「ヘルシンキファイトクラブ」はHelsinki Lambda Clubが2015年より始めたツーマンライブシリーズ。第2回のゲストには古舘佑太郎(
先攻の古舘佑太郎は中尾憲太郎(B /
イベントに向けて橋本薫(Vo, G)と対談を行った際、Helsinki Lambda ClubがThe SALOVERSとの競演を夢見ていたことを知った古舘。彼は「夏の夜」「Disaster of Youth」といった活動休止中のThe SALOVERSのナンバーを特別に披露し、観客たちの歓声を誘った。そして「シャカ」で勢いをつけた古舘は渾身のプレイで「タンデロン」を届けて出番を終えた。
Helsinki Lambda Clubは4人向き合って一斉に轟音を鳴らし、「宵山ミラーボール」でライブの口火を切る。続く「ルイジアナの類人猿」では稲葉航大(B, Cho)がベースを弾きながら、奇怪なダンスでオーディエンスを笑わせた。「ハイパーインフレーション」「Lost in the Supermarket」といったアッパーチューンで会場が大いに沸いたあと披露されたのはスーパーカー「DRIVE」のカバー。8cmシングル「ヘルシンキラムダクラブのお通し」のカップリングとして音源化されているこの楽曲は古舘のリクエストを受けて演奏されたもので、この日がライブ初披露となった。
その後、彼らは新曲「Skin」や、佐久間公平(G, Cho)が奏でる哀愁漂うギターフレーズが印象的なミディアムナンバー「ぢきぢき」などをプレイ。古舘がラジオで流れているのを聴いてHelsinki Lambda Clubを知るきっかけになったという楽曲「バンドワゴネスク」では、フロア中に「バンドをやっているー!」という合唱が巻き起こる。そして、アベヨウスケ(Dr, Cho)が繰り出すダイナミックなリズムを軸に陽気なサウンドで会場を踊らせた「TVHBD」、橋本がエモーショナルなプレイを見せた「シンセミア」、轟音が会場を満たしたパンクチューン「メリールウ」の3曲を届けたHelsinki Lambda Clubは颯爽とステージを去っていった。
アンコールで再びステージに現れたHelsinki Lambda Clubは「檸檬倶楽部」「All My Loving」を披露。「ヘルシンキファイトクラブ」の第2回を大成功のうちに締めくくった。
“ヘルシンキファイトクラブ vol.2”~2月の熱帯夜~
2016年2月24日 TSUTAYA O-nest セットリスト
古舘佑太郎
01. 誰もいない教室
02. サヨナラサツキ
03. Darkness Before Sunset
04. トマトキャンディ
05. Sixteen years old, Seven years ago
06. 夏の夜
07. 大人になってしまうのさ
08. Disaster of Youth
09. 熱帯夜のコト
10. シャカ
11. タンデロン
Helsinki Lambda Club
01. 宵山ミラーボール
02. ルイジアナの類人猿
03. ばっくとぅざふゅーちゃー
04. ユアンと踊れ
05. メサイアのビーチ
06. しゃれこうべ しゃれこうべ
07. ハイパーインフレーション
08. Lost in the Supermarket
09. DRIVE(スーパーカー カバー)
10. 目と目
11. テラー・トワイライト
12. Skin
13. 声
14. ぢきぢき
15. バンドワゴネスク
16. TVHBD
17. シンセミア
18. メリールウ
<アンコール>
19. 檸檬倶楽部
20. All My Loving
Helsinki Lambda Clubのリリース情報
リンク
- Helsinki Lambda Club Official Website
- yutaro-furutachi.com
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2mm @_2mm
ヘルシンキ×古舘佑太郎、互いのリクエスト応えた相思相愛「ファイトクラブ」https://t.co/OKHhIwFvBLナタリー - 最新ニュース一覧