4月6日に2枚目のフルアルバム「Time To Go」をリリースした
オープニングアクトとして登場したのは宍戸とLOST IN TIMEの海北大輔(Vo, B, Piano)がこの日限定で結成したユニット「つっくんほっくん a.k.a 宍戸海」。宍戸はLOST IN TIMEの「30」を、海北はThe Cheseraseraの「賛美歌」をそれぞれ歌った。
続くLOST IN TIMEのライブでは、海北が美しいピアノの旋律を奏でる「Synthese」、ロックなアレンジが施された「列車」などを披露。「The Cheserasera、今日は呼んでくれてありがとう。すごく楽しみにしてました」と海北が語り、The Cheseraseraのアルバム発売への祝福の気持ちを込めて「366」を演奏した。
The Cheseraseraのライブは繊細なギターサウンドの「灰色の虹」からスタート。ギター、ベース、ドラムが複雑に絡み合うな濃密なアンサンブルとひょうひょうとした歌声による「butterfly(in my stomach)」や、すでに各所のライブで演奏を重ねてきた「ファンファーレ」、心地いいコーラスワークと壮大なメロディが印象的な美代一貴(Dr)作詞の「ラストワルツ」など、「Time To Go」発売後初めてのライブということもあって新曲が多数披露された。
MCで宍戸はLOST IN TIMEの演奏に涙したことを告白し、「歌っていたからこそ、ロストと会えたので。うまいこと言っていいですか? 歌い手冥利につきます!」と企画タイトルにかけて感動を表現。アンコールのMCでは西田裕作(B)が「海北さん、ベース弾きながら歌うじゃないですか……。僕としては立場がないんですよね」と発言し、観客を笑わせた。ラストの「でくの坊」では西田も海北に負けじとコーラスを熱唱。先輩バンドLOST IN TIMEとのツーマンは大盛況の中で幕を下ろした。
なお、The Cheseraseraは6月3日の宮城・FLYING SONを皮切りにバンド初となるワンマンツアーを実施。来場者特典として、「Time To Go」収録曲のMVが収められた、会場ごとに内容が異なるDVD、およびオリジナルステッカーが配布される。DVDに収録されるMVはメンバーが監修しており、現在バンドのYouTube公式チャンネルでは宍戸監修の「seen」の一部を予告編として公開中。4月下旬には美代監修の「まっすぐに」、5月中旬には西田監修の「After Party lululu」の公開も予定されている。
「歌い手、冥利につき<LOST IN TIME編>」
2016年4月9日 東京都 Zher the ZOO YOYOGI
つっくんほっくん a.k.a 宍戸海
01. 30
02. 賛美歌
LOST IN TIME
01. Synthese
02. 列車
03. 366
04. 小さな隣人
05. 予知夢
06. 30
07. 26
08. ひとりごと
09. 燈る街
10. 手紙
11. 約束
12. 22世紀
The Cheserasera
01. 灰色の虹
02. butterfly(in my stomach)
03. 賛美歌
04. ファンファーレ
05. まっすぐに
06. No.8
07. ラストワルツ
08. インスタントテレビマン
09. スタンドアローン
10. After party lululu
11. FLOWER
12. 東京タワー
13. 月と太陽の日々
<アンコール>
14. lullaby
15. でくの坊
The CheseraseraのTV・ラジオ出演情報
リンク
- The Cheserasera [ザ ケセラセラ] OFFICIAL WEB SITE
- LOST IN TIME Official Website
- The Cheserasera「seen」予告編 監修:宍戸 翼 - Youtube
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音楽ナタリー @natalie_mu
The Cheserasera、憧れの先輩LOST IN TIMEと競演「歌い手冥利につきます」 https://t.co/9WOF1CRksA https://t.co/CY9nadTBc2