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ACIDMAN、2部構成3時間半の圧巻ライブでNHKホールを魅了

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「ACIDMAN LIVE Extra Show "Second line & Acoustic & Rock"」の様子。(Photo by Yukihide "JON..."Takimoto)

「ACIDMAN LIVE Extra Show "Second line & Acoustic & Rock"」の様子。(Photo by Yukihide "JON..."Takimoto)

ACIDMANのワンマンライブ「ACIDMAN LIVE Extra Show "Second line & Acoustic & Rock"」が、4月24日に東京・NHKホールにて開催された。

このライブはこれまでの楽曲を新たなアレンジで聴かせるリアレンジ盤「Second line & Acoustic collection II」のレコ発ツアー「ACIDMAN LIVE TOUR "Second line & Acoustic collection II"」の追加公演として行われたもの。ツアー本編と同じアコースティック形式のライブに加え、バンドセットでのライブも披露され、合計3時間半にわたる大ボリュームの公演となった。

前半のアコースティックライブはシンプルなセットの中で展開。アルバムのコンセプトに沿った、楽曲の魅力をさらに引き出すような多彩なアレンジにオーディエンスはじっくりと聴き入った。ツアーのこれまでの公演ではホリエアツシ(ストレイテナー)やジャズピアニストの板橋文夫らがゲストとして参加してきたが、この日「リピート」を演奏する際にも大木伸夫(Vo, G)の「やっぱりホリエくんがいないと歌えない。声が震えちゃう!」という言葉に続いてホリエが登場。ピアノを奏でながら、大木と絶妙なハーモニーを響かせた。

大木はMCで「どんなことにでも終わりが必ずやってくる。終わっていくのはさみしいし悲しい。でも、終わりを受け入れて、終わりを知って、終わりとともに生きる。それに気づいてから、日々がすごく楽しくなった」とツアーが終わる心境を語り、「季節の灯」を披露。最後は「ALMA」「FREE STAR」を演奏し、前半のアコースティックライブの幕を閉じた。

後半のバンドセットでのライブは「最後の国(introduction)」での観客のハンドクラップからスタート。「World Symphony」「アイソトープ」では宇宙を思わせる映像がスクリーンに映し出され、大木と佐藤雅俊(B)、浦山一悟(Dr)の渾身の演奏を彩る。大木は「実は今日が4カ月ぶり、今年に入って初めてのロックステージです。Second lineがすごく気持ちよくて、このまま落ち着いたナイスミドルを目指そうかと思ったけれど(笑)、でも2曲やってみて、やっぱりロックは最高!!」と叫び、オーディエンスを盛り上げた。

その後はインストナンバーの「Slow View」、そして「造花が笑う」「Stay in my hand」「ある証明」などアグレッシブな楽曲を連発。最後に大木は九州地方の地震に対してファンから寄せられた義援金に感謝を述べたあと、「楽しい時間を1分でも1秒でも長く生きていけるようにと思っています。どんなしんどいときでもにっこり笑って、そして大切な人が笑っていてくれたら、いい人生だと思えるんじゃないか」と語りかけた。

アンコールではアコースティックセットで新曲のバラードナンバーを披露する。そしてアコースティックアレンジの「Your Song」を演奏し、貴重なステージを締めくくった。

「ACIDMAN LIVE Extra Show "Second line & Acoustic & Rock"」2016年4月24日 NHKホール セットリスト

01. イコール
02. ±0
03. type-A
04. REMIND
05. I stand free
06. スロウレイン
07. swayed
08. HUM
09. リピート
10. Under the rain
11. 季節の灯
12. ALMA
13. FREE STAR
14. World Symphony
15. アイソトープ
16. 式日
17. migration10 64
18. アルケミスト
19. Slow View
20. 2145年
21. 造花が笑う
22. Stay in my hand
23. ある証明
24. 世界が終わる夜
<アンコール>
25. 新曲
26. Your Song

※「migration10 64」の64は右上付きが正式表記。

※記事初出時、曲名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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