昨年11月に発表された11枚目のオリジナルアルバム「運命開花」を携えて、全国35カ所を回る彼ら。先日のTSUTAYA O-EAST公演では約2時間にわたって熱演を繰り広げ、勢いよくツアーをスタートさせた。
この日のライブは「運命開花」の楽曲を軸にした内容に。オーディエンスはアルバムを十分に聴き込んでいる様子で、拳を突き上げたり、シンガロングをしたりとそれぞれの形で新曲を堪能していた。なおライブ中に菅波栄純(G)のギターが鳴らなくなるというトラブルが発生したが、それをサポートするように山田将司(Vo)、岡峰光舟(B)、松田晋二(Dr)が力強いパフォーマンスを展開。菅波は急遽自分のパートを歌でカバーするなど機転を利かせ、バンドが一丸となってライブを続行する場面もあった。
MCでは松田が「最高の幕開けでツアーが始まってます。今日は運命を変えられるような、運命を開花できるような。そんな夜にしたいと思います!」と叫び、山田が「(ツアーで)自分だけにしか咲かせられない花を咲かせたいと思います」と宣言。また菅波のトークが脱線する様子を見せ始めると、岡峰が「そこまでくだけろとは言ってない(笑)」と容赦なくツッコミを入れる。すると菅波は「ツアー初日だから加減がわかんないんだよ」と返し、メンバーと観客を爆笑させていた。そしてアンコールで松田が「東京を家だと思っていいですか?」と口にすると観客はその言葉に大きな歓声で応える。それを受けて岡峰は「また帰ってくるから」と笑顔で語り、山田は「これからもよろしくね」と口にしてステージをあとにした。
なお「THE BACK HORN『KYO-MEIワンマンツアー』~運命開歌~」は6月12日の東京・新木場STUDIO COAST公演でファイナルを迎える。
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