初ワンマンの地で終止符、ベルハーもえち笑顔でお別れ卒業ライブ

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2月1日に東京・WWWでBELLRING少女ハートのワンマンライブ「もえち卒業ライブvol.3」が開催された。

BELLRING少女ハート「もえち卒業ライブvol.3」の様子。(写真提供:AqbiRec)

BELLRING少女ハート「もえち卒業ライブvol.3」の様子。(写真提供:AqbiRec)

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宇佐美萌(写真提供:AqbiRec)

宇佐美萌(写真提供:AqbiRec)[拡大]

自身の誕生日である2月1日をもって、グループを卒業することを発表した宇佐美萌。彼女の卒業ライブは3回にわたり行われ、卒業前最後のライブにあたる本公演は、グループが初めてワンマンライブを行ったWWWが舞台となった。会場には彼女の誕生日を祝うとともにグループでの最後の姿を見届けようとするファンが詰めかけ、オープン前のチェキ会から人だかりができていた。

BUTCHとともにコールを行うBELLRING少女ハート。(撮影:林晋介)

BUTCHとともにコールを行うBELLRING少女ハート。(撮影:林晋介)[拡大]

オーディエンスが声を上げ熱気を高めていく中、会場の照明が落とされるとメンバーはゆっくりとステージに登場。「オタちゃんファイトー!!!」というファンの掛け声の後、「Pleasure ~秘密の言葉~」からライブはスタートした。「low tide」では朝倉みずほのハミングが会場に美しく響き渡ったほか、「yOUらり」では柳沢あやのと仮眠玲菜がステージ前方で身を乗り出し、ファンを煽る一幕も見られた。

BELLRING少女ハート「もえち卒業ライブvol.3」の様子。(撮影:林晋介)

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鏡開きを行う宇佐美萌。(撮影:林晋介)

鏡開きを行う宇佐美萌。(撮影:林晋介)[拡大]

「すなっちゃん・なっぽー」披露後のMCで、宇佐美が「私へのラブを話してください!」と問いかけると、メンバーは「ベルハーで一番顔が小さいと思う!」「困ったとき、いつも助けてくれてありがとう!」「すーき!」など各自思いの丈を打ち明けた。このMC開始時にステージに上がった“ビッグウェーブ担当”スタッフ、BUTCHは彼女たちの様子を見守りつつ、「もうガンガン行きましょう! もえちいいか! ベルハーいいか! オタちゃんいいか!」とアジテートした。

ビデオレター上映中の様子。スクリーンの人物は仲野珠梨。(撮影:林晋介)

ビデオレター上映中の様子。スクリーンの人物は仲野珠梨。(撮影:林晋介)[拡大]

「Manic Panic」「The Victim」「ROOM 24-7」など最新アルバム「BEYOND」収録曲が次々披露される中、「rainy dance」では冒頭で観客のテンションが急上昇。客席のあちこちでリフトが行われたり、何人ものオーディエンスが最前列に向かってダイブしたりと、会場は異様な熱気に包まれた。また「WIDE MIND」ではカイと甘楽が宇佐美を担ぎ、息ぴったりのコンビネーションを披露。「Tech Tech Walk」でメンバーは宇佐美を先頭にして客席に降り、観客が手で作ったトンネルをくぐりながら会場を練り歩いていく。一回りするとステージ中央に酒樽が用意され、宇佐美による鏡開きも行われた。彼女が「日本酒だー!」「飲んでもいい?」と興味津々な様子を見せる最中、ステージにはスクリーンが用意され映像の上映が開始される。有志によって用意されたこの映像はビデオレターとなっており、元メンバーの美月柚香、仲野珠梨、藤城アンナ、TIRAのほか、宇佐美とかねてから交流のあったNegiccoのKaedeが誕生日とグループ卒業を温かく祝福した。

「NAN STATION」のスタッフにお礼を言う宇佐美萌。(撮影:林晋介)

「NAN STATION」のスタッフにお礼を言う宇佐美萌。(撮影:林晋介)[拡大]

抱き合う宇佐美萌とTIRA。(撮影:林晋介)

抱き合う宇佐美萌とTIRA。(撮影:林晋介)[拡大]

また会場には、宇佐美のお気に入りのカレー店「NAN STATION」のスタッフが駆けつけ、ナンとカレーをプレゼントした。宇佐美は「ほんとに店員さんじゃないですか!」「ナマステー!」と興奮気味に語り、ハッピーバースデーのコールを受けながらナンに舌鼓を打った。さらにスペシャルゲストとして、ビデオコメントに参加したTIRAも登場。ステージに上がるとすぐに宇佐美に抱きつき、久々の再会をともに喜んだ。そして「D.S.P ~だいすぴッ~」「夏のアッチェレランド」といった初期の楽曲、アップテンポなナンバー「Revelry!!!」「asthma」で会場の盛り上がりもピークに。興奮さめやらぬ中、メンバーの「BELLRING少女ハートでした!」というおなじみの挨拶で本編は終了した。

「サーカス&恋愛相談」で宇佐美萌の生誕パネルを掲げるファン。(撮影:林晋介)

「サーカス&恋愛相談」で宇佐美萌の生誕パネルを掲げるファン。(撮影:林晋介)[拡大]

生誕パネルをバックに記念撮影を行うBELLRING少女ハート。(撮影:林晋介)

生誕パネルをバックに記念撮影を行うBELLRING少女ハート。(撮影:林晋介)[拡大]

アンコールに入り「the Edge of Goodbye」ではファンが手作りの移動台を運んでくるものの、宇佐美は怖がり、乗ったあともしゃがみ込んでしまう。ステージに戻る際に彼女は「怖かったー……ごめーん」「あとでもっかい乗らせてー」と腰砕けな様子で語り、ファンの笑いを誘った。そしてこの日のラストナンバーとなった「bedhead」を観客と一緒に大合唱しフィニッシュ。宇佐美はファンから花束とフォトアルバムをもらい、「えーっと……あー難しい!」と悩みつつ、「“0201”でまた私のことを思い出してください! 道で会ったら声かけてください! 今まで、ありがとうございましたー!」と満面の笑みを浮かべコメント。たくさんの拍手と「もえち」コールに包まれ、彼女はBELLRING少女ハートでの活動に終止符を打った。

ファンが用意した花束とフォトアルバムを手にする宇佐美萌。(写真提供:AqbiRec)

ファンが用意した花束とフォトアルバムを手にする宇佐美萌。(写真提供:AqbiRec)[拡大]

全公演を終え、ファンに礼をする宇佐美萌。(写真提供:AqbiRec)

全公演を終え、ファンに礼をする宇佐美萌。(写真提供:AqbiRec)[拡大]

BELLRING少女ハート「もえち卒業ライブvol.3」
2016年2月1日 WWW セットリスト

01. Pleasure ~秘密の言葉~
02. low tide
03. Crimson Horizon
04. チャッピー
05. yOUらり
06. World World World
07. c.a.n.d.y.
08. GIGABITE
09. Shout!!!
10. get rid of the Chopper
11. すなっちゃん・なっぽー
12. ボクらのWednesday
13. クロノスの鎌
14. Manic Panic
15. The Victim
16. Karma
17. ROOM 24-7
18. Starlight Sorrow
19. ホーネット'98
20. アイスクリーム
21. 憂鬱のグロリア
22. BEYOND
23. いんざれいん、いんざだあく
24. rainy dance
25. WIDE MIND
26. Tech Tech Walk
27. D.S.P ~だいすぴッ~
28. 夏のアッチェレランド
29. Revelry!!!
30. asthma
<アンコール>
31. 或いはドライブミュージック
32. サーカス&恋愛相談
33. the Edge of Goodbye
34. bedhead

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ビッグウェーブおじさん @SUPERSTAR_BUTCH

パワーハグ。dude
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