オケ自体は昨年の時点で完成していたという「Supernice」。楽曲のポテンシャルを最大限に引き出すため、メンバーが普段から愛聴し、かねてより共作を望んでいたトリプルファイヤーの吉田靖直に作詞とラップを依頼することで完成した。
橋本薫(Vo, G)の中にある“遊び”や“友達”の原風景だというスチャダラパーや「パラッパラッパー」、1990年代のムードに加え、敬愛するスティーヴ・レイシーのようなリラックス感、実験性、クロスオーバー感も取り入れた“令和版THE3名様”とも言える楽曲となっている。
「月刊エスケープ」は2024年11月にリリースされた5曲入り作品。吉田とのコラボ曲を追加収録したアナログ盤は、7月5日に東京・ビルボードライブ東京で行われる「Helsinki Lambda Club 12th Anniversary Special Live Men on the Board~A Slow Burn Session~」で先行販売される。このライブには、ドラムで岡田優佑、パーカッションとバンジョーで石崎元弥、キーボードで沼澤成毅が参加する。
吉田靖直(トリプルファイヤー)コメント
人の作品に参加するのは自分にとって責任が重いのですが、ヘルシンキに誘ってもらったのが嬉しかったので是非に、とやらせてもらいました。結果いい感じになったのではないかと思います。聴いてください!
橋本薫(Helsinki Lambda Club)コメント
俺たち最高!っていうグルーヴの内側から見た熱さと外側から見た薄さのズレ、これは自分の中にあるユーモアのテーマの一つかもしれませんが、その空気感が音楽でパッケージできたのではないかと思う、そんな一曲です。
今回、トリプルファイヤーの吉田靖直さんに参加していただきました。
個人的にはずっとご一緒してみたいと思っていた方で、「この曲だ!」とピンときてオファーしたところ、なんとご快諾いただきました。
元々は昨年オケだけできていたのですが、どう完成させるか悩みながら寝かせていたところ、
吉田さんの言葉が入ることで一気に景色が立ち上がりました。
肩を組んでくるわけでもなく、突き放すわけでもなく、それぞれの“内輪”がある絶妙な距離感と、“内輪”ならではのたまに芯食ったことが出てくる感じ、ぜひ味わってみてください。吉田さん本当にありがとうございます。ジャパニーズマンブルラップの先駆けです。
俺たちだけでもスーパーナイスなんですけど、みんな集まったタイミングにはハイパーナイスになる瞬間もあるかもしれません。みなさんもそれぞれの環境におけるスーパーナイスな仲間たちとの日々を思い出しながら聴いてください(イマジナリーフレンドだって構わないんだぜ!)
ANNA @_Namoaratanna
これはマジで楽しみ https://t.co/BGelVKqLfz