girls joy~」では、南波と親交の深い吉澤嘉代子とNegiccoが参加。そして「sparkjoy hour ~pops joy~」と銘打たれた第2弾には、南波が“師匠”とあがめる堂島孝平と、元竹内電気の竹内サティフォ(Vo, G, Programming)と斉藤伸也(Vo, GAYA, Programming)による“スーパー J-POPユニット”ONIGAWARAがゲスト出演した。

トップバッターを務めたONIGAWARAは、冒頭からハイテンションなパフォーマンスを展開。竹内はトレードマークとなっている布袋寅泰モデルのギター・TC-HOTEI 25th Anniversaryでソリッドなサウンドをかき鳴らしながら甘いトーンで歌い、斉藤はステージを所狭しと駆け回りながら“GAYA”として汗だくで場内を盛り上げていく。「今日の出演者の中ではこの2人が一番かわいい」と自信満々の2人は、岡村靖幸を彷彿とさせるファンクチューン「ボーイフレンドになりたいっ!」、本田翼に捧げたラブソング「TSU・BA・SA」など合計7曲を披露した。3月16日にリリースされたミニアルバムの表題曲「欲望」では観客に振り付けをレクチャー。フロアに一体感を作り上げ、先輩の堂島にバトンを渡した。

アコースティックギター1本を手に登場した堂島は「6AM」からライブをスタートさせると、ゆったりしたシャッフルビートから歯切れのいい8ビートへと変わる緩急を付けた演奏で観客を一気に引き込む。南波が10代の頃から交流のある堂島は「南波さんにはいつも師匠師匠と呼ばれてるけど、僕も唯一の弟子だと思っています。でもこの間、南波さんのラジオに呼ばれたときに『なんで師匠って言うの?』って聞いたら、音楽面ではなく、しゃべりでした。なので今日は音楽のほうはどうでもいい。しゃべりのほうだけ南波さんにキチッとしたところを見せたい」と流暢なトークで貫禄を見せた。さらに「あとONIGAWARA? さっきライブを観て決めました。今日はONIGAWARAを全力でつぶすライブをします」と宣戦布告すると、自身が手がけたKinKi Kids「カナシミ ブルー」のセルフカバーや、イントロがなかなか終わらない「ベンジャミン、空を睨む」などで自由闊達なパフォーマンスを披露した。最後はオケをバックにマイク1本で最新アルバム「VERY YES」からのナンバー「PERFECT LOVE」を歌い、曲中にはドリンクカウンターに向かって「ビール1つ!」とドリンクを発注。型にはまらないステージングで観客を魅了した。

トリの南波は前回に引き続き、THE CHARM PARK(G)、おかもとえみ(B)、神谷洵平(Dr / 赤い靴)、植木晴彦(Key)からなるバックバンド「なんばパークス」を従え、自身が歌うバネッサ・パラディのカバー「BE MY BABY」のBGMに乗せてステージへ。まずはニューアルバム「meets sparkjoy」から、吉澤嘉代子の提供曲「おとぎ話のように」を歌った。同じくニューアルバムからチョイスされた3曲目の「Good Morning Sunshine」は、生演奏によるパフォーマンスは今回が初めて。MCでは出演者2組について触れ、「ONIGAWARAさんは、サティフォさんとはけっこうしゃべるんですけど、斉藤さんはまだそんなに話したことがないという、なかなかシリアスな関係で。でも今日はステージで輝く斉藤さんが観られてよかったです。なんか、ウインナーみたいでかわいいですよね。シャウエッセン感がすごくて」「堂島師匠は、忘れもしない私の初ライブの日……私はオープニングアクトで、そのあと先輩方のライブを観てたんですけど、師匠のMCに衝撃を受けまして。師匠のネタをすぐにノートにメモって『私もこのネタ使ってもいいですか?』と言ったら『いいよ』と言ってくれて。それから私たちの師弟関係が始まりました」と紹介した。

その後南波は、“師匠”が作詞を手がけたインディーズ時代のナンバー「楽園にて」など4曲を披露。アンコールではまず南波ではなくONIGAWARAがなんばパークスと共にステージに上がり、斉藤の「ドラムス、プリーズ!」の合図で演奏を始める。するとステージの左右から南波と堂島がゆっくりと現れ、中央で目を合わせるとガッチリと握手。2011年のCOMPLEX再結成ライブ「日本一心」の名シーンを完全再現した一同は、そのままCOMPLEXのデビュー曲「BE MY BABY」のカバーでセッションし、にぎやかにステージを締めくくった。

シリーズ最終回となるイベント第3弾「sparkjoy hour ~city joy~」は、5月24日に同じくTSUTAYA O-WESTにて開催。次回はLUCKY TAPESSugar's Campaignの2組がゲストで登場する。また南波は7月に、ニューアルバム「meets sparkjoy」を携えて3都市を回るライブツアー「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」を行う。

sparkjoy hour ~city joy~
2016年4月25日 TSUTAYA O-WEST セットリスト

ONIGAWARA

01. ポップミュージックは僕のもの
02. ボーイフレンドになりたいっ!
03. チョコレイトをちょうだい
04. TSU・BA・SA
05. 恋のメリーゴーランド
06. 欲望
07. Eじゃん

堂島孝平

01. 6AM
02. カナシミ ブルー
03. So She, So I
04. ベンジャミン、空を睨む
05. き、ぜ、つ、し、ちゃ、う
06. PERFECT LOVE

南波志帆

01. おとぎ話のように
02. 宇宙の中のふたりぼっち
03. Good Morning Sunshine
04. 楽園にて
05. みたことないこと
06. 乙女失格。
07. 2センチのテレビ塔
<アンコール>
08. BE MY BABY(オリジナル:COMPLEX)/ 南波志帆×堂島孝平×ONIGAWARA

sparkjoy hour ~city joy~

2016年5月24日(火)東京都 TSUTAYA O-WEST
<出演者>
南波志帆 / LUCKY TAPES / Sugar's Campaign

南波志帆「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」

2016年7月15日(金)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
2016年7月16日(土)福岡県 ROOMS
2016年7月22日(金)東京都 TSUTAYA O-WEST

堂島孝平楽団 2daysワンマンライブ

2016年6月11日(土)東京都 東京キネマ倶楽部
2016年6月12日(日)東京都 東京キネマ倶楽部
<出演者>
堂島孝平楽団(堂島孝平、八橋義幸、鹿島達也、岡本啓佑、sugarbeans、伊沢麻未、新森春花、湯浅佳代子、尾崎あゆみ、三浦千明、加藤順子、矢島恵理子、竹内サティフォ、斉藤伸也)

ONIGAWARA「『欲望』リリースツアー2016 ~ボーイフレンド就任記念式典~」

2016年5月14日(土)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
ONIGAWARA / ザ・チャレンジ

2016年5月15日(日)愛知県 ell.FITS ALL
<出演者>
ONIGAWARA / Wienners

2016年6月5日(日)東京都 WWW
<出演者>
ONIGAWARA(ワンマンライブ)

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