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駕籠で来た!レキシ、国技館で全力ワンマン「今日は4倍動かないといけない」

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レキシ(撮影:田中聖太郎)

レキシ(撮影:田中聖太郎)

レキシが昨日12月16日に東京・両国国技館にて全国ツアー「レキシツアー IKEMAX THEATER」の東京公演を行った。

1月11日に実施される沖縄公演まで、全国で11公演が開催される今回のツアー。この日の会場である両国国技館の入り口には「レキシさん江 紫式部」「レキシさん江 聖徳太子」「レキシさん江 ザビエル」と、そうそうたる歴史上の人物からレキシへ贈られたのぼりが立ち並び、来場者の期待感を煽った。開演時刻を少し過ぎた頃におなじみのほら貝の音色が舞台の幕開けを告げると、向正面の通路の奥から駕籠を担いだ4人の男衆が現れ、国技館の中央に設けられたステージへ。彼らが舞台上に置いた駕籠にスポットライトが当たると中からレキシが勢いよく登場し、彼は「国技館、行くよー!」と元気に叫んだ。

冒頭からエンジン全開のパフォーマンスを展開するレキシは「姫君Shake!」で「もっともっと!」と観客に手拍子を求める。ステージを囲む四方の客席をくまなく煽ろうとする彼は「忙しい! 今日は忙しい!」と漏らしながら舞台上を駆け巡った。ステージの上方では特大のミラーボールが回転し、無数の光がクラップしながら笑顔でリズムに乗る観客を照らし出す。この曲を歌い終えたレキシは「(客席が)4方向はヤバい。今日は普段の4倍動かないといけないことに、いま気が付いた!」と口にし、「大丈夫? 升席のお客さん、知らない人同士でギクシャクしてない?(笑)」と客席をイジって笑いを誘った。

「IKEMAX THEATER」のタイトル通り、映画をコンセプトにしたステージが展開される今回のライブ。レキシは随所に映画の名作へのオマージュを込めたパフォーマンスを散りばめて観客を楽しませる。また、このツアーより新たにバンドメンバーに参加した貝塚太郎(Piano, Cho / 磯貝サイモン)はレキシの出すちょっかいに笑顔で耐えながら鍵盤を叩き、ときにレキシと力強いハーモニーを響かせて客席を沸かせた。新曲「SHIKIBU」では、袴の上に簡易型の十二単を羽織ったレキシが袖をはためかせながら気持ちよさそうにステージ上を舞う。「この曲の『Hey!』は、平安京の“平”だからね!?」という彼の呼びかけにオーディエンスは大きな「平!」の声で応え、レキシはTAKE島流し(Sax, Flute / 武嶋聡)の吹き鳴らす流麗なフルートの音色に乗せて「めぐりあひて……」と紫式部の歌を詠みあげた。

レキシはコンパクトなセットリストの1曲1曲に濃密なパフォーマンスを詰め込み、曲数を重ねるごとに会場の熱気を高めていく。「きらきら武士」ではレキシの「国技館! 今年の武士納め、いくよー! たくさん言って帰ってね!」という声に大きな「武士武士武士!」のコールが起きた。熱狂の中、3時間弱に及んだステージは終幕。レキシとバンドメンバーは「最後に国技館らしいことを」と、大相撲の土俵入りを再現するようにセンターステージで輪を作り、四方にくまなく手を振って舞台をあとにした。

レキシ「レキシツアー IKEMAX THEATER」 ※終了分は割愛

2015年12月21日(月)大阪府 オリックス劇場
2015年12月23日(水・祝)広島県 アステールプラザ 大ホール
2016年1月11日(月・祝)沖縄県 ミュージックタウン音市場

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