PiiiiiiiN×GEM、熱狂対バンでコラボは「We're GEM!」

PiiiiiiiNが11月24日に東京・新宿ReNYにて「夢への試練 3番勝負！」と銘打った対バンライブの第1戦を開催しGEMと熱狂的なライブを繰り広げた。

自分たちよりも各上のグループと対バンし、2016年1月3日に東京・赤坂BLITZで行われる単独ライブに向けてさらなるパワーアップを目指すPiiiiiiiN。GEM、ベイビーレイズJAPAN、ひめキュンフルーツ缶というライブ巧者の3組との対バンが決まり、彼女たちだけでなくファンも緊張感が高まる中、まずは初戦のGEMとの対バンが行われた。

ライブに先駆けて下光りこは「全国ツアーでは悔しい思いをしてまだまだ実力不足だということを思い知りました。赤坂BLITZでのワンマンは私たちの2周年のアニバーサリーライブです。でも今の私たちの力ではたくさんの方を楽しませることができないと思い、今回このような対バンライブの機会をいただきました。このライブで会場を盛り上げていきたいと思います！」と緊張で言葉に詰まりながらも心境を言葉にする。そしてステージにGEMを呼び込むと一気にオーディエンスのボルテージが上がり、会場は大歓声に包まれる。彼女たちの圧倒的なオーラと人気に少し気押されたような表情を見せつつもPiiiiiiiNは「GEMの皆さんのパフォーマンスを勉強させていただきます！」と述べ、会場の端で彼女たちのライブを熱い眼差しで観賞した。

オープニングSEとともに先攻のGEMがステージに姿を現し、キレのあるダンスで会場の熱気を上昇させていく。そして1曲目の「Star Shine Story」から徐々にギアを上げていくように楽曲を連投。「Do it Do it」「BFF」と鉄板曲を続けた10人は新曲「Baby, Love me!」で前半戦を終えた。後攻のPiiiiiiiNも負けじと「開園DASH」でオーディエンスを煽り勢いを見せ「ミライチズ」「きみ色のプリズム」でGEMファンをもヒートアップさせていく。そして最後は「ススメ！Glory Days!!」で会場全体でジャンプを行い、一体感を演出した。

前半戦が終わるとコラボコーナーに突入。ここではPiiiiiiiNがGEMの「We're GEM!」をGEMメンバーたちにレッスンしてもらう様子をオーディエンスに見せた。GEMのレベルの高いダンスに戸惑いながらもPiiiiiiiNは必死に食らいつき、レッスン後は2組総勢17人で同曲を披露した。歌唱後、GEMの村上来渚は「この曲でコラボをしたことがなかったからめっちゃ楽しかったです！」とコメント。対して下光も「初めてがPiiiiiiiNで光栄です！」と喜びを言葉にした。

後半戦ではGEMがさらにキレのあるパフォーマンスで会場を熱くさせる。「オネガイMoonlight」で10人は「We love PiiiiiiiN!」とコールを行い会場の端でステージを観ていたPiiiiiiiNへエールを送った。そして「Speed up」で難易度の高いダンスを見せつけた彼女たちは、キラーチューン「Do You Believe?」で会場全体を1つにまとめ上げ、疾走感のあるラストナンバー「Can't Stop Loving」を歌い上げてPiiiiiiiNへバトンを渡した。

GEMが作り上げた熱気の渦へと足を踏み入れたPiiiiiiiNは、しっかりと前を向きながら「BRING IT ON!」を力強く熱唱。そして松隈ケンタ楽曲提供のバラード曲「てれちゃうね。」で一拍置いたのち、下光の感情が溢れだすロックナンバー「絶対NEVER DIE」を投下し会場の空気を一変させた。ラストは「Ready Go for it!!～いつでも心にI Love Meを～」の歌唱中にGEMも合流し、一緒に同曲を歌い上げてライブを締めくくった。

歌唱後、GEMの金澤有希は「楽しい時間が過ごせて本当によかったです。一緒に『We're GEM！』ができたのもうれしかったです。何よりすごくいい匂いがしました（笑）。私たちもこれからがんばっていきます！」と感想を語った。村上も「今度は私たちがPiiiiiiiNさんの曲をカバーしたい！ また一緒にやりましょう！」と述べた。

ここで下光より5週連続で新曲をお披露目することがアナウンスされる。12月2日の次回3番勝負第2戦を皮切りに12月10日の定期公演、12月14日の3番勝負第3戦、12月24日の定期公演、そして2016年1月3日の赤坂BLITZ単独公演でPiiiiiiiNの新たな楽曲が初披露される。最後に下光は「私たち自身も今日はすごく勉強させていただきました。この機会を絶対に無駄にせずこれからもがんばっていきます！」と意気込みを語り、対バンライブ初戦を終えた。